鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

紫陽花も終盤。そしてコロナも人出も熱中症も増える兆しの夏模様…?

2020-06-27 15:07:00 | 日記
このところ、晴れ空のもとでも梅雨特有の湿気で一日中ぐったりという日々が続いています。そして、かのコロナはまたも再び感染の勢いを増す兆しも見せ始め、こちらも終わりの見えない戦いの行方にゲンナリ…。誰かが春先から「ロックダウン」「東京アラート」「ウィズ コロナ」としきりに注意喚起してみたものの、さっぱり効果はありません。

むしろこのところ、人はみな確実に行楽モードを高めつつあるようで、鎌倉や藤沢の街も人とクルマで混み混み。小町通りも週末の喧騒が戻りつつあります。


そして海沿いの国道も夏休みを思わせるほどの大渋滞。

この状況だけでも、この先「終息してもいいコロナ…⁉」というワケにはいかないようです。

そして我が身を思い起こせば昨年のちょうど今頃、思いもよらぬ熱中症に見舞われて、以来夏の間に3回もダウン。以来、なんとなく体調すぐれぬままに今年を迎え、この4月あたりから体のコンディションはだいぶ上向きになっています。その甲斐あってか、今のところ熱中症を発症することなく、なんとか夏本番を迎えられる、でしょう、たぶん…。

熱中症予防へ向けて、こまめな水分補給に努めています。そして、温度と湿度に関する注意も厳格に。知り合いからいただいたアナログ式の温度湿度計に目を向けながらの陶芸がすっかり習い性になっています。

ちなみに本日6月27日 土曜日 快晴、午後2時30分、工房内の温度28℃、湿度79%。温度計と湿度計の針が交わる位置からわかる「熱中症注意度」は「厳重警戒」を示しています。要注意、要注意…。


そのようなこともあり、6月に入って再びようやく人が訪ねて来てくれるようになった陶芸教室を開講しながら、少し前までは当たり前だった「健康」と」「普通の日常」がいかにかけがえのないものだったかをあらためて感じています。

かけがえのないもの、といえば、コロナ禍の中にあって「自粛」「自粛」が叫ばれる時でも変わらず声をかけ合ってきた友人知人の皆さんの存在。本日も朝から「今夜のアド街、鎌倉だね。御成町ってどの辺り…?」という感じの生存確認メールがそこここから…。というワケでテレビ東京「出没!アド街ック天国」の予告編を紐解くと。

鎌倉駅西口改札を抜けて駅前に広がる街こそが、今夜オンエアの御成町。駅至近の路地裏にいろいろな秘密スポットが点在する割とディープな一画です。

そしてワタシの住む佐助はこの御成町から真っすぐ西に伸びる市役所通りからこのトンネルを

抜けた場所に位置する、 おとなりさん。というワケで、佐助のお店も何店か紹介されるようです。

お時間ありましたら、今夜午後9時からの「アド街」を…。




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紫陽花色に染まる街、しばし、コロナの憂鬱を忘れて…

2020-06-10 20:53:39 | 日記

新緑が萌えて風薫る、一年のうちで最も心華やぐ5月もかのコロナに翻弄されて、すっかり色あせたものとなり、夜はただひたすら家飲みばかり。浴衣を軽く着流して夜の街をそぞろ歩きできる日はいつ来るのかと思いつつ、ふと気がつくと街は紫陽花の時を迎えていました。

紫陽花の花咲く6月といえば、わが家にとっても特別の1ヵ月。今を去ること3年前の6月から「紫陽花」の声とともに、北鎌倉・明月院前の通称「明月院通り」の一角に、長谷や小町通りにお店を構える鎌倉きんつばの名店「鎌倉いとこ」さんが1カ月間の期間限定でオープンしています。そしてこのお店の一角にて、ウチの同居人さんがブランドアップした「チー坊ノワール」が提供する「鎌倉スパイス」「鎌倉紅茶」をはじめとするさまざまなアイテムも販売しています。

今年に限ってはコロナの影響もあり、そもそも明月院が境内の紫陽花巡りを行なうかどうかがわからなかったのですが、6月の平日だけ紫陽花を愛でることが出来るようになり、それに伴い「鎌倉いとこ 北鎌倉期間限定店」も6月8日から開店の運びとなりました。

この春先以来のコロナ禍の中にあって、「いつもどおり」に事が進むことのなんと素晴らしいことか。明月院通りの期間限定店では「鎌倉いとこ」さんのきんつばをはじめ、私どもの鎌倉スパイスその他、よりすぐりのアイテムが揃っています。

県境、そして都県を越えての移動は謹んで…との御触れも出ている現状ではありますが、明月院での紫陽花巡りにお越しの際には是非、お店にもお立ち寄りくださいませ。

そしてすでに多くの方々がさまざまなSNSツールを介してアップしていますが、俗に「明月院ブルー」と呼ばれる紫陽花は今年はとりわけ美しいようです。そして、このコロナ禍で参詣に来る人も例年の2割程度ということで、紫陽花が咲き誇る境内をゆっくりと巡ることができます。なにしろ、午前中にもかかわらず、このようなゆったりまったりな状況です。

今年はまさに「鎌倉 奇跡の紫陽花詣で」…の1ヵ月となりそうです…。

明月院に限らず、当地の6月は長谷寺や成就院はじめ、紫陽花の名所があまた存在します。そのような中、ワタシの取って置きの紫陽花が…。

しっとりとした寺院の佇まいとともに咲き競う「明月院ブルー」のシチュエーションには遠く及びませんが、あたかも 路傍の花 の如く静かに蒼い輝きを放つこの紫陽花は妙にココロに残ります。もっともワタシ自身の好みからいえば、この紫陽花のように濃い色合いではなく、しっとりとした余韻を感じさせる色合いがココロに染み入るのではありますが…。

そして、わが家の東側崖斜面の紫陽花も白から水色に姿を変えてそろそろ見頃…。

来訪される方々も「こんなところに紫陽花が…」としばし、目を止めています。日照時間が短いゆえに、少々はかな気な感じが、なんとも虚弱な感じのわが身を連想させてくれます…。

地を覆う紫陽花に目を奪われつつも、天を見上げるとそこはまばゆいばかりの青い空。


この青空と白い雲の下、ふと立ち寄ってくれた知り合いがお昼のランチを予約してくれて、かねがね「外でお昼を…」の夢が実現しました。

この地に移り住んで来て10余年。工房で開催するイベントの時を除いて、庭でランチはほとんど記憶がありません。「コロナも時には良い事してくれる」…。

というワケで 
6月好日 ステイ・ホーム成れの果て 生きてる証しに杯重ね 


なにはともあれ、コロナの終息、そして「普通の日々」復活へ向けて、もう一息…。
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