鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

第1回「柳家緑助 落語の集い」風薫る土曜の午後、さわやかに開催いたしました。

2019-05-13 16:57:53 | 日記

5月第2週目の日曜日は「母の日」ということで、夕刻のひと時ご近所のお店仲間「甘味処 こまめ」さんにて今年90歳に成らんとする母にあんみつをご馳走してカタチばかりの「マザーズ・デイ」と相成りました。お店からの帰り際、「こまめ」の店長・かえさんから「今日は母の日ですから、お母さんと皆さんでどうぞ…」との言葉と共にとても美味しい餡子と白玉をいただく幸運にも恵まれました。

そして…。家に戻って餡子と白玉をいただきながら、かの週末・土曜日にウチの工房&カフェ チー坊ノワールにて開催した「柳家緑助 落語の集い」をしみじみと振り返っていました…。


いや、正確にいえばこの水曜日から「落語会」へ向けて、普段は工房とカフェのスペースをバッタバタの突貫工事!? どうにかこうにか何となく「寄席」の風情にモデルチェンジすることが出来ました。


そして先の週末、風薫る土曜日となった5月11日、ワタシどもの工房&カフェ チー坊ノワールにて 第1回「柳家緑助 落語の集い」の始まりです。

今回の落語会は、緑助さんが生まれた時から見守り続けてきた鎌倉市内の友人夫妻とのさまざまなご縁から実現いたしました。そして記念すべき第1回目にお集まりいただいた方々は総勢30余人。

あらかじめ「お着物での観賞もお薦めです…」と案内していたこともあり、そこかしこに和服姿が…。今回も着物のレンタル・着付けをご希望の方々には、鎌倉駅西口の着物「伊と彦」さんからサービス価格にてご協力いただきました。

昨年11月に二つ目昇進を果たし、真打ちめざして日々いろいろな機会に噺を披露して研鑽を重ねている緑助さんですが、「最初から最後まで一人で務めるのははじめての経験…」ということで、高座はいささか緊張気味にスタート…。それでも自ら「撮影タイム」を設けてお客様の心をグッと引き寄せていきます。

開演から「つる」に続いて「たいこ腹」を演じる頃になると、会場は若さいっぱいの「緑助ワールド」…。休憩の中入りを経て、長講で登場人物も多く、話も複雑な「五貫裁き」まで約1時間半の高座を務めて 第1回「柳家緑助 落語の集い」はめでたく「お開き」となりました。

蛇足ながら、緑助さんの師匠は今から四半世紀前の1994年に戦後最年少で真打ち昇進を果たした柳家花緑さん。そして花緑さんにとっての師匠は、祖父にして昭和、平成をとおして落語界の第一人者として活動し、そして人間国宝にも認定された故 柳家小さん師匠。

ということで緑助さんは、人間国宝の孫弟子…ということにもなります。血統の繋がりは無いものの、系統的には「良血」…です。

落語会終了後、赤い毛氈で飾り付けた舞台は素早くテーブルに衣替えして懇親会がスタート。

緑助さんを囲んでの落語に関する話から始まって、世情や噂話、そして着物談議まで、軽食とお酒とともにアッという間に時間が過ぎていきます。

懇親会に際して、ウチのカフェ チー坊ノワール提供のお料理の一端を…。

カナッペなどのオードブル系から始まって


小料理屋さん的な雰囲気の品々とともに


この他にも、テーブルの上にはいろいろなお料理が並んでいました…。

懇親会の合間、ワタシの友人たちと緑助さんの記念写真。

この日、和装の男性陣の数も予想以上となりました。

ワタシの心の友・プロカメラマンの高岡さんも「写真撮ってくださいね」とせがまれて、スマホで撮影させられること、しきり…。後ろから見ていても、高岡カメラマンのニコニコ顔が印象的でした。


落語会へのお誘い、ならびに懇親会全般を担当したウチの同居人さんが羽織る割烹着ズレズレの右肩に、軽い疲労感と満足感が表れているようにも見えます。そして、ワタシはといえば、着崩れた着物姿と跳ねまくった髪の毛に 拙い司会進行のなれの果てが見てとれます!?…



そして最後になりますが、今回の 第1回「柳家緑助 落語の集い」にお集まりいただいた方々はじめご協力いただいた皆さま方に向けまして、あらためましてお礼申し上げます。これから先、第2回、3回と会を重ねながら、これからも真打ちめざして日々修行に励む柳家緑助さんをささやかながら盛り立てていく所存です。皆さまにおかれましても、緑助さんが歩む真打ちへの道への応援、よろしくお願いいたします。
















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