鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

お騒がせ続きの東京五輪スタートとともに、ウチの工房でもイベントが始まります…

2021-07-22 20:52:36 | 日記
それはたぶん、東京五輪に合わせて無理やり設定したのでしょうが、その制定経緯もあまり良く理解できないうちに世の中は4連休を迎えていました…。そして朝から郊外へ繰り出すクルマで各高速道路は大渋滞。

コロナ感染者急増にともなう緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の再発令という状況にあっても、「はい、行動をしっかりと自制します…」という人はあまりいないことは明らかなようです。それもこれも「だって、国の偉い人の言うことはクルクル変わるし、コロナが収まる指針も示してくれないし」といった思いからでしょうか…。

そしてこの4連休前のこと、政府は「コロナ禍と五輪の渋滞緩和策」の一端として、オリ・パラ期間中をとおして、首都高速料金1000円割増しという荒手を繰り出してきました。「そんな無茶な…」とは思っていたのですが、なんとも間の悪いことにたまにしか行くことの無い都会にクルマで出かける用事が出来てしまいました。首都高の入口には「料金変動実施」の案内が。

しかしながら、今回の措置は「料金変動」ではなく、明らかに「料金割増し」のハズ。神奈川から東京都心まで通常は首都高速料金1320円とともに1000円の割増しで計2320円にもなってしまいました。割増し料金が戻ってくるワケでもないのですが、「五輪なんか大嫌い…」と小さく叫ばずにはいられません…。

それでも「ようやく…」、「とうとう…」、そして今でも「ホントにやるの…」という声も含めて、各人各様モザイク状の意見混ぜこぜながら、東京五輪がスタート!のようです。そのような中、明日の開会式を目前に控えてまたぞろ問題が巻き起こり、無事に五輪が開幕できるか目が離せそうにありません。

かく言うワタシはといえば、かねてより今回の東京五輪開催は少なからずいかがなものか…とのスタンスでした。ゆえに五輪が始まっても各競技に熱視線を送ることはないだろうな、とも思っています。されど、いざ開幕となるとサッカーや野球、そして男子400mリレーといった競技は今からテレビ番組表に真っ赤なペンで「チェック!」。スポーツ好きの悲しい習性…です。


おりしも今夜キックオフの男子サッカー・日本vs南アフリカは、南アの感染騒動で試合はなんとか開催されたものの、その後の対処が「?」マーク。

この期に及んでよりによって、あまたある競技の中で日本が「感染ショー」のドタバタの真っ只中に放り込まれるとは…。なんともお騒がせな五輪の象徴と言えなくもないみたい…。

かのコロナ禍の下、開催の是非や準備の進め方を含めてかまびすしく論議が交わされた五輪と対照的に、高校球児の祭典・夏の甲子園へ向けての熱戦のほうは世の中の人に好意的に迎えられているようです。

今現在、各地区大会ともに佳境を迎え、ワタシの地元神奈川ではベスト8へ向けて熱戦が繰り広げられています。朝からこんな感じで

横浜、慶応、桐光学園、東海大相模…といった強豪校の戦いをパソコンとタブレットを使って「ダイバーシティ視聴…⁉」する羽目になっています。ほとんどバカです…。

球児の聖地・甲子園の夏は、東京五輪閉幕の翌日8月9日から開幕します。今夏の甲子園は、五輪の多くの競技場と同様に「無観客」となりました。甲子園は無観客でも「開催できて良かった」とほっとして、かたや五輪は「無観客でもやりたいんだ…」となんとも微妙な感覚になります。同様に、灼熱の甲子園はドラマチック、されど夏の五輪は灼熱地獄…とも感じられます。

ともあれ、明日から本格的に始まる五輪、そしてその後に続く甲子園まで、今から約1か月間にわたって「真夏の世の夢?」繰り広げられます。お水を上手に摂りながら熱い戦いのドラマをともに…。

そして明後日からウチの工房&カフェでも、まったりゆったり、のんびりほっこりとした夏のプチ・イベントが開幕します...。

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五輪よりも心騒ぐ「聖地巡り」は「さよなら夏の日」まで、まだまだ続く…

