鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

カフェ開設一週間、お越しいただきありがとうございます。そして夏の終わりは「こまめ寄席」

2018-08-26 08:46:52 | 日記

今からちょうど一週間前の日曜日、ウチの工房にカフェ チー坊ノワールをオープンして以来、友人知人の方々が徒然に足を運んでくれています。

カフェ開設のお知らせはワタシのブログだけという感じのユルユルのスタートですが、お越しいただく方々から「おめでとう!」の言葉をいただき、あらためて「皆さんに喜んでいただけるお店にしていきたい…」との思いを新たにする今日この頃です。

昨日はカフェのオープン以来初の週末ではありますが、ほんの少しだけ早終いさせていただき、夕暮れ前の佐助の街をポツリポツリと歩を進め、ふと南西の空に目を向けると、夏の名残りを伝える強い陽射しの中にノンビリとした風情で浮かぶ白い雲がどことなく秋の気配を漂わせているようにも思えます。


「今はもう、秋…!?」などとちょっぴり感傷に浸りつつ、2分ほど歩いて向かった先は、毎年 夏の終わりの恒例 ご近所のお店仲間「甘味処 こまめ」で開催される「こまめ寄席」。

店長のかえさんの開催挨拶によれば「おかげさまで、こまめ寄席も今年で10回目…」なのだとか。なるほど、10回目ともなると寄席に集まる方々も友人知人や見覚えのある方々がそこにもあそこにも…。皆さんはともに「こまめ寄席」のお定まり・三遊亭遊吉師匠の高座を心待ちにしています。

そして、夏の夕闇迫る頃、静々と「こまめ寄席」の幕が開き、一席目は質屋を主題に菅原道真も登場する「質屋蔵」。

噺の中には帯と着物も出てくるだけに、遊吉師匠の濃紺の着物がひときわ凛々しく映えています。

中入り後、二題目は人形選びから始まって神宮皇后や太閤・豊臣秀吉まで登場する「人形買い」。

遊吉師匠の熱演はもちろん、羽織っていた着物がこれまた素敵でした。

寄席が跳ね、恒例のプレゼントタイム。

老いも若きも歳を忘れ、じゃんけんポンで噺家さんの手拭いや お得感いっぱいの「こまめ賞」獲得を競い合います。

「こまめ寄席」の打ち上げにもそっとお呼ばれして、師匠とともに落語の話をチョコッと、そしてお互いの連れ合いに対する愚痴をチビチビ語りながらグラスを重ねます。

以前にもこのブログにて記述していますが、遊吉師匠のすぐ隣に座る奥さんとワタシはともに今から約30年前にベースボール・マガジン社に籍を置いていました。そのような偶然もあり、こまめ寄席で会うたびに「いやあ、懐かしい。今回もよろしくお願いします」とほほ笑み合ってしまいます。

そして、こまめ寄席一同の記念ショット。

何故か、一番左端に紺色の浴衣を羽織った謎の人。それはたしか、ウチの同居人…。

浴衣が伝う名残る夏 時はほど鳴くツクツクボウシ






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明日19日、佐助Room114のside by sideにゆるゆるのカフェ チー坊ノワールがオープンします

2018-08-18 21:02:11 | 日記

この地に移り住み、陶芸工房 佐助Room114を開設して以来、10回目の夏が過ぎようとしています。教室を開講する間にも教室会員の多くの方々から「この場所をカフェに…」とちょっぴり我がまま!?な声を聴いてきました。そして陶芸教室区切りとなる10回目のこの夏、教室とともに、鎌倉スパイス、鎌倉紅茶、鎌倉黒珈琲のパイロットショップ「カフェ チー坊ノワール」をオープンすることといたしました。





鎌倉スパイスを使ったキーマカレー、鎌倉紅茶のチャイ、鎌倉黒珈琲のカフェオレにほぼ特化したメニューとともに、 チー坊ノワールオリジナルアイテムをご用意して皆さまのお越しをお待ちしています。




8月はプレオープン期間として

・明日19日(日)から31日(金)まで

・午前11時から午後4時頃まで

.オープンに際して、開店記念パーティー等は特にご用意しておりません。

・現時点で休日は未定…ですので、お越しいただく際にはご連絡頂けますと幸いです。

というカタチでゆる~く営業の予定です。

そして、9月中旬から正式に営業いたします。9月のオープンが近づきましたら、また、このブログその他にてお知らせさせていただきます。

鎌倉駅西口から徒歩約8分、佐助の里山にいだかれた陶芸工房 佐助Room114ともども、カフェ チー坊ノワールをよろしくお願いいたします。

路地の奥、目印はこの看板…です。


ウチの同居人、そしてワタシも皆様のお越しを心よりお待ちしています。
ご予約、お問い合わせは090-2226-7117まで、どうぞ。




























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今年も「あぁ、おまえは何をして来たのか…」と言問われる帰郷の時が来ました…

2018-08-11 20:44:17 | 日記

昨日の金曜日午後あたりからニュース番組では列車、空路、高速道路の「帰省ラッシュ」に関する混雑予想が流れ始めていました。そして暦の上では明後日の13日が「盆の入り」なのだそうですが、今日から世の中はほぼ「お盆モード」にどっぷりと浸かった感があります。ニュース番組でも、帰省する人たちで混雑するターミナル駅の様子を伝えていますが、ひるがえってここ鎌倉の人出はいつもの週末よりもやや控えめ?な印象です。

