鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

明日20日から manamiジュエリー展&私の小さなご飯茶碗30展が開幕します

2021-11-19 20:57:35 | 日記

このウイークエンド、いわゆる4連休初日の20日の土曜日から23日・勤労感謝の日まで、ウチの工房&カフェ・チー坊ノワールにて、ひさしぶりにイベントを開催いたします。

そしてそのイベントのご紹介の前に、今から約1週間前の11日に発生した私のFacebook乗っ取られ事件におきまして、私のメッセンジャーをとおして繋がっている多くの皆さまにご迷惑をおかけいたしましたこと、あらためてお詫び申し上げます。とりわけ、私になりすました偽メッセージにしたがった結果、貴重なるLINEデータを消失させられてしまった知り合いの方々に対しましては、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

今回の一件以来、今もさまざまな方々からお気遣いの言葉をいただき続けています。そして皆様方に事件当時の状況の説明、ならびに検証をすすめながら、あらためまして二度とこのようなことが起こらぬように各種SNSツールをはじめとするIT全般に対してはこれまで以上に慎重に対処したいと思っています。

続きまして、冒頭記述いたしましたイベント

◆manamiジュエリー展示会 & 同時開催 小さなご飯茶碗30展
11月20日(土)〜23日(火)11時〜17時。(最終日16時まで)のご紹介です。

まずは

manamiジュエリー展示会

期間中展示販売他、オーダーメイド·リモデル相談も承ります。@MANAMI-J.com

アンティークな表情を漂わせた幾何学模様の透かし彫り。ローマの古い教会の床のタイルをモチーフにしたピアスとペンダントヘッド。


オニキスをはめ込んでネコとシッポのフォルムを象ったシルバーのペンダントヘッドとイヤカフ。表面の西洋彫りがアクセントに。チー坊とノワールをモチーフにしてくださいました。


作品がバチカン美術館に展示されていてローマの最高峰といわれる彫金師と西洋彫り師のもとに弟子入りしたmanamiさん。6年間学びながら制作をつづけた中でのお気に入りの一品。伝統技術が贅沢に散りばめられています。manamiさんの想いが詰まっているこの作品は残念ながら非売品…。


このほかにもローマで学んだ技法を馳駆した作品を取り揃えています。ぜひmanamiさんが織り成す彫金作品の数々ををご堪能ください。

そして続いては、私の小さなご飯茶碗30展…。

はじめに、今やおなじみの水玉をあしらった作品から


ポップな意匠としては、クロネコは外せません…。


そして、伝統的な文様として千鳥を…


こちらは、あまりコテコテではなく、されど「和」のテイストを感じさせる作品


外側に彫り込みを入れてさらに白い粘土を埋め込む象嵌という技法を施したどっしりとした感じのご飯茶碗もあります。


もちろん、このほかにも白い粉引きや紅色の小さなご飯茶碗をはじめ、いろいろ展観する予定です。

明日20日から23日までの4日間、manamiさんとウチの二人、そして黒猫ノワールがそろってお迎えいたします。初秋の一日、鎌倉散策ともども皆様のお越しを心よりおまちしています。よろしくお願いいたします。

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幼なじみとレジェンド編集長とともに巡る鎌倉「南無阿弥陀ブルー」の秋の日

2021-11-05 20:17:54 | 日記
日本中が「選挙」とレジャーに沸き立った感のある先の週末、ウチの工房&カフェには、東京・葛飾の幼なじみでゴッドハンド的な施術ワザを馳駆する名整骨医でもある渡辺和則クン(ナベちゃん)が訪ねてきてくれました。小雨まじりの空模様の中、ともに大学同期会の幹事を務める女性とともに同期会の相談ということで、なぜかワタシも加わって「会場はどこにするか…」伝々話を詰めるうちに、あれやこれやと時が過ぎて行きます。

その傍ら、派手なキャップを被りつつみんなの話を聞きながら「大学時代の仲間の会ならば、全国から集まるよね。羽田空港にも東京駅にも近い品川あたりがいいですよ…」とピンポイントなアドバイスをしてくれる人…、その名も「ターザン山本」さん。知る人ぞ知る、プロレス界のレジェンド編集者です。

