鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

本日も「盛天」なり。カノジョの水着姿より、ずっと楽しい夏の日がここにありました・・。

2012-07-31 20:09:13 | 日記
あぁ本日は、というか、本日も引き続きとっても暑い一日でした・・。工房の西向きの窓から見える緑の峰の向こうに陽が沈み始めた夕方5時頃になって、ようやく涼しい風がそよそよと吹き来るようになりました。

「さーて、本日の作業はこれまで・・」とひと息ついたその時、ウチの家人というか、同居人というか、奥さんという物体が「大変だぁ、お米が無い」ということで、由比ガ浜通りの「笹屋」さんへ美味しいお米を買いに愛車メガーヌでターっとひとっ走り。途中、ちょっと寄り道して由比ガ浜海岸を走行すると、夕方5時過ぎだというのに海岸はまだまだ海水浴の若者たちでいっぱいです。若いって、いいな!

思わず「あぁ、素敵ななカノジョの水着姿にクラッときたアノ日に帰りたい・・」とつぶやいてしまったところ、助手席から「まったく、お互いさま」とちょっとキツめの一喝。このお言葉が本日で一番「熱!」かった・・。

その日の〆のはじまりともいえる夕刻に、キツく、そして「熱!」いお言葉をいただいた夏の一日は、早朝からフル稼働・・。

朝8時半には、近所に住む小学3年生のチビッ子陶芸家・ケンちゃんが元気よく「おはよう!」の声とともに、陶芸教室を自分からさっさとセッティングして創作をスタート。

工房の真ん中に陣取ってヤル気マンマンのケンちゃんを見ながら、私はネム気マンマン? なんてことは断じてありません・・。

さてさて本日は、来たるべき8月3日からの 鎌倉佐助のさんぽ市 へ向けて「昼過ぎからから鎌倉ケーブルテレビの取材があったよなぁ」と午後への心の準備もポツポツと。

そんな折、かつて二度ほどウチの工房にお越しいただいた書道家・武田双雲さんから「今からそちらへ家族で陶芸しに行ってもいいですか」とのお電話が・・。もちろん「喜んで!」に決まっています。チビッ子陶芸家・ケンちゃんとの「朝練」から始まって、双雲さん一家との「ジョイント」、そして鎌倉ケーブルテレビとのFace to Faceな収録タイム。いやはやなんとも本日もまた、楽しく暑い夏が続く気配・・。

お昼前にウチの工房に到着した武田双雲さんご一家。

奥さんと小学生の息子さん、そして幼稚園児の娘さんに優しく語りかけながら制作意欲を盛り上げる双雲さんの姿がとても印象的。陶芸教室を主宰する私にとっても、双雲さんの身振り手振りを交えながら「思いのままに作ろうね」「楽しく粘土しようね」と自主性を重んじる指導法はおおいに参考になりました。

昨年4月にウチの工房で作陶、そして今年春に文字を書き入れて、このたび実に約1年3か月の日々を経て完成した双雲さんの作品。

ウチの陶芸教室の会員さんの間でも「書き込んだ文字のキレが素晴らしい!」と、大評判です。

陶芸を終え、佐助散策かたがたランチに出かける双雲さんご一家。それにしても双雲さんはホントに背が高い!

ウチの奥さんは佐助の街をしっかりとガイドしてくれたのかな。ちと、心配・・。

午後からは鎌倉ケーブルテレビのキュートな女性が「さんぽ市」の取材にお越しになり。嬉しいことにチビッ子陶芸家・ケンちゃんが陶芸の実演をしてくれました。収録の最中、ランチから戻った双雲さんに陶芸の様子をじっと見つめられたケンちゃんは思わず「うわ、恥ずかしい」。


ああ、本日もケンちゃん、双雲さん、そしてみんなと楽しい一日を過ごすことができました。もう、「素敵なカノジョの水着姿にクラッときたアノ日に帰りたい・・」なんてことは決して思いません・・、誓います。

まもなくこの週末8月3日からはいよいよ「鎌倉佐助のさんぽ市」が始まります。みんなで楽しい夏の日を迎えられたらいいな。







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鎌倉花火大会でよみがえる写真魂。まだ夏は終われません・・。

2012-07-27 17:50:53 | 日記
鎌倉の花火大会の期日がまだビシッと8月10日に決まっていた数年前、材木座の山の上に住む友人宅で花火大会の花火を愛でたことがあります。材木座の山の上からは左手上空のまさに手が届かんばかりの夜空に花火が「バーン」と光り、眼下には花火の光に照らされた鎌倉の街と海岸がきらきらと輝く様を望めたことを今も昨日のことのように覚えています。

