鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

「パンドラの箱が開く」状況を憂いつつ、仙台育英 「白河の関」を超える快挙に拍手喝采

2022-08-23 22:19:38 | 日記

今回は、高校野球のお話しに終始いたします…。

日本古来から伝わる二十四節気になぞらえば、本日8月23日は「暑さが収まる頃」にあたる「処暑」ということになります。時あたかも昨日、私がこよなく愛する夏の高校野球・甲子園の夏がその幕を閉じました。この先、この週末にオンエアされる「山下達郎サンディソングリクエスト、達郎・マリア納涼夫婦放談」をもってして、私の夏も終わりをつげます。毎年のこととは言えながら、夏の終わりは何とも物悲しいかぎりです…。

それにつけてもこの夏の甲子園大会にて、100余年の歴史の中ではじめて東北各県代表として全国制覇した仙台育英高校野球部の栄誉は高校野球史にとても大きな記憶として永遠に記されることでしょう。

私自身、かつてスポーツマスコミの世界に身を置いていたこともあり、仙台育英の優勝を伝えるスポーツ紙をやたらめったら買いあさり、その中でも目についたのが 第Ⅰ面と最終面ブチ抜きで「仙台育英優勝」をぶち上げる日刊スポーツと、「白河の関」越え…を控えめに伝えるサンスポ。

蛇足ながら、日刊スポーツ紙の右下隅の広告に記された「老化は足から。」のお言葉、なんとも身につまされます、トホホ…。

これまでの甲子園大会において、東北地方の代表校は一度も優勝していませんでした。その垣根の高さを例える言葉として、東北に入る関所を示す「白河の関」というワードがしきりに引用されてきていました。

今回の栄誉に際し、地元ではどのように伝えたのかと思い、宮城県の有力紙「河北新報」を紐解くと、まずは優勝決定の時とともに「号外」にて


続いて本日の朝刊を並べてみると

一夜明け、見出しにはじめて「白河の関」というワードが掲載されています。

かねてより「そう遠くないうちに東北の高校が甲子園優勝を成し遂げる」と思っていました。そしてその可能性があるのは、仙台育英高校か東北高校…」と思っていました。

ふり返れば1989年の夏の甲子園決勝、仙台育英は東京の帝京と闘い、延長の末に惜しくも敗れて優勝旗が白河の関を越えられませんでした。この時、私は大越基投手がエース投手として活躍した仙台育英の決勝戦を甲子園の記者席で見つめていました。試合前から球場全体が「仙台育英に勝利を…」という雰囲気で、記者席でも「今回は仙台育英が勝つと記事が盛り上がる…」という感覚に満ちていました。

あれから20余年。これまではるか昔の秋田二中、磐城、三沢、そして近いところでは仙台育英、東北、花巻東、光星学院、そして金足農が挑んでも跳ね返されてきた全国制覇を成し遂げた今回の仙台育英の栄誉は、高校野球史に新たなる扉を開いたエポックといっても過言ではないでしょう。

その上で今回の仙台育英高校野球部の優勝という甲子園史上歴史的快挙も、テレビ等での伝われ方においては、コロナ感染の更なる増恐、はたまた統一教会問題やウクライナ情勢等、いわゆる「パンドラの箱が開く」混沌とした状況の中、幾分かすんでしまっています。

ことほど左様になんともすっきりしない世情をふり返りつつ、とどのつまりは身のまわりの気心の知れた親しき人達とのつながりを大切に つつがなく日々を暮らせれば…、との想いを新たにした「処暑」の一日でもありました。

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フランス・パリから中村江里子さんが寄せてくれた鎌倉スパイスの食卓、ピリリとエスプリ効いてます…

2022-08-02 20:52:00 | 日記

昨日アップした当ブログにて、マスメディアにお世話になった夏の思い出とともに、「家事ヤロウ!!!」という人気番組について記述しました。あらためて振り返ってみると、収録にあたっていただいたスタッフ、そして楽しくお相手してくれたデビッド伊東さんや中村江里子さんはじめ多くのスターさん達とふれ合ったひと時がとても貴重な思い出になっていることをあらためて感じ入りました。

そのブログの最後で「家事ヤロウ!!!」に掛けて「そして私も、もっと『家事ヤロウ!?』という感じでオチをつけてみました。今朝がたブログを読んでいた同居人さんは「この最後の『家事ヤロウ!?』に座布団1枚…、と珍しく褒めてくれました。

そして本日の午後7時、テレビ朝日系「家事ヤロウ!!!」が始まりました。


中村江里子さんのキッチンが紹介され

トリコロールカラ―のキッチンの美しさにあらためて、うっとり。

すみませんが、これから先は「家事ヤロウ!!!」の放映画面からの転写ゆえに、同じテイストの写真となりますがお許しください…。

さらに日本にお里帰りしたら


鎌倉スパイス

手に取って説明していただき、あらためてびっくり…。

成分まで紹介していただき


江里子さんのローストポークの出来上がり。


そして今、鎌倉スパイスをネット販売していただいている「にゃん太通販」さん、ならびに鎌倉市内にて販売していただいている店舗さん、そしてわが家にも数多くの注文が届いています。

