鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

しなやかに、静かに時間は流れども、気分は「すっかりゴールデン」…

2016-04-29 22:24:58 | 日記



本日4月29日の祝日、昭和の時代には「天皇誕生日」と呼ばれていました。その後、平成の世となってからは「昭和の日」という名に生まれ変わって今に至っています。そして、我が家にとっては、かつて一緒に暮らしていた オルカという雄ネコの誕生日でもあります。10年前に15歳で亡くなるまで、ウチの同居人さんは「オルカと私は一身同体!」と言ってはばかりませんでした。またオルカは、昨年夏に亡くなった黒猫チー坊がウチに拾われて以来成長していく過程をずっと見守ってくれていました。

毎年、オルカの誕生日には大好物だったイチゴのショートケーキをプレゼントしてあげていました。亡くなってからもその習わしは欠かさず続いています。というわけで、今年もオルカの写真を前にショートケーキ…。

蛇足ながら、ウチの同居人さんは「一身同体」と言っていたにもかかわらず、今年のオルカの誕生日はワタシに言われるまですっかり忘れていたようです。ま、ワタシの誕生日などは初めからアタマの中から強制的に消去してしているようですが…。

ともあれ、ゴールデンウイーク初日。別にどこかへ出かける予定などは全く無く、陶芸教室の一日が待っているのですが、それでも朝4時過ぎには勝手に目が覚めてなんとなくウキウキしてくるから不思議です。そして毎年毎年、早朝から交通情報の画面をジ~っと眺めることになります。

午前4時、まだ渋滞はありません。

                               午前6時、高速がチョピット混み始め…。

午前8時になると,各高速道路は大混雑。特に東名高速は伊勢原バス停から首都高・池尻あたりまで約40キロにわたる渋滞のラインが赤々と…。

交通情報の画面を見ているだけで、すっかりまるごとドライブ気分になってきます。家で紅茶を飲みながらパソコン画面をとおしてのドライブ? なので、渋滞にイライラということがありません。そして、お金もかかりません。ただし、夢とメイクドラマはありません…。

どこからともなく響きわたる「いつまでドライブごっこ してるんですか。お教室の準備は出来たの?」という声にうながされて、いざ、お仕事…。まずは陶芸のお客様を迎えるべく、ささやかな裏庭の一角の草刈りの仕上げから。

このところ少々さぼり気味にして生え放題だった雑草を抜きまくること30分。少しばかり庭の体裁が復活するに至り、ようやく「連休はお仕事三昧」の気構えが固まります。

ふときがつけば、裏庭には見事な竹の子が…。

そのままにしておくと、♪屋根より高い鯉のぼり ならぬ、屋根より高い竹の幹ということになります。このまま育てるか、バッサリ切るか、毎年、この時期アタマをひねる「お楽しみ」でもあります。

そして、普段は見慣れぬこのような鳥の姿も。

鳥獣類に詳しい方にこの写真をみせたところ、即座に「この鳥はコジュケイ」という答えが返ってきました。このコジュケイという鳥は、その泣き方が「貧乏怖い」と聞こえるとか。ウチの同居人さんは「う~ん、貧乏になるのは、たしかにちょっと怖い…」とつぶやいていました。されどワタシは、貧乏よりもこの同居人さんのほうが何百倍も怖い…、のです。

ひるがえって、ゴールデンウイーク初日の陶芸教室も終了間際。

毎度毎度のことながら、陶芸のかたわら交わす会話はお仕事、レジャー、家族、家庭、未だ見ぬ未来…、へと広がります。工房に訪れる方々との会話を通して、あらためて陶芸教室という場が「濃密な時間空間」であることを感じた一日でもありました。

ゴールデンウイーク初日の夕刻、心地よい疲れとともに「キリン淡麗グリーン」の影が目の前をチラホラよぎる中、ウチの同居人さんは「ちょっと、そこまで行って来る!」との言葉を残して街に向かってまっしぐら。後から聞くところによれば、女学校時代の同級生の愛娘・植野有砂嬢がお友達とともに鎌倉にやって来たとか。有砂嬢にチー坊ワインを渡しに、リニューアルしたばかりのスタバ鎌倉御成店までスリ足ピラピラ引きずって向かって行きました。有砂嬢は渋谷界隈で有名なネオギャル。ファッションディレクター兼DJなのです。最近では「渋谷区観光大使ナイトアンバサダー」に任命されたとか。その横のお友達と一緒にウチの同居人さんがスタバの藤の前でパチリ。このオバサンとの関係は???とスタバに来ていたお客さんから不思議なまなざしで見られたそうな。



