古くから「暑さ寒さも彼岸まで」と言われていますが、初夏以来続いていた危険すぎるほど暑い日々もお彼岸を境に、秋の気配を感じられるようになってきました。そしてお彼岸といえば、真っ先に思い浮かぶのはお墓参り…。ワタシも同居人も、それぞれの実家のお墓参りは欠かさないようにしています。時としてお墓に向かえないときには、しっかりとお墓のほうに向けて手をあわせて心ばかりのご先祖供養としています。
前回のブログにて、暑さ収まらぬ8月末にワタシの家のルーツの地である福島県会津の示現寺にお墓参りしてきたことをアップしました。
この会津の示現寺は、わが家から350キロほど距離があるので、お彼岸ではなく年に一度 夏の時期に詣でています。
今年のお墓参りに際しては、その帰り道に新潟まで足を延ばして、大学時代の友人宅を訪ねてみました。新潟にも立ち寄るきっかけは、この大学時代からの友人夫妻が8月半ばにわが家に来た時に「今度は新潟にも来てよ」と誘われ、その言葉に甘えて? 約2週間後の速攻訪問となった次第です。
「今年のお墓参りに際しては、その帰り道に新潟まで足を延ばして」とはいうものの、会津から鎌倉への帰り道と新潟方面は全くの逆方向。会津でお墓詣りを済ませて一泊し、翌朝 新潟・胎内市の友人宅に向かい、再会を果たした後に鎌倉に取って返す少しばかり弾丸ツアー気味のドライブです。
お墓参りツアー2日目。会津の宿から進路を西に取り、磐越自動車道と一般道経由で車窓に広がる新発田市の田園風景を楽しみながら、アッという間に? 胎内市の友人宅へ。
なんとも堂々たる風情のお宅です…。
家の中は、お宝がいっぱい!?
そして天井を上手い具合に取り払って解放感いっぱいの空間を構築し
古い家ながらも、とても居心地の良いスペースとなっています。
新潟ということで、とびきり美味しい鮭をメインにしたお昼ご飯をいただき
友人夫妻と記念の一枚。
スマホのシャッターをパシャっと押す同居人の「はい、それでは一枚!」という言葉も弾んでいました。
鎌倉への帰り際、友人宅から見える越後の山の上に広がる夏空には、お月様がうっすらと輝いていました。
そして、鎌倉に戻る間際に「夏の思い出」のワンシーン。
ふり返れば、今から45年くらい前、この友人とともに大学の授業後に湘南の海でサーフィンしたり、渋谷のセンター街あたりで合コンしたり、なんとも自由気ままな数年間でした。大学時代、彼は顔立ちもヘアスタイルも当時人気を博していたロックバンド「ツイスト」のボーカル・世良公則さんにどことなく似ていて、なかなかのモテ男でした。あぁ、それが今では…という思いも無いではありませんが、この歳になれば、元気が一番。とりあえず、お互いの生存確認を果たし、ちょっぴり甘酸っぱい大学時代の思い出とともに家路へ。
この2日間でメガーヌとともに走った距離は
一日あたり500キロほどでは、メガーヌもワタシもまだまだ余力たっぷりです、エヘン!
大好きな夏は終わってしまいましたが、秋もまた楽しい日々の予感が…。
友よ、そして奥さん、ありがとう!