鎌倉スパイスをブランディング、ならびにさまざまなカタチでコーディネイトしているウチの同居人から、今回ご用命いただきました皆さまに向けて、次のとおりのご挨拶の言葉を…

「このたびも鎌倉スパイスをご用命いただき、ありがとうございます。放映に際してスパイスをじゅうぶんにご用意いたしましたが、予想以上の反響とご注文をいただき、鎌倉スパイスが皆様のお手元にお届けできるまで、若干のお時間をいただく状況にあります。まことに申し訳ありませんが、鎌倉スパイス到着までお待ちいただきますようお願いいたします」

あらためまして、今回の「家事ヤロウ!!!」の放映、ならびに、皆様方からの数多くのご注文に心より御礼申し上げます。


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夏の思い出作りは、ノワールの後ろ姿とパリのキッチンから「家事ヤロウ!!!」?

2022-08-01 22:45:02 | 日記
本日から葉月・8月。例年ならばチビッ子たちは夏休み真っ只中のこの時期、プールに野球、そしてサッカーをはじめとするスポーツにいそしんだり、家族そろってレジャーを楽しんで、思いっきり夏の思い出を積み重ねる貴重な時に他なりません。されどかのコロナの何度目かの大流行と記録的な暑さが続いているためか、街なかにチビッ子たちの姿はあまり見かけません。ある意味、なんとなく悲しい思いにもかられます…。

それにつけても、暑い、熱い、圧い!?。お昼過ぎに愛車メガーヌで街に出かけたのですが、ダッシュボードの外気温計はなんと「40℃」を表示しています!。

これまでたしか「38℃」は記憶にあるのですが、この「40℃」は、まさに未体験ゾーン。メガーヌのエアコン冷房機能は通常でも冷え具合が弱いのですが、空調ダクトから吹き出されるエアーはいつまで経っても温い冷風…です、トホホ。

このような具合に、この数日間は地獄的な暑さが続いています。わが家では私と同居人さん、そして黒猫ノワールの就寝時間がまったくバラバラなので、寝る部屋は同居人さんは2 F の寝室、ノワールはリビングや2F、そして私は屋根裏のロフト?というスタイルが定着しています。屋根裏のロフトというと暑そうですが、窓を開けていると思いのほか涼しく、ノワールも毎朝5時頃になると屋根裏にやって来て窓越しに入って来る風の香りを全身に浴びています。

さながらノワールも、朝露と蝉の声につつまれて夏の思い出日々重ね…。

今年に限ってはこの暑さこそが、ひと夏の記憶の証しということになるのでしょう。そしてここ数年は毎年さまざまなカタチでマスメディアにて紹介していただいてきたことが思い出深い出来事として心に残っています。

たとえば昨年の夏はBS-TBS「ねこ自慢」鎌倉編に。

主役はノワールのはずだったのですが、視聴した友人知人の皆さんからは「時にアナタが主役」という評も…。

そして一昨年はテレビ神奈川「あっぱれ神奈川大行進」鎌倉・佐助編、そしてその後の総集編の2回にわたり、お世話になりました。

デビッド伊東さんの実に巧みなナビゲートに感心しつつ、楽しい収録だったことも実に心に残る夏の思い出でした。

そのデビッドさんも今は番組を離れ、真鶴でラーメン店をメインにさまざまな展開をしているとか。私だけではなく多くの人が、デビッドさんに番組を続けて欲しかったと思っていることでしょう…。とてもチャーミングな笑顔をみせていた赤間アナも現在テレビ神奈川から新たなるステージに羽ばたいています。夏の思い出とはある意味、諸行無常の断片も…。

さらに時は遡って、コロナ前の2018年の夏、ウチの同居人さんの知り合い編集者さんとのご縁で、フランス・パリに住む中村江里子さんの暮らしぶりや数多くのお気に入りを紹介するスタイルブック「Saison d’ Eriko」の取材撮影がウチの工房で行なわれたことが夏のメモリアルでした。

誌面には私の姿もほんの少し…。

コロナ前ですので、マスクはしていません。1日も早く、マスク無き日々を…と、願わずにはいられません。

そして昨夜あたりからネットでは、中村江里子さんがパリの自宅キッチンでお料理する姿が「家事ヤロウ!!!」にてテレビ放映されることが紹介され、話題になっているようです。ご自身もインスタグラムにキッチンでの写真をアップされているようでした。

このトリコロールカラ―のキッチンは前にも雑誌に掲載されていて、「なるほど、トリコロールにコーディネイトされたキッチンは、いかにもパリ。日本には似合わないなぁ…」と、妙に感心した記憶があります。

明日2日、午後7時からのテレビ朝日系「家事ヤロウ!!!」観てみます。友人知人の多くが観ているようで、とても楽しい番組なのだとか。残念ながら、ウチの二人もノワールも、今まで観たことありませんでした…。

なにか、新しい発見があるかも。

そして私も、もっと「家事ヤロウ!?」

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