振り返れば、ワタシがこの有砂嬢にはじめて会った時、彼女はたしか小学1年生の頃でした。ちょっと見ない間にすっかりステキなレディに成長していました。

わが工房に 居ながらにして 若葉萌ゆ 明日も早よから 父親気分…

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若葉に囲まれ 日々是好日。極楽寺から歓喜の「ハレ クリシュナ」!

2016-04-23 20:33:51 | 日記

ついほんの少し前、サクラの話題で沸き立っていたと思っているうちに、ふと気がつくと緑キラキラと萌える新緑の季節を迎えました。そして本日4月23日 土曜日…。常なれば、陶芸教室で忙しい時間を過ごすはずなのですが、今日ばかりは「祝宴」に臨むべく、陶芸教室は「休講」です。そして本日の「祝宴」の主人公は、メタ・バラッツ青年と新婦・ワカちゃん。彼はウチの同居人さんがメイキングした鎌倉スパイスを調合してくれている 、自称「スパイス番長」さん。

江ノ電極楽寺駅からほど近いところに佇むバラッツの家にて、結婚式、ならびに披露パーティーの運びとなっています。

重厚な木造のバラッツ家を訪れるたびに、ワタシが育った今は亡き東京・葛飾の家を思い出してしまいます、グスン…。

結婚式会場のお庭では、新郎新婦を祝う友人知人で、まさに「鈴なり」の態。

一同、「インド式の結婚儀式はどのように?」と、大いなる期待を胸にいだいているようです。

庭の一角には新郎新婦が座して迎える儀式の設えが。

見るもの、すべてが「興味津々」です。

ここで、インド式結婚式の流れをざっくりと…。

・新郎入場、続いて新婦入場
  ↓
・Dorshan(新郎が新婦の顏のベールを開ける)…かつて、インドでは結婚式の際に新郎新婦がはじめて顔を合わせたとか。
  ↓
・Kanya-Dana(娘を捧げる儀式)
  ↓
・Pani grahana(契りの儀式)…新郎新婦の叔母が二人の手を花で結ぶ。そして、新郎新婦が結婚への「誓いの言葉」を唱える。
  ↓
・Abyshake (もく浴の儀式)…祭司がマントラを唱えながら、クンバで新郎新婦の手に水をかける。
  ↓
・Mangala dharana…新郎が新婦の首にマンガラスートラをかける。そして、指輪の交換。
  ↓
・Sindhur dana…新郎が新婦の額に赤い粉を塗り、サリーで覆う。
  ↓
・Sapta padi…(7つの祈り)新郎新婦が地面に作られた7つのフラワーサークルに祈りの言葉とともに足を踏み入れる。
  ↓
・Yajna(火の儀式)新郎新婦、ならびに両家の両親が座して、火を掲げながら祈りをささげる。
  ↓
・新郎新婦退場…火の廻りを3回周って退場。

ということになります。結婚式の始まりからお開きまで、約2時間弱のロングタームの式典です。

Dorshan

インドでは、この時はじめてお互いに顔を合わせるとか…。

Abyshake

日本人の祭司の方が水をかけるのですが、その際に唱えるマントラがじつに心に響きました。

Sindhur dana

額に塗る赤い粉が陽の光に照らされてキラキラと輝いていました。

Yajna

穀物を天に捧げるこの儀式の後、Yajnaという火の儀式が行なわれました。

結婚式の後、新郎バラッツの父・アナンさんから「クラ~タさん、こちらへ」と手招きされ、そして「奥さんはどこ?」とうながされた末に記念の一枚。

普段から明るいアナンさんですが、今日は「2000トンの笑顔」が炸裂していました。そして、これまた例外的に、ウチの同居人さんの顔も白日の下にさらしてしまいました、すみません…。そして、ワタシはすっかり酔っぱらっちゃっています、ごめんなさい…。

顔をさらしてしまった勢いにかませて…。

NHK鎌倉担当の中村早紀嬢、そしてバラッツの新婦・ワカちゃんと記念のスリーショット。それはもう限りなく、母と娘二人の図…!?