花火大会が終了し、花火の煙の火薬の匂いがあたりの木々の間を漂う中、地元育ちの同年代の人達が「あー、今年の夏は終わったーっ」と叫んでいました。その時、「なるほど、鎌倉の人達の夏は8月10日の花火大会でピリオドを迎えるのか・・」と、えらく感じいったことを覚えています。

かの震災により昨年の花火大会は自粛、そしてともあれ、今年は昨7月25日に鎌倉花火大会開催の運びとなりまして。

東京の人達からの「来る、来ない」、花火までに「来れる、来れない」の都合確認はいちおう傍らに置いて、ウチの奥さん、友人M子さんとともに午後6時過ぎにわが家から由比ヶ浜海岸方面へ。地元・佐助の交差点はガラーンとしまくってます。今宵はホントに花火、あるの?


普段と変わらず静かな雰囲気の佐助、笹目の街を抜け、江ノ電・由比ヶ浜駅付近まで来るとにわかに花火見物の人々で賑わっています。江ノ電も満員御礼の状態。


ウチから徒歩で約15分。由比ヶ浜海岸は、人、人、人。


夕陽が残る方向のビルの屋上には、花火の始まりを待つ人々のシルエットが。なんだかみんな、早くも酔っぱらっているのか、会話をしていりと思われる間の身ぶり手ぶりがやたら、オーバーアクション気味。なんとも楽しそう。


浜辺は「やきそば」「ビール」、「氷氷氷氷氷」・・。私も「ビール、ビール、ビール」ということで、キリン一番搾り1缶500円也を買ってもらいました。これが、ぬるかった・・。グスン。

海岸に特設の出店はいずれも花火開始前からとっても賑わっているのですが、終始、花火より明るくてとっても眩しいかも・・。

花火の写真は

これ一枚・・。

うーん、デジカメでの花火撮影はとっても難しい・・。フィルムカメラ時代にかつて使用していた一眼レフの経験則がまったく通用しません。愕然。というか、いわゆる「マニュアル」モードでの撮影ができないのですね、私のこのニコン・デジカメでは。アタマが混乱しながら花火を撮りまくっているうちに、「電池残量がありません」という表示とともに、撮影はジ・エンド。とっても間抜けです・・。

バンバンと夜空に鳴り響く花火の音を背に受けながら15分ほど歩いて帰宅。as soon as、カメラのマニュアルをよーく読むとなんと「シーンモード」のプログラムの中に「打ち上げ花火」というモードがしっかりある! のですね、これが・・。

おまけに私、この「シーンモード」のプログラムを自らわざわざ「モノクロコピー」に設定して、意図的にモノクロ写真を撮影して楽しんでました。「シーンモード」をあれやこれやと遊んでいたのでしょうが、「打ち上げ花火」のモードにはまったく気がつかなかった・・。

うーん、ともあれ、なまじ「打ち上げ花火」モードを知ってしまったがために、がぜん、花火撮影に再挑戦したい気持ちがふつふつと。まずはかわいく線香花火の試し撮りからはじめて、いずれは打ち上げ花火をドカーンと激写したいな。

その「心意気」がある限り、私の夏はまだまだ終わりません・・。



























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トンネル抜けて、つながる笑顔・・。第3回 「鎌倉佐助のさんぽ市」開催のお知らせ

2012-07-24 15:40:30 | 鎌倉佐助のさんぽ市
ちょうど一週間前の7月17日に梅雨が明け、続いて21日からはチビッ子たち待望の夏休みが始まり、さらに翌22日は二十四節気の「大暑」を迎えました。いよいよ「夏本番モード突入!」と、ひとり勝手に静かに盛り上がっちゃってます・・。

このところ毎日、工房において錯倒? ではなくて作陶している傍らで高校野球神奈川大会の中継に耳を傾けながら、今から約40年ほど前の高校球児だった当時を思い出し「あの頃は熱かった!」と、燃える心がよみがえります。楽しい・・。

そして、明日25日の夜は由比ヶ浜、材木座海岸を舞台に「第64回 鎌倉花火大会」が開催されます。今のところの感じでは友人知人がわが家にちらほらとやって来るとか、来ないとか・・。ビールとスイカ、とうもろこしなんかを用意しておこうかな、なんて妙にウキウキしている自分がいます。これもまた、楽しい。

