今年も残るところ、あと数時間となりました。ふり返ればそれなりに良い出来事や楽しい思い出、そして幾分かの困ったなぁ…という思いもしましたが、とにもかくにも大晦日を迎えることが出来ました。
朝、目覚めた時から「今日は寒いなぁ…」と感じていたのですが、郵便受けに朝刊を取りに行った際、空からひらひらと真っ白い雪が。
愛車メガーヌの屋根に降り注いだと思ったらすぐに風に流され、はたまた追うように屋根に舞い降りてくる雪の様子は、さながら今年一年の間に身のまわりに繰り広げられたさまざまな出来事を反芻させられているような気にも…。
お昼過ぎに海沿いの国道を走行していた際、フロントガラスの向こうには真冬の鉛色の雲の間にくっきりと青空が姿を見せていました。
きっと来年は、あの雲間の青空のように明るい日々が待っているとの予感が…と言いたいところなのですが、そこまでのすぐれた直観力は身についていません。せめても、明るく考える気持ちに関してだけは、自信があります。
工房には、ウチの同居人さんが手がけたお正月のお飾りが。
この暮れの鎌倉では、玄関先にお手製と思われるお飾りをあしらうのがなんとなくトレンドとなっているようです。
そしてリビングの奥では、早くも「寝正月」を決め込む黒いヤツ…⁉
朔日の大晦日イブにウチの同居人さんから「ノワ―ルに温かいお布団を買ってきてあげてください」と催促されて、「たしか、ノワは派手な色合いのグッズは苦手だったよなぁ」と思いながら当てずっぽうで選んだ布団が珍しくも大正解。すっかり気に入ったようで、大晦日のせわしい最中にもかかわらず、爆睡の限りを尽くしています。特段のネコ好きというワケではないワタシですが、こんな時には「ネコッて可愛いかも…」
と言う感じて、ほんの少しの間だけでもほっこりした気持ちを感じながらも、大晦日とはじつに困ったことに、大掃除や買い物の他にもMUSTな事柄が次々に湧き上がってきます。
そして大急ぎの物資調達ドライブで渋滞回避の鎌倉山走行中、「もう、いいや。年明けにしよう…」と意を決した時、ふと西の空を見ると 江ノ島の向こうに今年最後の夕焼けが…
大晦日の今宵、なんだかとても良い夢を見ることが出来そうな気が…。
皆さま方におかれましては、今年もいろいろありがとうございました。
そして、来年もよろしくお願いいたします。