宴を離れて、鎌倉駅西口のお店にて余韻に浸りながら軽く飲み直し。

以前、下着メーカー・トリンプの方からいただいたブラジャーのイラストが染め抜かれたネクタイが、多くの人から「それ、素敵ですね」とにっこり微笑まれることしきり…。新郎新婦も新生活に向けて夢と希望と胸も膨らむ…、といったところでしょうか…。

ビールを飲みながら「祭司さんがしきりに『ハリ クリシュナ』と唱えるのを聞いているうちに、元ビートルズのメンバーでインド音楽に傾倒していった故ジョージ・ハリスンを思い出した」と独り言。「ハリ クリシュナとは、インド神話に登場する偉大な神様らしいよ」と説明するも、「ん?」といぶかる同居人さんに「ジョージはね、ビートルズ解散後にリリースした『My sweet Lord」という曲の中でしきりに『ハリ クリシュナ…』とささやいていたのよっ!」と解説するのですが、反応は今一つ。

それでも、「今夜はジョージの曲を聞きたいなぁ」と問いかけると、「あぁ、それは賛成です…」と促されて、今、この瞬間にもウチのリビングではジョージのとても優しく悲しげにも聞こえる曲の数々が流れています。


おりしも、わが家は今年でちょうど結婚20年。「ハレ クリシュナ」と胸に手を合わせるまでもなく、さまざまに「アレ クルシイナ」とつぶやく日々。そして、たまには笑いあり…。

なにはともあれ、あらためて、

おめでとうバラッツ、ワカちゃん!

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清志郎の面影をテーブルに載せて、温かい時間は静かに熱く燃えるライブとともに…

2016-04-12 08:46:42 | 日記

去る10日 日曜日、ワタシが住む街のサクラも「これで見納め…」との想いを胸に、いつもよりかなり遅い時間に駅周辺をパトロール。 昼間は鎌倉散策の人の波で溢れる小町通りも夜9時過ぎともなれば、人影もまばらです。

常ならばこの時間、この界隈をふらついている時は少しばかり千鳥足なのですが、この時は正真正銘、一滴もお酒は飲んでいません。よって、見える景色も「新鮮!」です。

小町通りを入ってすぐの辻を右に曲がり程なく闇に包まれた若宮大路に佇むと新装なった段葛の若いサクラは葉桜に姿を変えつつあります。



そして、シラフの小町パトロールの目的地はこちら。鎌倉のミュージック・シーンの殿堂 JAZZCLUB DAPHNE。今は亡き忌野清志郎さんとともにバンド活動を行なっていたギタリスト・三宅伸治さんのスペシャル・ライブが開催されていました。


このライブの情報は、ワタシの高校時代からの女友達から知らされました。その瞬間、横浜・青葉台の家具屋さん「ウッデイハート」社長の木村さんの顏が浮かびました。今から約20年近く前に木村さんのお店から購入したダイニングテーブルでお客さまがくつろぎ、そして多くの物語が生まれてきました。いつか、木村さんにテーブルを斡旋してくれたお礼を、と思い続けていたのでした。そして、今回の三宅さんの鎌倉ライブ開催を木村さんに知らせて、ようやく「せめてもの恩返し」…。

ワタシは朝から晩まで生業の陶芸や打ち合わせ等で、肝心のライブには間に合いませんでした。されど「ライブの雰囲気だけでも感じ取れれば…」との思いから、急ぎ足で閉幕後の会場へ…。カウンターのど真ん中、「ウッディハート」の木村さんが鎮座していました。。木村さんは「自分にとって神様のような存在の清志郎さんとともにバンドしていた三宅さんは、やはり、自分の神様なのです。こんな近くに居られて、そして話しも出来て。もう、今夜のことは一生忘れません」と、目がウルウル…といった具合に感じ入っている様子がありあり。三宅さんの後ろ姿でさえも、いとおしいようです。

