それはつい先日のこと。ふと書店に立ち寄った折、私にとっての「永遠のスター」たるジョン・レノンを特集した「Pen」誌を見つけ、反射的に買い求めていました。
家に戻り早々にページをめくりつつ「ビートルズ当時の記述が少ないかなぁ…」などと感じながらも、いっきに特集を読破。「ジョン・レノンを語れ!」という表紙のメイン・キャッチにしたがってウチの同居人さんを相手に我がジョン・レノン論を遠慮気味に語ってはみたのですが、予想通りあの人のココロにはあまり響かず…。さにあらば とばかり、部屋の中にジョンのCDを流すと同居人は「この曲、いい感じ…」といった具合にココロも会話も徐々にかみ合い始めます。やっぱり、ジョン・レノンは「語るよりも聴け!?」ということなのでしょうか…。
それにつけても、1980年にジョンが住んでいたニューヨーク・マンハッタンのダコタ・ハウス前で射殺されてから今年でちょうど40年。生きていれば、なんと80歳になるのだとか。あらためて、ジョン没後に起こったベルリンの壁崩壊やユーゴ内紛、そしてNY9.11を経て現在の混沌たる世界情勢において、ジョンが生きていたらどのようなメッセージを発してくれたのか…と惜しまずにはいられないような気もします…。
そしてジョンの生誕80年に思いをはせつつ、我が身を振り返るとつい先ごろ60数回目の誕生日を迎えていました。おりしも同じ頃にバースデイを迎えた知り合いのチャーミングなお嬢さんとともに祝っていただき
そして、バレンタインにいただいたチョコと
お贈りいただいたレディに感謝しつつ、2月如月もはや半ば。
工房には裏庭に咲き誇る椿を拙作の花器に…。
窓に滴る雨の雫も気のせいか春の気配を感じさせてくれます。
日を変えて陽射しが存分に注ぐ時、椿の紅色の花はよりいっそう春へ向けての華やぐ気持ちを伝えてくれます。
そしてこの時期、ウチの工房とカフェ チー坊ノワールでは、春の陽射しが奥へ奥へと射し込むようになってきています。
窓から斜めに降り注ぐ一筋の陽射しは、さながら春へ向けての道しるべ…。
時あたかも今、ウチの工房に併設するカフェ チー坊ノワールでは「小さなキリム展」を開催しています。
キリム絨毯を加工製縫したクッションの手触りと座り心地は、実際に手に取ってみれば「納得」していただけるものと思います。
ワタシの陶芸教室、ならびに併設のカフェ チー坊ノワールにお越しのお客様の間でも今回の「小さなキリム展」は好評を博しています。
お時間ありましたら、春の気配あふれる鎌倉の街の散策ともども、ウチの工房にて開催中の「小さなキリム展」にお立ち寄りいただければ幸いです。
皆様のお越しを心よりお待ちしています。