闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
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質の低下は日本の夕暮れ

2011年10月28日 22時19分28秒 | Weblog
昨夜、Youtubeで自由報道協会の小沢一郎さんへの記者からの質問で
恒次というマナーの悪い読売新聞記者にキレた上杉さんと岩上さんのバトルを見ました。
まぁ喧嘩両成敗というところですが、恒次ってのは本当にマナーがなっていません。
そりゃぁ上杉さんと岩上さんに怒鳴られても仕方ない態度でした。
上杉さんと岩上さんが言っていたように、本当に下手な質問でしたよ。

確かに最近の記者の質は落ちているし、マスコミ自体の質が落ちていると感じます。
真実を追究して、事実を明らかにしていくのがマスコミの仕事だと思っていますが
最近では、ただおかしければ良いとか、大衆受けするネタしか追求していません。
現在、一体、本当の意味でのジャーナリストは何人いるでしょうかね。

一番気に入らないのが、ワイドショーなどに素人同然のコメンテーターと迎合して
他人からの聞き伝えを鵜呑みにして自分の推測でしか話さないヤカラ
そんな連中には、ジャーナリストや記者と名乗って欲しくないですな。

ずっと以前の事になりますが、ある有名なジャーナリスト(本当のジャーナリストです)が
テレビのある番組で「ジャーナリストがテレビに出る事や、ましてや公共の電波の中で
自分の意見を述べる事には、随分抵抗を感じますよ」と仰っていたのを覚えています。
そのジャーナリストこそ、もうお亡くなりになられた筑紫哲也さんでした。

晩年、筑紫さんも自分の意見を述べられる事がありましたが、まさにコメント程度。
それを知っているだけに、恒次という読売新聞の記者の態度は素人同然でした。

まっ質が低下してきたのは、マスコミだけではありませんけどね。
日本全体の質が低下してきた事は間違いありません。
例えば、コンピュータ業界でも同様で、コンピュータのエンジニアのくせして
コンピュータの仕組みは知らないし、プログラムの作り方もロクロク知らないのがいます。
それでも、プログラミングをサポートするツールが高性能化しているので
少々間抜けなプログラムを書いても、問題なく動いてしまいます。

しかし、無駄な部分が多いとか、バグの火種になる部分を残しているとか
駆け出しのプログラマーが書くような幼稚なプログラムを書いているにも関わらず
一人前のシステムエンジニアのような顔をしているのがゴロゴロいますよ。

ある笑い話。あるソフトウェア開発会社で、開発しているパソコンの調子が悪くなった。
それを使っていた自称ベテランSEが行った行動は、ろくろくそのパソコンを調べず
他のパソコン修理会社を呼んで直してもらったそうです。
そしてその自称ベテランSEの一言「オレはパソコンの事よくわからないからなぁ」
悪いジョークだと思いましたが、本人は真剣にそう言ったそうです。

私たちの時代なら、他人にパソコンを直してもらうのは恥だと思っていましたよ。
もちろん自分たちで直せない故障もありましたが、どこが故障しているから
パソコンの調子が悪いかくらいは自分で調べて、修理会社に指示をだしたものです。

こんな体たらくですから、たとえ立派な政府ができたとしても
日本経済の地盤沈下は避けられそうにありませんし、技術後進国になる可能性大です。
もちろん優秀なエンジニアもいますが、勇気がある人は海外にでるでしょうからね。
結局、残るのは一握りのプロフェッショナルと大多数のカスばかりになるでしょう。


今日目に付いた記事:
 ・創業者一族を解任、59億円未返済 大王製紙巨額借り入れ、調査報告書公表
  完全な背任ですよ、創業者が偉くても、それを次ぐ者がカスならこうなる

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 rising sun の夕暮れは近い

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