木村さんと話し込んでいる女性は、ワタシの高校時代からの女友達・イッちゃん。ワタシは若い頃からずっとこの人の「パシリ」してました。そして、今も…!?。このイッちゃんの御主人・アキラくんが今回のライブ実現へ向けて全てをコーディネートしていた影の主役でもあります。

ライブが跳ねたステージには、三宅さんが繰りひろげたパフォーマンスの名残りが…。


つい今しがたまで演じられていたライブの余韻に浸る中、アドリブ・テイスト的に三宅さんの「乾杯!」とともに「打ち上げ」がスタートしました。

ライブをコーディネートしたアキラくんのなんともホッとした姿に、思わず「おつかれさまでした…」とつぶやくワタシがいました。

「忌野清志郎・命! 三宅伸治・命!」の木村さんは、三宅伸治さんとしっかり「ツーショット!」。


「今夜のひとときは、冥途の土産になります…」と感慨深めの表情を浮かべつつ、木村さんは終電間近の横須賀線のホームに消えて行きました。

かく言うワタシはといえば、「酒場放浪記」主演・吉田類さんよろしく「それでは、もう一軒」と街場の飲み屋さんの暖簾をくぐってしまったことは言うまでもありません。

散る桜 残る桜も 散る桜 聴く調べ 共に歌いて 春に散る…



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黒猫が運んでくれた春の風、サクラの街に舞い降りて季節は若葉へ…

2016-04-07 19:57:12 | 日記

4月1日から3日まで当工房 佐助Room114にて開催いたしました 黒猫マルシェ「春のきらきら」に際しましては、昨年同様多くのお客さまがお越しいただきましたこと、この場をお借りしてお礼申しあげます。今回は「マルシェ」というカタチで昨年にも増してより多くの「黒猫」の展観となりました。

さらに会期中、お客さまが可愛がっている黒猫さんを伴って来場する一幕も。しかも2匹というか、二人というべきか…。

思わず、今は亡きウチの黒猫 チー坊の顔を思い出してしまいました…。

なにはともあれ、黒猫の話題で楽しかったこと、再会を喜び合ったこと、忙しく動きまわってバタバタしたこと…、さまざまなシーンに明け暮れたマルシェの3日間を経て、今、工房内には「祭りの後」の余韻が残っています。

ふと今朝、朝刊に目を落とすと夏目漱石没後100年「吾輩は猫である」掲載が5話目を迎えていました。

前々からこの「猫」の掲載は知ってはいましたが、「黒猫マルシェ」の忙しさにかまけて新聞閲覧はまったくの蚊帳の外にありました。新聞連載当時、作品名は「吾輩ハ猫デアル」と表記されていたことがわかるのも没後100年掲載なればこそ。そこここに「時代」が感じられます。そして、作品タイトルの下に鎮座している「吾輩」はひょっとして 黒猫!?

ご近所の方々や友人知人達からは「黒猫マルシェが終わって一段落だね」とねぎらいの言葉をいただいています。今回の「マルシェ」に際しては、主宰者でもあるウチの同居人さんが右肩の痛みを押してコーディネートした末になんとか開催できたこともあり、まさに「一段落」。そして昨日は、サクラ模様のお江戸に 黒猫作品納品&チョピットお花見ツアー敢行の運びとなりました。

愛車メガーヌを駆って月1、2回ペースで東京の街中をグルグル駆け巡りますが、来るたびに「空がどんどん狭くなるなぁ…」というのが実感です。江戸通り日本橋界隈も新しいビルが林立しています。

通り一帯がピカピカ輝くビルばかりになってしまったので、日本橋三越本店の古色蒼然とした雰囲氣がかえってモダンに感じられます。ここ日本橋に限らず、東京都心全体の街作り、景観、その他、「なんでこんな街になってしまったのかなぁ…」という思いもちょっぴり感じたりもします。どこの街もビルがニョキニョキ、人はあくせく…。気がつけば、ワタシもこのところ歩足が速い…かも。