そして、「夏」とくればもうひとつ、

今年も8月3日(金)から5日(日)までの3日間にわたり、第3回「鎌倉佐助のさんぽ市」が開催されます。

初開催の一昨年に5店舗の参加から始まり、昨年は9店舗、そして今回は佐助一、二丁目の19店舗がそれぞれにオリジナル企画や特別メニューをご用意して皆さんのお越しをお待ちしています。

私ども 佐助Room114では、昨年のさんぽ市にて大好評だった「陶芸皿の絵付け体験」を今年も引き続いて1500円の特別価格にて実施いたします。
また、佐助在住の写真家・山川達也氏が撮影した鎌倉の風情あふれる写真も展観します。

「さんぽ市」参加19店舗精密大地図!・・。


それにつけても、佐助ケ谷という地はおもしろい・・。南方向は由比ヶ浜海岸の方へ家々が広がっていますが、街の東側にある鎌倉駅からは御成トンネルを、そして街の西側の大仏さまや常盤方面からは新佐助トンネルをとおってこなければ、佐助の街にたどりつけません。街の北に位置する佐助のランドマーク・銭洗弁財天さんにお参りに行く際にもしっかりとトンネルをとおっていくルートがいわゆる王道・・。他にも、扇ケ谷とを結ぶ「手堀り感」あふれる佐助トンネルもあり、あっちもこっちも、トンネルだらけ。

そういえば、ウチの陶芸教室の会員さんの方々も「鎌倉駅から歩いてきて、トンネルが近づいてくるといつもワクワクしてくる」と言っていましたっけ。

佐助に住む人、来る人、みんなトンネル好き?。という訳はありませんが・・。

とにもかくにも、今回の「さんぽ市」の案内チラシの表も裏も トンネル抜けて、つながる笑顔。


第3回「鎌倉佐助のさんぽ市」間もなく開催。

笑顔でつなぐ3日間。心より皆さまのお越しをおまちしています。


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チビッ子集めてスイカ割り、胸の振り子は無邪気な子供時代にフィードバック

2012-07-12 07:26:59 | 日記
ほんの少し前の7月9日・月曜日、梅雨の合間のとっても暑い一日。この日は午後からチビッ子のための陶芸教室の時間です。当日お越しのメンバーは小学3年生のいまやベテランの域に達したチビッ子陶芸家ケンちゃんと、今回が初参加の小学2年のワコちゃんの2名。

ところでこの日はケンちゃんが工房にやってくるなり、「今日はスイカ割り?」とニッコリ笑います。

「うっ、なんで知ってるの・・」とココロに「?」マークがよぎったのですが、すぐさまケンちゃんが「ヒロちゃんが、『今日は陶芸の後にスイカ割り』って言ってたよ」と。なーんだ、納得。

この日、ヒロちゃんはちょっと用事があるとかで陶芸はお休み。でもせっかくなので前日、ヒロちゃんのお母さんに「用事がすんだら、スイカ割りにお出でください」と伝えてあったのでした。

ヒロちゃんのお母さんからヒロちゃんへ、そしてケンちゃんへと、楽しげなプチイベントの情報は、結構正確に伝言ゲームされるのですね、感心感心。

多分、ヒロちゃんも用事をサクッと片づけてウチの工房に飛ぶようにやって来るんだろうなと思いながら、ケンちゃんとワコちゃんの陶芸がスタート。アッという間に時は過ぎ、工房の片隅に真夏を思わせる陽ざしが入り始めた午後4時半にこの日の陶芸はお開き。見事なことに、ヒロちゃんも時を合わせたように額に大汗しながら「間に合ったぁ!」。

さてさて、いよいよスイカ割り。ジャンケンの末、一番手はヒロちゃん。

ターゲットのスイカの前にまっすぐに歩を進め、ちょっと斜めから野球のスイングの始動のような構えがなかなかキマッてます。かたわらのケンちゃんの小躍りするようなしぐさもまた、アジがあります。

そして、目にも止まらぬスイングの末

お見事! 駅前の高級スーパー「紀ノ国屋」さんで3500円也のスイカをバシッと一撃してくれました。ちなみにこのスイカは過日、ウチにやってきた高校時代の悪友・ホリイちゃんがお土産に買ってきてくれたものです。1個3500円のスイカ、ウチではとても買えません。ありがとう、ホリイ。また買ってきてね!