私が子供時代から過ごした東京都葛飾区の立石にて幼なじみのナベちゃんが開く整骨医に、ベースボール・マガジン社にて雑誌編集業に携わっていた時の大先輩であるターザン山本さんが治療を受けに来たことから始まるという奇縁から、今回の「ターザン来鎌!」となった次第です。

我が家でお茶とおしゃべりをひとしきり楽しみ、ナベちゃんがおもむろに「ねえ、マキロウ君、ターザンさんが以前、南無阿弥陀仏のCDを出したんだ。だから、ターザンさんを鎌倉の南無阿弥陀仏のお寺に案内したいんだど」とポツリ…。
ちなみにこちらがターザンさんのCD。

さすが、週刊プロレスの伝説的編集長として名を馳せたターザンさんの面目躍如たるジャケットデザイン…となっています。

私の頭の中で南無阿弥陀仏といえば、浄土宗。さらに浄土宗といえば、京都の知恩院と東京芝の増上寺、そしてここ鎌倉の光明寺、ということになります。即、「ナベちゃんがこの夏に鎌倉に来た時、一緒に行った材木座の光明寺はどう?」と尋ねてみたところ、ナベちゃんよりも先にターザンさんが「そこに行きたい!」と分け入ってきて「秋の鎌倉探訪記」の行き先が即決です。

さらにナベちゃんが「ターザンさん、ほかに行きたい所は?」と尋ねたところ、ターザンさんはこれまた即座に「紫陽花の咲くお寺」…。私は一瞬、「坂ノ下の成就院?、長谷観音?北鎌倉の明月院?」と迷ったのですが、ターザンさんは「あ~、北鎌倉かなあ…」ということで、北鎌倉経由材木座のプチお寺参りのスタートです。

ウチの工房から裏道をとおってクルマで10分ほどで北鎌倉の明月院へ。

当然のことながら秋ということで、紫陽花は咲いていません。「6月になるとこの境内が明月院ブルーと呼ばれる深く濃い青の紫陽花に包まれます」と説明しました。ターザンさんは「明月院ブルー」という言葉が心に強く響いたようで、境内をめぐる最中に何度も「明月院ブルー」とつぶやいています。ふと見ると、境内のそこかしこに紫陽花が…。

色つき始めた紅葉と咲き遅れた紫陽花、そしてターザンさんが佇む明月院。見ようによってはなんともシュール。

それにしてもターザンさんがなにゆえに「紫陽花の咲くお寺」に行きたいのかと問いてみると、「渥美清さんの映画『男はつらいよ』でマドンナだったいしだあゆみさんが鎌倉の紫陽花のお寺でデートする場面が心に残っててさぁ」とニコニコしています。

おっとっと…、あの映画はたしか坂ノ下の成就院だったような…、という記憶もあるのですが、ターザンさんとの紫陽花のひと時の締めは「次の6月に明月院で会いましょう」。

北鎌倉を後にして、ナベちゃん、ターザンさんご一行を乗せた愛車メガーヌは進路を南の海沿いの街へ。程なく潮風薫る材木座に位置する浄土宗の名刹・光明寺へ。

おりしもこの日は衆議院総選挙で、光明寺は投票所となっていました。投票所に詰める投票管理担当の方々もターザン山本さんという人の存在を知っているようで、ニコニコ微笑みながら我々の姿を目で追っていました。

そして本堂の脇に位置する記主庭園に佇む大聖閣(たいしょうかく)を望みながら、ナベちゃんが「ターザンさん、ここに立って!」と声をかけ、さらに「マキロウ君、撮ってあげて」と促されて、記念の一枚。

北鎌倉の明月院から材木座の光明寺へ至る道すじをたどりながら、「本日の探訪は南無阿弥陀ブルー」と、つぶやく私がいました…。

まだ午後5時前ながらすっかり闇に包まれた秋の工房に戻り、ターザンさんお勧め?の私が作ったマグカップ


そして、鎌倉スパイス


壁に掛かるコワニャールの個性の強いコラージュ版画をも圧倒する存在感は、ターザンさんならでは。秋の一日、良いひと時を過ごさせていただきました…。










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