かつて若かりし頃「東京砂漠」なんて曲もあったなぁ、などと思いつつ、皇居前までメガーヌで流してくると、景色とココロがにわかに「お花見モード」に変貌してきます。

ハンドルを握りながらのお花見とあって、充分にサクラを愛でることはできませんが、それにしても我が故郷「東京のサクラは最高」です…。

この時期、青山墓地は一年のうちで最も華やかな彩りに包まれます。

通常はクルマの抜け道も、年に一度の サクラの王道に…。

打ち合わせの待ち合わせ場所に指定された橋の上からは、サクラと東京タワー、そして六本木ヒルズが望めます。

この景色がある限り、約束の時間から少々待たされてもちっとも苦になりません。

チョピットお花見ツアーの終着地・恵比寿では、明治通りのサクラ並木が迎えてくれます。

普段、明治通りの恵比寿・広尾間の街路樹がサクラであることはすっかり忘れてしまっています。春の一時期、沿道がピンク色に染まってはじめて、クルマで通りかかった時「あっ、サクラだったんだ…」と再認識することになります。それにしても、この明治通りを走行するクルマの速度は総じて速めゆえ、なかなかスピード感あふれる「お花見」となります。

そして、「花散らし」の雨模様となった本日7日午後。先の「黒猫マルシェ」にてお祝いでいただいた庭先の額アジサイは雨に濡れて、ひときわ色合いが輝いてみえます。

やはり「黒猫マルシェ」の折に「マキロウさんの還暦祝いで~す」との言葉とともにいただいた花束の赤い花も心なしか色合いを増したように思います。

サクラ咲く 辻の向こうに 若葉萌ゆ…












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「サクラが満開!」の便りとともに「黒猫マルシェ」きらきらと開幕しました。

2016-04-01 21:27:10 | 日記
約2週間ほど前から当ブログにてお知らせしていた 黒猫マルシェ「春のきらきら」が新年度始まりの4月1日に開幕しました。


出展者の方々、ならびに展観に訪れた皆さん方、それぞれに「若宮大路のサクラが満開!」「源氏山のサクラが素晴らしい!」といった具合に「黒猫」と「サクラ」に包まれた春の日を満喫されているようでした。

そして、春といえば、その主役はサクラだけではありません。今回の「マルシェ」に訪れた方々との会話の中では「あぁ、この利休梅、昨年の黒猫tenの時も綺麗に咲いていましたね」との声が、しきりに聞こえてきました。

お隣の家の庭先に咲くこの利休梅は、サクラとともに本格的な春の訪れを伝えてくれます。

おかげさまで、今年の「黒猫」も開幕直後から多くの展観の方々で賑わうこととなりました。


出展者の方々がその想いを込めた「黒猫」が一堂に会し、ふと昨年7月末に急逝してしまったウチの黒猫・チー坊を思い出してしまいました、グスン。


今回はさまざまな手造りの作品に加えて、「黒猫クッキー」をはじめバラエティ豊かな「美味しい食材」もラインアップされています。


そして、昨年4月の「黒猫ten +α」の際に大好評をいただいた算命学・星井サトルさんの占いも同時開催。悩める? ご婦人方が星井さんからの救いの言葉を求めて順番の列を作る中、ふと気がつくとワタシのココロの友でもある写真家・高岡雅之さんが鑑定の座に収まっていました。

この土曜、日曜、星井さんによるこの算命学占いは、順番待ちで長蛇の列必至の予感がします。あらかじめ当方まで、ご予約いただくこととが無難かと思います。

今回の「黒猫マルシェ」に向けては、「春のきらきら」というワインもご用意しました。ふと気がつくと、急ごしらえのテラスでは「春のきらきら」を愛でていい具合にふらふらになった!? 方々が、吹き矢に興じていました。

かねてより地元・佐助自治会館での吹き矢の講習会に誘われてはいましたが、まさか、わが家でその講習!? が行なわれようとは…。俗に「子供は遊びの天才」といいますが、酔っ払いのオトナだってけっして負けてはいません…。

とりどりの「黒猫」と春の花便りに包まれながら、さまざまな出会い、再開が繰りひろげられる「マルシェ」は3日の日曜日まで開催されます。お時間がありましたら、ぜひ「黒猫マルシェ」にお越しください。








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