続いて二番目はワコちゃん。やはり、女の子はタッチがソフトです。

スイカの頭を叩いたときの「コツン」という音のカワイイことといったらありません。

ラストのケンちゃんがスイカにたどり着く前のほんの一瞬、ワイワイ言いながらシートの上を流れるスイカのおつゆをチューチューやり始めちゃう一コマも。こういうことがまた楽しい、らしい・・。

私たちオトナが考えもつかないことを無邪気に、そしてとっても簡単にやらかしてしまうチビッ子たち。かつては私も同じように無邪気で、そして、なんでもかんでもやりたい放題だったような・・。うっ、「アンタ、今もやりたい放題でしょ!」と言われてしまいそうな・・。

スイカ割り終了後、一同、クルマ座になって一心不乱にスイカをパクパクと。

スイカを切り分けるウチの奥さんに「こっちから、こう切って」、「もっと大きく!」などと、その指示はかなり一丁前です。食べ物を前にすると、勉強や陶芸とは比べものにならないくらい真剣です。いいぞ、佐助の子どもたち。

表通りからわが家の前に至る小径をとおる地元の方々や鎌倉散策の人々が「美味しそうね」、「楽しいね」と声をかけてくれます。その声を背に受けて、親子そろってスイカを食するの図。

ほのぼのとした気持ちがココロの中に広がっていくのを感じました。

悪友・ホリイちゃんからスイカをもらったときに、「そうだ、チビッ子たちとスイカ割りしよう。きっと、みんな喜ぶぞ!」と張り切っていたのですが、一番楽しんでいたのは実は私自身かも。

チビッ子たちへ。またひとつ、楽しい時間をありがとう。これからもよろしくね!

















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なんだかんだで、そしてアッという間に40年。ホリイちゃん、「愛してるよ!」

2012-07-06 21:45:50 | 日記
「ヤッホー、マキロウ!。元気かぁ。来たぞぉ。ホリイくんだぞぉ・・!」

昨日の午後、その男はウチのインターホンもスルーして、昼間は開けっ放しの玄関に張られた網戸をガーンと押しのけて元気な挨拶コールとともにやって来ました。とっても元気がいい、というか、勢いが余りまくってます。

その男の正体は、私の高校時代からの友人・堀井勝美ちゃん。ウチに来る時はいつも、とってもスレンダーで目鼻立ちぱっちりでうーんと歳下の奥さんも一緒です。なんだか訳もわからず、羨ましくそして、ちと悔しい・・?。いえいえ、そんなことは、うーん、微妙・・。

彼は作曲家として、そして自ら「堀井勝美プロジェクト」というユニットを主宰して数々のCDを発表し続けています。熾烈なる音楽の世界で生き抜いてきた経験の故か、彼の身も心もとっても幅が広い・・。本日の午前中も市内の某所で彼と会っていたのですが、まさに「太っ腹!」。

その太っ腹の堀井ちゃんの図。その巨体、お見事の一言です。彼の後ろにはウチの奥さんがいたのですが、すっかりその太いオナカの影に怯えて?、いえ、覆い尽くされてしまいました。



さてさて昨日の午後、わが家にてお互い、「マキロウ」、「ホリイ」と呼び合いながら、なんと40年くらい前からの高校時代の話から始まって、今も私が毎晩のように聴いている山下達郎さんやカシオペアの「あれやこれや」を徒然と。はたまた「今もなんとか生きてるね。お互い、相変わらずバカばっかりやってるけどね」と、毎回同じ話をしているような。そんなおバカな二人の横で、ホリイの奥さんはいつも笑顔で話を聞いてくれています。なんともカワイイ。またまた、羨ましい・・。

と、やにわに携帯電話の画面を見始めたホリイが、「フェムトセルって、何?」とポツリ。

その画面とは、このような感じ。


じつは・・。

ここ鎌倉近辺は携帯電話の電波状況が極めて悪い地域のようで、DoCoMoさん等に照会すると、通話状況を改善すべくフェムトセルという簡易基地アンテナのようなアイテムを室内に設置してくれます。このフェムトセルの効果は絶大で、通話状況は劇的にアップします。

ところが、このフェムトセルというシステムはどうも体にイマイチ良くないかも・・。いわゆる「電磁波」が出るのかなぁ。わが家にフェムトセルを設置して以来、私はなんだか軽い言語障害の日々が続いています。はたまたウチの奥さんは連日のようにひどいめまいと歩行障害の気味にて、げっそりやつれ・・、ません。体型だけは、ちと太目をしっかりキープしたままです。その体型、かなりステディです。お見事。