2021-07-12 20:50:55 | エンタメ

長く続いた梅雨もようやく最終盤を迎えつつあるようで、このところ関東甲信越地方では午後になると連日のように激しい雷雨に見舞われています。昨日の日曜日の夕方、鎌倉駅の横の道からも雷雲がひたひた忍び寄ってくる様子が見られました。


この梅雨入りと歩調を合わせるように始まったサッカー・ユーロ2020(2021)も日本時間の本日午前4時にイタリアvsイングランドで決勝のキックオフ。イングランドの首都ロンドンに位置するサッカーの聖地ウェンブリー・スタジアムでの戦いということもあってイングランドを肩入れする気持ちと、ラテンの人気サッカー国イタリアを応援する気分が交錯して、いささか「腰が座らない」気分でのテレビ観戦となりました。結果は周知のとおり、延長、そしてPK戦の末にイタリアが2度目のヨーロッパ王座に。

両チームイレブンはもちろん、スタジアムを埋めた6万人以上の観衆もほとんどがマスクはしません、ハグしてます。観戦で感染⁉ 潔すぎます!でも、これもサッカーということか…⁉

決勝の舞台となったウェンブリー・スタジアムはイングランドのFAカップという伝統あるサッカー選手権のファイナルの場です。同大会はプロ・アマがトーナメントの一発勝負で覇権を競い優勝チームには王室から栄誉が与えられる、日本でいえば天皇杯という感じでしょうか。そして今から53年前の1968年にイングランドで開催されたワールドカップの際にも決勝戦の場となりました。このワールドカップでは地元イングランドが優勝し、エリザベス女王が優勝トロフィーを自国イレブンに授与しました。

旧き良き、昭和時代の日本を彷彿させる趣きのある光景です…。おりしもこの1968年のメキシコ五輪にて、サッカー日本代表は川渕さんや釜本さん達の活躍で銅メダルを獲得しました。しかしながら、この当時、五輪は完璧にアマチュア選手のスポーツの祭典…。当時、中学1年生でしたが、この銅メダル獲得で、一時的にサッカーブームが巻き起こったことを記憶しています。

さらにはワタシの小・中学生時代、当時の東京12チャンネル(今のテレビ東京)にて「三菱ダイヤモンドサッカー」という主にイギリスとドイツのプロサッカーリーグ戦を放映するサッカー番組がありました。この番組でもウェンブリー・スタジアムでのFAカップ決勝戦がたびたび放送されていました。改装前の同スタジアムはサッカーフィールドの外側に陸上競技トラックがあり、FAカップ優勝チームのイレブンがこのトラックを走り回りながら応援してくれたファンに応える様子が今も目に焼き付いています。そして決勝で惜しくも敗れたイレブンが静かにスタジアムを見上げるシーンもよく覚えています。それゆえに、今回のユーロ決勝後の表彰メダル授与後にイングランドの選手が「2位はイヤイヤ」と言う感じで、メダルを首からそそくさに外すシーンがあったのは少しばかり悲しい…。


ユーロ開幕以来、午前4時にキックオフのゲームをはじめ、好きなチームの試合を観戦し続けてきました。そのため7月8日の準決勝を終えた頃から早起きの疲れが出たのか、頭痛に見舞われてしまいました。その結果、なんと大好きなビールも飲む気にならず、あれほど嫌いだったノンアルコールビールのお世話になる羽目になりました。

されど、これが案外イケて、心なしかお酒に酔ったような感覚も味わえます。不思議です。ついつい2缶目を開けてしまいます…。

そしてユーロ決勝直前の昨夜、ノンアルコールビールで悪酔いしたのか、「IOCバッハ会長と東京都の小池百合子女帝、そしてオリンピアとしての代表も兼ねた橋本聖子・五輪組織委会長が話し合って、開幕カウントダウン目前での、東京五輪中止発表!」という、考えただけでも恐ろしい夢を見てしまいました…。

