梅雨も明け連日、厳しい暑さが続いています。かつては「夏、大好き!」で暑さをものともせず、むしろエアコンが苦手な体質でした。しかしながら今から5年前の夏に熱中症で2回もダウンして以来、夏の暑さに対してやたらに神経質になってしまいました。それでも今年は昨年までの夏と比べてみると、暑熱順化が上手く出来たようで暑さに対処できるようになってきたように感じます。
とはいうものの、油断は禁物。水分を適宜に摂ることはもちろん、食事面では栄養価の高いメニューを女房殿に作ってもらいつつ、自らも
をはじめ、冷たくさっぱりとした料理を作って暑さと闘う日々を過ごしています。
そしてお客様にお出ししているお菓子の中でもっとも評判の良かったのが、虎屋さんのこのお菓子。
ほのかな透明感と清涼感溢れるお菓子を前に、皆さん一様に「うわぁ、涼しげ…」と口ずさみながら、しばし眺めているようでした。
おりしもつい先日、学校の夏休みがスタートし、さらに22日は二十四節気の第12で、夏の暑さが本格的になる頃という「大暑」を迎えました。学校で学んでいた当時の夏休みを思い出しながら、7月某日からの「夏休め!? 絵日記風備忘録」をまとめてみました。
中旬の土曜日。今から半年前に横浜で挙式した女性会員さん夫妻に誘われて、葉山に佇むかつて一世を風靡したあのお店で
ランチのひと時を過ごしました。ふりかえってみると、陶芸教室ばかりの週末にウチの二人で揃って出かけるのはひさしぶりです。
ドアには今から47年前の1977(昭和52)年にオープンしたことが記されています。
ワタシがこの店にはじめて来たのは今から40年以上前の1980年頃でしょうか。まだ20代で東京からクルマではるばるやって来ていたことを思い出し、今はすぐ近くで暮らしていることが何とも不思議な感覚です。当時は東京大好き人間で、このあたりに住むとは想像だにしていませんでした。
4人それぞれにランチを選び、ワタシがチョイスしたのは、穴子と夏野菜のパスタランチ。
これが期待以上の美味しさで、みんなもそれぞれ選んだランチに満足げな表情を浮かべていました。お値段もリーズナブルで、この夏のうちに是非とももう一度…。
新婚の女性会員さんカップルとともに「場所を移してお茶を…」ということで、向かった先は葉山から南方向にクルマで約30分ほどの三浦市初声(はっせ)にあるリバイバルカフェ。
かつて、ワタシが住む佐助の街のお店仲間「ブンブン紅茶店」さんのマスター・小木曽さんに連れられて訪れて以来、何度か立ち寄っているお気に入りのお店です。クルマ好き「ブンブン」の小木曽さんと同じようにクルマを愛する人たちがそれぞれの愛車を駆って集まってきます。ポルシェやメルセデスといったクルマといにしえ感いっぱいの蔵のお店が織り成す風情は、来るたびにワクワクします。
店内もクルマのグッズや書籍、雑誌でいっぱい。
ワタシが大好きなトヨタ2000GTの写真も飾られています。
お店の帰り際、カフェに来ていたお客様達から「メガーヌのワゴンに乗ってるんですね。今、ほとんど見かけませんよね。いつまでも乗り続けてくださいね…」と声をかけられました。佐助の街の人達からも「あのメガネ? 乗り続けてね」と言われているので、乗り続けます。そのために、昨年の秋以来、莫大な修理代をかけて修理の日々を過ごしてきました、トホホ…。
新婚の女性会員さんカップルとの楽しい週末を過ごした翌日、海の向こうのアメリカ合衆国では、かのトランプ氏が銃撃されて「奇跡の1センチ…」
銃撃されながらも星条旗をバックに拳を掲げるトランプ氏の姿を捉えたこの写真は、ある意味、良くも悪くも現在のアメリカの全てを現わしているようです。バイデン大統領が次期大統領選挙で民主党代表を辞退し、混沌とした状況は続いていますが、「もしトラ」はさらに現実のものとなりそうな気配で、なんだかなぁ…。
この数日後、テキサス州アーリントンでメジャーリーグのオールスター・ゲームが開催されました。大統領候補が銃撃されても、メジャーリーグの大イベントは当たり前のように挙行されます。アメリカという国は「不屈」というか、「ノー天気」と評すべきか、なんとも奥が深い!?ドジャースの大谷選手がホームランを放ち
メジャーリーグのオールスター・ゲーム史上はじめて「勝利投手と本塁打」を記録したプレーヤーとなりました。大谷選手、これまたメジャーはじめての出来事、まったく訳が分かりません…。
スポーツ面においては、時をほぼ同じくしてサッカーEURO2024ドイツ大会決勝が行われ、ウチの黒猫ノワールがキックオフの午前4時間際に起こしに来てくれて、その後、とっとと2階に姿を消し
いささか寝ぼけながら観始めた決勝戦はスペインが4度目のヨーロッパ王座。
大会後、さまざまな方面から「今大会は退屈だった…」との声も伝わってきています。しかしながらワタシにとっては、ノワールに起こされながら早朝のサッカー観戦に明け暮れた日々はまさに充実の1カ月。間もなくパリ五輪が開幕しますが、今度はサッカー日本五輪チームに目が離せません。
7月も後半を過ぎた先週半ば、地元ではかのコロナ禍以来5年ぶりの鎌倉花火大会が開催されました。我が家の庭先からも
そこそこに花火を観賞できます。
そして花火大会終了後、鎌倉駅周辺は横須賀線で家路につく人達でごった返していましたが、駅からほんの200mほどの市役所前の人通りはまさに数えるほど。
普段でも、鎌倉散策でごった返している街は午後5時前にはまさに潮が引いたように静まり返ります。なんとも不思議な街です。
そして「大暑」の昨日、ウチの二人の常備薬「ういらう」が底をついてしまったので、急遽、小田原にあるお城のようなお店に向かいました。
自宅から小田原へ向かう往復の道は、国道134号線と西湘バイパス。
テレビ神奈川「クルマでいこう」ではこの西湘バイパスでクルマの試乗レポートを放映しています。したがって愛車メガーヌを駆って西湘バイパス通るたびに番組MCと試乗レポートを担当している岡崎五朗氏になったような気分になります、ホントに単純です。
とにもかくにも、7月半ばの10日間が怒涛のように過ぎ、これからも危険な暑さの日々が続きそうな気配です。豪華な国内旅行や海外の旅とは甚だ無縁ですが、陶芸とそれなりに楽しい街なかコンテンツにお呼ばれしながらの夏の日が過ぎて行きそうな今日この頃…。