鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

「浴衣でワインの集い」を経て、いよいよ間もなく梅雨明け夏本番…

2019-07-23 21:14:21 | 日記



かつて6月から7月はじめにかけて鎌倉の街のいたるところであでやかな輝きを見せていたアジサイもようやく終わりの時を迎えました。わが家の裏庭に咲いていたアジサイの花も姿を消しましたが、一輪だけ「けなげに」そして「凛」と咲き続けています。


そしてわが家の玄関に向かうアプローチ脇の生垣となっているワイヤープランツも、記録的なジメジメ陽気による落葉の危機からもなんとか耐え、今では浅緑色の新芽に覆われてきました。


聞くところではそう遠くないうちに「梅雨明け」を迎えるようで、つくづく「明日の天気」が気になるこの頃…。

また、お天気から世情に目を向けると、「盛り上がりに欠ける」と言われた参議院選挙の週末を経て、あらためて「勝者も敗者もいないファジーな選挙…」の感があります。そのような中、政治信条的には不偏不党の立場のワタシの周辺では、中道リベラルから比較的左寄りの方々はもとより、右寄りの考えの人もが「れいわ が…」「山本太郎が…」と喧しい状況となっています。


このたびの選挙を経ておぼろげながら見えてきた「明日の日本」を巡る新たな対決の構図と「明日の天気」を気にしながら、ひさしぶりに思う存分浴びる陽光の温かさはまた格別。一刻も早い「梅雨明け」が望まれます。

そして梅雨が明けるといよいよ夏本番。鎌倉の海や街は東京や横浜方面からの海水浴客の若者で賑わいます。さらに夏といえば、涼しげな浴衣姿も鎌倉の街を彩る光景の一つ。このたび親しくお付き合いさせていただいている「京都伊と彦 鎌倉店」主催の「浴衣とワインの集い」に、ちょこっと参集させていただきました。

週末の夕刻、今回のイベントの舞台は鎌倉駅近くにある「STEREO」さん。「ワインが美味しい」と評判のお店です。イベントは「伊と彦」若女将・好江さんのご挨拶を合図にいきなりのワイン三昧の様相。

約30名の女性陣を中心にワタシも含め⒑名ほどの男性も連られるように!? 美味しいワインと御料理、そしておしゃべりに花を咲かせます。

ふり返れば今年の2月、北鎌倉の古民家レストランで「伊と彦」さん主催の「着物の集い」に参加させていただいた際、帰り際に伊と彦ご夫妻からお見送りを受けた時、「また、このような着物の集い、お願いしますね」と懇願したことがありましたっけ。

あの時の伊と彦ご夫妻の姿がとてもステキ…。

2月のイベントに際しては、厳冬期の古民家レストランでの開催、そしてドレスコードは着物ということで華やかなうちにもなんとなくかしこまった雰囲気もありました。その時に比べて今回は夏季の開催、浴衣での集まりということもあり、とてもカジュアルなパーティでした。

今回のイベントの雰囲気の一端はこちらから…。

会場のそこかしこで「浴衣でワイン」の記念写真撮影会が留まることなく続いていました…。

ともに集った知り合い、そして初対面の方々との楽しい時間を経て、ふと気がつくと週末の夜も更けた鎌倉駅前で「浴衣とワインの最終章」…。


今から約40年ほどにオフコースのメンバーだった小田和正さんは「ワインの匂い」という曲の詩の始めの一節として
♪ワインの好きな その娘はいつでも いくつもいくつも メロディーをつくって…
と歌い上げていましたが、

夜更けの駅前で繰りひろげられた「浴衣とワインの最終章」において、心に響くメロディーらしきものはどこにも見当たりません。

ただただ いくつもいくつもグラスを重ねて…という感じでした…。

最後にひさかたぶりにこの場つたない一句。

「長く尾を引く脱水症 癒える日願ってグラス重ねて」


なんとなく、自己弁護の香り満載です…。





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梅雨空を吹き飛ばす鎌倉花火大会が始まりました。今年はとっても綺麗です!

2019-07-10 19:46:37 | 日記

今年の梅雨における日照時間の少なさは記録的なのだそうで、ラジオやテレビで交わされる会話からも「今年はひさしぶりにジメジメ、憂鬱。まさに梅雨らしいお天気…」との声がしきりに聞こえてきます。そのような中にあって、本日のように朝から陽光燦々すっきりと晴れわたるのはいつ以来のことなのでしょうか。


ふと気がつくと、裏庭にほとんと放置プレイしていた竹が見事に育ち、立派な竹林に姿を変えつつあります。

このまま成長を見守るか、はたまたしかるべき手入れを施すか、「結論は梅雨明けとともに」と決め込みながら、あらためて陽射しのありがたさを実感しつつ、梅雨の晴れ間に思いきり深呼吸…といったところでしょうか。