そんなことはないのでしょうが、ワタシのこの夏の次なるエンターテインメントは、日本の夏の国盗り物語。

地元・神奈川では一回戦から名門同士が熱戦を繰り広げています。

「サッカーの聖地」から「球児の聖地」へ、ワタシの夏のちっぽけな「巡礼の旅」第2章の始まりです…。

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ふと気がつけば半夏生、コロナと五輪の先に見えるものとは…

2021-07-04 20:05:21 | 日記
早いもので今年も半分ほど過ぎ、7月を迎えました。このところ日本各地で連日、梅雨末期の激しい雨が続いています。そしてこの時期、昨年は熊本で豪雨による大きな災害が発生したことはまだ記憶に新しいところです。さらに今年も昨日、悲しいことに静岡県熱海市で大規模な土石流が発生してしまいました。被害に遭われた方々の悲しみに暮れる思いのほどは幾ばくか…。折からのコロナ禍にあって、またひとつ鬱々たる思いが募ります…。

ひるがって、ワタシが住む佐助の家の東側には高さ5mほどの崖がそびえていることもあり、崖崩れを心配する友人知人の方々から「崖、大丈夫?」との連絡をいただいています。昨日来、当地は行政から「避難指示」が発令されていますが、なんとか無事に過ごしてこれました。

それにつけても、市から指定された避難場所を検索してみると、「あら、びっくり⁉」。佐助近隣では2か所が避難場所として指定されています。そのひとつは街の南側にある御成中学校。崖の上にあるため、お年寄りにとっては平時でも到達が困難な場所です。そしてもう一か所は街から北へ向かう山坂道を登りつめたところに位置する葛原ケ岡神社…。

まかり間違えば、避難途中に疲労や倒木、落石、そして佐助川の氾濫水による転倒その他、さまざまなアクシデントが容易に想像されます。ハイキングならばいざ知らず、避難場所としては危険過ぎるような気がします。

これを機に「あらためて防災へ向けて目を配ってみたいな」と思っていたところ、タイミング良く? 家内安全や攘災招福等を願う「おはらひさん」が、鶴岡八幡宮から送られてきました。

通常ならば6月30日に八幡宮で執り行なわれる大祓式に続いて授かるのですが、コロナの影響で昨年に続いての宅配です。足を運ぶでもなく「おはらひさん」が手元に届き、なんとなく八幡宮に申し訳ないような気分も少々…。雨天続きということもあり、赤い御幣の冬バージョンからこの水色の夏仕様にかけ替えるのは明日以降になりそうです。

「まったく、少しくらい楽しいことないかな…」とあらためて周りを見渡すと、サッカー・ユーロ2020(2021)が最終盤を控え、ベスト4が出揃いました。面白いことに、大会を特集したスポーツ誌「Number」別冊付録・出場選手名鑑の試合日程に日刊スポーツ紙の決勝トーナメント表を貼り付けてみると、これがまさにジャストフィット!

わが愛読紙・日刊スポーツも「Number」をひそかにリスペクト…⁉ と見まごうばかり。

サッカー以上に関心のある野球に目を転じると、海の向こうではMLB・エンゼルスの大谷翔平選手の「SHOWTIME」はもとより、いよいよ間もなく夏の高校野球神奈川県大会がスタートします。


昨夏はコロナ禍により、各地区大会、そして甲子園大会もすべて無くなってしまいましたが、今年はなんとか開催へ向けて動いています。「夜のビールと同じくらい、高校野球が命…」のワタシとしては、ずっと以前から「地方大会もインターネット経由で観ることはできないのか…」とモヤモヤしていました。そして、なんと今年はネットを通して日本全国、各地区大会の熱戦を観ることが出来るような感じです。ちなみに本日の千葉大会…

いやはやなんとも、良い時代です…。

ひるがえって、無理やりでも開催に突き進んでいる感のある東京五輪ですが、始まってしまうとやっぱり観てしまうのでしょうね、きっと。悲しいことではありますが…。ワタシ的にはまあ、野球とサッカー、そして男子400mリレーだけは観るのでしょう…。

どうなるのだろうと思いつつ 臨む五輪のもどかしさ、コロナの行方 神も示せず…
















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