陶芸教室の合間に地元 佐助の街の最も賑わうスポットのひとつでもある銭洗弁財天に向かいましたが、いつもの週末ならば多くの人達で賑わう境内に通じる鳥居前も散策の人はまばら。

おかげで、鳥居前の風情をゆっくり撮影する機会に恵まれました。

鳥居からトンネルを抜けて境内に向かうと、こちらもいつもの週末よりもゆったりお参り出来る落ち着いた状況。

ゆっくりとお金を洗い清めて首尾よく財が築けるかはさておき、境内にはお盆を間際に控えたつかの間の静寂も漂っていました。

境内に構える七福茶屋さんのお姉さんは「明日の12日からは お盆モードでお客さんがたくさん来てくれると思います」と、キッパリ。思わず「その根拠は?」と言問うと、「過去からの経験よ…」と、答えにならない答えのようでもありますが、たぶん、お盆期間中は混雑の極みということになるのでしょう…。

時あたかも甲子園球場では夏の高校野球選手権大会の真っ最中。

こちらも「お盆モード」絶好調の中、球場内もそして日本全国をあげて高校球児のプレイの向こうに「ふるさと」への郷愁をあらたにすることとなります。

そして、「ふるさと」にまつわるもう一題…。

このたび、ウチの工房 佐助Room114陶芸教室の体験コースが「鎌倉市ふるさと寄付金制度返礼品」の中のアイテムとしてラインアップされました

鎌倉市ふるさと寄付金制度を活用した場合の「鎌倉市のすべてのお礼の品」の中に、ウチの工房の陶芸体験コースが紹介されています。詳しくはこちらから。


蛇足ながら、ウチの同居人さんがブランドアップした「チー坊ノワール」ブランドから売り出し中の鎌倉スパイスをはじめとする各アイテムを組み合わせたセットも、鎌倉市ふるさと寄付金返礼品としてラインアップしています。

その人なりの夏模様と帰郷の景色、ふるさとに寄せる想いもさまざまに…
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甲子園に負けじとばかりストックヤード製作に駆ける夏、暑すぎです…

2018-08-05 14:04:06 | 日記

毎日毎日、「記録」を越えて「永遠の記憶に残る」感じの暑過ぎる日々が続いています。とは言いつつも、異常なくらいの寒がりのワタシにとって、この夏の暑さは大歓迎! 朝から「今日も暑いね!」と顔をしかめながらも、全国各地の最高気温の動向を注視してワクワクする日々が続いています。

そして本日、子供の頃から熱い想いをいだいていた「夏の甲子園」が開幕しました。
今大会は100回目の記念大会ということでアニバーサリーのボールを手元に置いてニヤニヤほほ笑んでいたところ、居合わせたご近所の方々やウチの同居人さんが「またまた、そんなモノを探し求めちゃって…」と半ば呆れ顔のようでもあります。


おりしも一昨日、昨日はNHKテレビにて「夏の高校野球100回記念特番」が放映されていました。この時期、期間限定発売のサッポロ赤星旧ラベル缶とともに、一足先に「甲子園開幕」…。


思い返せば、甲子園の歴史に残る試合の数々からか自らの歩みもオーバーラップしてきます。たとえば
・中学2年生の時にテレビに釘付けになった松山商vs三沢戦
・高校3年時、同学年の作新学院・江川と銚子商の雨中の熱戦
・大学生時代、佐賀県有田町で陶芸を学んでいた時にビールグラスを握り締めながら固唾を飲んで注視した簑島vs星稜の延長18回のナイトゲーム
・桑田・清原を擁したPLの黄金時代、ワタシにとっても野球誌編集の立場から甲子園に関わることが出来た「黄金の日々」…
・今からちょうど20年前、高校野球史上最強とも言われる松坂大輔・横浜の奇跡の夏、ワタシも東京から神奈川に転居して開窯…

ふりかえってみると、高校3年生あたりからワタシの夏は甲子園とサッポロ赤星とともに歩んできたような気もします。

閑話休題。


先週のウイークエンドにご近所のお店仲間と開催した「鎌倉 佐助のさんぽ市」に際しましては多くの方々にお楽しみいただき、ありがとうございました。ウチの工房でも「さんぽ市特価 陶芸絵付け1500円」は今年も好評で、かくの如く力作が生み出されました。

この後、本焼きをして約2週間後には仕上がる予定です。

そして「さんぽ市」終了後のウチの工房ではちょっとした「断捨離」の様相を呈しています。こちらに移り住んできて10年を迎え、あらためて工房をリセット、そして作業性を高めるべく、裏庭に念願のストックヤード!というか物置を製作の真っ最中です。

とはいうものの、「災害級」ともいわれる猛暑の中での作業はまさに「地獄」…。手伝ってくれる友人との作業は30分続けては30分休むタイムスパンとなります。床を張り終え屋根の骨格もどうにか仕上がった3日前の夕刻、吹き来る夕風にはほのかに秋の気配も感じられました。


収納力と利便性、そして簡易に撤去できる構造を備え持つ物置の製作は、アタマとカラダを目いっぱい使うこととなり、思いのほか難工事となっています。現状は

のような感じ…。

猛暑の中、

甲子園の高校球児を見習って 佐助の中年窮事 痩せ我慢…
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