そして本日、ワタシの住む街はさながら夏を彩る「カーニバル」…。

ワタシはといえば、特段の花火好きというワケではありませんが、ココロだけは何となくウキウキするのもこれまた事実。

Facebookでも、知り合いの呉服店「伊と彦」の若女将さんが、晴れ渡る空と鎌倉にやってくる方々に向けて、心躍るメッセージを寄せていました。

その気持ち、よくわかります。思わずワタシも「花火、観にいこうかな…」という思いに駆られてきます…。

母親の通院に付き添いながら、花火大会前の街をひと巡り。あと数時間後に花火大会を控えてまだ落ち着いた様子を保つ街を眺めながら、助手席の母は「花火が始まる頃には、人であふれるの?」と興味津々のよう。

このところ通院続きの母も、花火大会の雰囲気に触れて気分は心持ち上向いたようです。

花火の際にもっとも混雑すると思われる滑川交差点付近も、開幕4時間前の午後3時半時点では、人もクルマもまだまだもガラガラ。

朝から街全体が妙に浮ついている中、さながら「エアポケット」のような瞬間でもあります。

そして梅雨の合間の太陽も西の空に沈み、花火大会の開幕。6月半ばに患った熱中症の回復具合も考えて今年の花火大会は自宅からおとなしく観賞…の運びとなりました。南側の窓の向こう、由比ガ浜に上がる花火を望めます。花火が夜空に華開く様子をカメラに収めるでなく、多くの人達とともに楽しむわけでもなく、いわば基本に立ちかえって「大人の花火の楽しみ方」を追求。と思ったのですが、そっと一枚だけカメラに。

夜空にブルーに輝く花火はとてもクールで涼やか…。

昨年の花火は雲に隠れてまったく見えなかっただけに、今年のクリアに輝く花火はひときわ印象に残るように思います。この夏、きっと良いことあるかな…




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「夏越えの大祓い」を経て、まもなく夜空を焦がす花火大会。夏はすぐそこまで…

2019-07-02 21:14:54 | 日記

今を去ること約2週間ほど前、突如強烈なめまいと頭痛に襲われた時には、苦しさにウンウンながら「これはかなりの重病かも…」と覚悟したものでした。その後、病院で治療を受けた結果、まだまだ完調とは行かないもののなんとか社会復帰することができました。その節は多くの方々からお見舞いの温かいお言葉をいただき、ありがとうございました。

日々の暮らしや諸行においては不思議なもので何十年ぶりの体調不良でダウンした頃と前後して、家の各所に軽い不具合が生じ、思わず「続くことはありますよ」と長嘆息…。そして追い打ちをかけるように愛車メガーヌが原因不明の始動不能状態に陥り、県央は厚木のルノーさんまで「ドナドナ」されて行ってしまいました。

修理期間中の代車としてあてがわれた真っ白のトヨタ・カローラを駆っていると、顔見知りの方々から「あれ、メガーヌは? そうか、クルマ変えたの? 景気良いですね」と、声をかけられてしまいます。こちらの景気は良くないし、メガーヌを乗り換える気もまったく無いし、ただただ「メガーヌがちょっとイヤイヤしてるんで主治医のもとへ」とニガ笑いするしかありません…。

ワタシにとって数々のアクシデントに見舞われた6月も過ぎて7月を迎え、当地の紫陽花も華やぎの時を終えようとしています。鎌倉駅西口から佐助の街へ至る途中の御成トンネル坑口の紫陽花が最後の輝きを見せています。

梅雨の間のわずかな晴れ間、無機的なトンネルと青い紫陽花の対照的な光景が妙に心に残ります。ちなみにトンネルを抜けた先がわが街・佐助です。

数日前の6月30日、鶴岡八幡宮では「夏越えの大祓い式」が行なわれました。そしてその後、水色の御幣があしらわれた「おはらいさん」夏季から秋向け仕様を戴くべく鶴岡八幡宮へ向かうと、普段はクルマで渋滞することしきりの鎌倉街道は雨模様とも相まってか、人影もなく霧に霞んでいました。

あらためて、紫陽花の時季もまもなく終焉…を感じさせます。

家に戻り、さっそく水色の御幣を付した「おはらいさん」を軒下に捧げて、ひとまず「夏支度」準備完了。

この先、半年後の大晦日まで、この水色の「おはらいさん」が我が家を守ってくれる、はずです。たぶん…。

そして今年も梅雨の晴れ間をぬって、ワタシがかよっていた東京・下町の高校時代からの女友達が、勤務している職場にやって来る子供たちのために我が家に七夕の竹ならぬ「竹取物語」しに来ました。

この「竹取物語」を経て、まもなくドド~ンと

華やかに夏の一夜が彩られる予定です。ワタシ自身は「花火を見なくちゃ心残りで眠れない…」ということはまったくないので、今年もただ成り行きのまま「美味しいお酒が飲めればすべて善し」。もちろん、お声がかかれば喜んで宴席には向わせていただきます…。

まだ見ぬ今年の花火のその先には、佐助の夏を彩る「さんぽ市」。
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今回で10回目を迎える「鎌倉 佐助のさんぽ市」の詳細はこちらから…。

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