鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

〇と□が織りなす「大人の食卓」のカタチ 間もなく展観いたします。

2013-10-03 21:09:15 | 陶芸
時のうつろいとはまさに正直なもので、あの鬼のような暑い日々は今は昔…。作陶の折にも額に汗することはめっきり少なくなり、また、夕刻ともなれば夜のトバリが降りてくる時間も急速に早まってきました。

ふと気がつけば、神無月。世の中の神様はみ~んな出雲の地に赴いてしまうのですね。ひるがえってこの日常に暮らすワタシ達を小田和正さん流になぞれば、「さりげなく…」「ありふれた…」、そして「かけがえのない」大事な時間が営々と続く、のかな…。

本格的に深まりつつある秋の気配を感じつつ、ワタシの生業たる陶芸、ならびに個展の準備もおおむね「着々と進展」、そしてある部分においては「遅々として進まず…」といった状況です。

たとえばつい先ごろ、いろいろと新しい趣向を凝らした作品が、ほぼ思いのとおり焼き上がり

ホッと胸を撫でおろしたり…。

そして、つい先日の夕刻にようやく下絵つけを終えた作品の仕上がり具合にあらためて目を凝らし

焼き上がったあかつきの出来栄えに思いをはせ…。

いわゆる、「侘び寂び」のテイスト溢れるうわぐすりをまとった素焼きの作品の窯入れ前、

「どうか、ほどほどに枯れ、それなりに華やぎの香りの仕上がりを」と祈りつつ…。

最後の最後まで、そこそこに建設的な「悪あがき」が続きます。


この先、開期まであとわずか2日ほどになったところですが、個展へ向けての「MUST」な事柄は満載の状況でもあります。はたして、個展が首尾よく開催に間に合うかどうか、我ながら「興味津々」…。

さてさて、このたび鎌倉ケーブルテレビさんから取材を受けたことは、当ブログにてお伝えいたしておりました。いやはや、「人の世」とはまことに素晴らしいもので、市内や東京、横浜方面にお住まいの方々からは「画面をとおして工房の雰囲気がとても良く伝わってきました」との、お誉めのお言葉を数多くいただきました。

それとともに、関東地域以外に住む友人知人達からも「おう、個展の情報が鎌倉のケーブルテレビで放映されているらしいね。でも、どうやったら観れるの?」との問い合わせを多々いただきました。

それらのやり取りのなかで「よくわからないけど、マキロウのブログからリンクして観ることは出来ないの?」という建設的な提案も。そして「それは名案…」ということで、超アナログなスキルを馳駆ししながら、どうにかこうにかこちらから、鎌倉ケーブルテレビさんでのオンエアの模様をアップさせていただきました。

それにつけても、映像に移ったワタシの姿には我ながらビックリ!? とってもスリム、というか、とっても痩せて見えます。ウチの同居人さんは「これじゃあ、ワタシがアナタに食事をなんにも作ってあげていないように思われちゃうかも…」と、二ガ笑いの態でもありました。

いえいえ、ワタシ自身、しっかり食べて、しっかり飲んでいるのですが、カラダがちっとも成長しません…。

ともあれ明後日から、この地にて四度目の個展の幕開けです。



お時間がありましたら、秋の鎌倉散策かたがたお立ち寄りいただければ幸いです。皆さまのお越しを心よりお待ちしています。
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