音楽を生業としてとりわけセンシティブな耳を持つホリイにフェムトセルの仕組みや体への影響を説いたところ、「ああ、やっぱり」との言葉が返ってきました。

ホリイいわく、「さっきこの部屋に入った時から、耳のあたりに圧迫感を覚えていたんだ。やっぱりね」ということなのだそうな。「その機械、外したほうがいいかもね」と進言してくれるのですが、フェムトセルを外すと携帯が機能しなくなるし・・。

ウチの奥さんとさんざん思いあぐねた末、昨夜からフェムトセルをOFFにしてみました。すると、あらビックリ。私の言語の悩みも、そしてウチの奥さんのめまいもかなり改善しました。

ちなみに、フェムトセルとはタテ約20センチ、横約15センチのこんな感じの機械です。


巷では、電磁波の影響に関する話題をちらほら見聞きしてはいました。されど、私の身に電磁波が覆いかぶさってくるとは・・。それは多分に気のせいかもしれませんが。

ともあれ、携帯の電波状況は改善したし、されどカラダもいたわりたいし・・。

ねえ、NTTドコモさん。 ドコデ 聞いたらいいの? ドコヲ 直せばいいの? ドコカら 手をつければいいの?

携帯電話の利便性と、目に見えない電磁波との摩訶不思議なサジ加減。

ここはひとつ、親友・ホリイちゃんの絶妙の「タクトさばき」にすべてを託したい今日このごろ。

頼んだぜ、ホリイ!























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サスケストア御一同「御成りぃ~」。颯太クンがやって来ました!

2012-07-04 18:52:30 | 日記
朝から梅雨の合間の晴れ間が広がった本日7月4日 水曜日。ただただ「暑かった・・ぁ」。

お昼過ぎに愛車メガーヌで郵便局に出かけたのですが、ダッシュボードの外気温度計は、なんと35度を表示していました。いくらなんでも、35度はちょっとオーバーです。思わず「ねえ、メガーヌちゃん。いくらなんでも35度ははしゃぎ過ぎだよっ。ラテンな気持ち、判るけどね」と、つぶやいてしまいました。ほんと、フランスのクルマ、乗り味も、そして正確なはずのデジタル表示の各メーターともに「うーん、ユルユル。よくわかりませ・・」ということの連続です。見方を変えれば「いい味 出してる・・」。

さてさて、横浜やここ鎌倉あたりは気温30度の真夏日までは届きませんでしたが、東京・練馬や北関東各地では30度を超える真夏日となった地域もそこここに。

この暑い一日、朝から私は工房にて作陶。そしてウチの奥さんはパソコンに向かってなにやらお仕事しまくっています。その姿は声をかけるのもはばかられるくらいの、スゴ味があります。

このような状況になると、成り行き上というか、必然というべきか、夕飯を作るのは私の役目となります。「さーて、夕飯は何にしようかな・・」と考えていたところで、インターホンがやけに弾んだ響きで「ピンポーンッ!」と鳴り響きました。

リビングのインターホンの画面を観たウチの奥さんが「うわ、大将! うわ、赤ちゃんだ!」と言って玄関にまっしぐら、です。常日頃、あらゆる動きがスローモーの彼女がそれこそ、脱兎の如く、玄関に走っていきました、ね・・。ホントは機敏に動けるの? びっくり!・・。

前置きが長くなりましたが、ジャーン!

ご近所にある三浦野菜のお店「サスケストア」の大将・井上さんが生まれたばかりのお世継ぎ・颯太(はやた)クンと奥さんを伴って訪問してくれました。

ウチの陶芸教室で地元・佐助のチビッ子陶芸家さんたちと交流して以来すっかり母性にめざめてしまったウチの奥さんは、颯太クンの笑顔を見ながら「カワイイ、カワイイ」の連続です。気分はすっかり母親?、祖母? うーん、なんとも微妙、というか、答えは明らかですが正解は言わぬが華ということで。

ウチの工房で、大将ご夫妻、そして颯太クンともども、佐助の、鎌倉の、そしてみんなの明日を熱く語り合った後、幸せいっぱいの大将一家は佐助の緑の中へ颯爽と歩を進めていきました。


颯太クンの「颯」の字は、颯爽の「颯」・・。

「命名 颯太クン」との報告を受けた時、ご近所仲間で「颯爽という言葉に由来するんだよね、きっと」と勝手に納得していましたが、あらためてそんな気が。「颯太クン」、いい名前です。

この頃ではご近所の親しい方々も、颯太クンが生まれたこともあり「サスケストアは一家まるごと、佐助に引っ越して来ればいいんだよな」と、楽しそうに話し合っていることも。

今から数年後、ウチの陶芸教室にて颯太クンが三浦野菜のオブジェをアートしていたりして。

大将、そのような日が来ることを「俺は待ってるぜ!」。

いえ、「ボクは待ってます」。よろしくね・・。











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おはらいさんも装いを新たに、夏を元気におもてなし・・。

2012-07-02 08:32:21 | 日記
縁あって今から約3年と少々前にここ鎌倉に移り住んできた際、心ひそかに「日々の暮らしの中に余裕を作り出し、必ずやお寺巡りの時間を・・」などと思い描いたのですが、今だほとんど実現していません。たぶん、時間の使い方があまり上手くないのでしょうね。毎日毎日、慌ただしく動くことが多く、市内の名刹を訪れることはあっても、「歴史あるその風情をゆったりと愛でる・・」ことなど、まさに「夢の夢」といった現状です。

「されど」というか、「それでも・・」というか、

毎年6月30日と暮れの大晦日に鶴岡八幡宮で行なわれる「大祓式(おおはらいしき)」の折には、なんとか参列し続けています。

6月30日、午前10時45分。八幡宮前の交差点は思いのほか、静かな佇まい。

「大祓」とは、日々の暮らしの中で犯した罪や穢れを除き去るための行事ということで、八幡宮境内にもお祭りの時のような華やいだ雰囲気はあまりありません。

八幡宮境内の舞殿の脇にしつらえられた「大祓式」の会場に飾られた御幣が、梅雨の狭間の陽射しと潮風を浴びて、気持ちよさそうにたなびいています。


式は、神主さんのお祓いの後、参列した人々が声を合わせて約10分間にわたる「大祓詞(おほはらへのことば)」を唱えた後、下の写真のような「ひとがた」を身体の各所に当てて罪や穢れを祓います。


この後、6月の式においては萱草で作った輪を左、右、左と八の字に3回通りぬける「茅の輪くぐり」という儀式を行ないます。茅には災いを取り除く神秘的な力を有するということから、茅の輪をくぐるらしい、のです・・。茅の輪くぐりの後、あらかじめ申し込んでおいた「おはらいさん」というお守り? をいただいて「大祓」の儀はすべて終了。

これまでこの「大祓式」には何回も出向いていますが、今だにその本当の意味、手順等を把握しきっていません。不勉強、ここに至れりの心境です。恥ずかしい・・。

帰りの道すがら、八幡宮境内の源平池はハスの葉で覆い尽くされるほどに。思い起こせば約3か月ほど前の4月上旬の桜の季節、右下の写真のようにこの池にはハスの葉の影さえありませんでした。
 
まもなく、大好きな夏がやって来ます。

そして翌7月1日。朝のテレビ番組では何度も「今年ももう半分が過ぎてしまいました」とのコメントが読み伝えられています。なるほど、確かに気がつけばアッという間に一年の半分が過ぎています。

「今年は何から始まったんだっけ?」と振り返ってみたところ、初仕事はお雑煮用のお餅焼きだったような。なんとも平和的というか、あまりに小市民的というか、とにかくあまりイケてませんが、これもまた現実ということで。

陶芸教室の合間に、これまで家を守ってくれていた「おはらいさん」から新たなる「おはらいさん」へお取替え。

左手に持っている「おはらいさん」は暮れから6月末までのもの。赤い御幣が温かみを醸し出しています。

そして新装なった「おはらいさん」。来たるべき夏へ向けて、水色の御幣が涼しげです。


毎年、この「大祓式」のような儀式のたびに、「前回からもう一年経ったのか・・」と、時の流れの速さをあらためて感じます。

そういえば昨年の6月はちょっと早めの猛暑に見舞われて、大祓式当日も真夏を思わせる強い陽射しにてらされていました。「この先、夏本番を迎えたら、さらにどれだけ暑くなるやら」と案じていたら、梅雨明け後の暑さはなんとか例年並みだったことも記憶しています。

さて、間もなく梅雨明け。今年はどのような夏になるのかな。






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