闘う社長の再起編

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TPPは日本をインカ帝国にする

2011年11月01日 21時17分36秒 | Weblog
TPP参加問題は、与野党の枠を越えて議論になっていますね。
私は基本的に反対の立場です、時期尚早というか、今のぬるま湯日本では
TPP弱者になるのは目に見えていますからね。
第一、TPPに参加するにしても、日本政府には戦略がありません。
TPPは、環太平洋パートナーシップ協定とも呼ばれていますが
正式には、環太平洋戦略的経済連携協定の略ですから
戦略が立てられない日本が参加したところで意味がない。

農業を例にとると、高い関税をかけている今でさえ窮して
政府からの保証に頼ろうとしているのにもかかわらず
障壁を取り払ったらどうなるか、目に見ていますよ。
ピサロがインカ帝国に来た時のような結果が待ち受けているでしょう。

TPPに参加するには、もっと国の力を底上げする必要がある。
その第一歩として、日本国民全員にグローバル化教育をしなければなりません。
そしてそれと平行して、農業に対する様々な規制を無くし
もっと多くの人や企業が農業に参入できるようにする必要があります。

それじゃぁ弱小農家や高齢者農家は競争に負け、兼業農家が激減してしまうのでは
無いかと思われるかもしれませんが、それは仕方ありません。
TPPに参加するという事は、加盟している国の農家と競争する事を
意味するのですから、国内で負けていく位ですので、
世界と勝負してもどのみち負けてしまうのは必至。

それが嫌なら、最初からTPPに参加しない派の議員をより多く当選させるか
あらん限りの知恵を絞って、競争に勝ち抜く事ですよ。
政府は、助成金などのぬるま湯漬けにするのではなく、競争に勝ち抜けるような
強い農家を育てるべきです、が、今の政府では到底無理でしょう。

あと人的障壁も取り除かれますから、これまたぬるま湯状態で育ってきた日本人は
流入する安い労働力にますます働く場所を失うでしょうから、
もっと自分を磨き、自分の価値を高めて生き残らなければなりません。
また価値を高めた自分をアピールする方法も身につけなければなりませんね。

そして、一度競争に負けても、まさ再チャレンジできる仕組みや
国民の失敗への気持ちの切り替えも必要になると思われます。
結局、人種のるつぼであるアメリカのようなやり方に向かわざるを得ません。

しかし逆を返せば、人類の歴史、いや生物の歴史は競争して生き残ったもの勝ちです
競争する事を運命づけられていますから、そのステージから降りることができません。
最初に、私はTPP参加に反対の立場ですが、ひょっとすると今の日本の状況を
内側から変える事ができないのなら、TPPに参加して、外から改革するという
荒療治しか残っていないのかもしれないとも、思っています。


今日目に付いた記事:
 ・首相、質問されてないことまで答弁 党名言い間違いも
  こういうくだらない事を記事にする事こそ、マスコミのレベルの低下の現れだ。

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 ぬるま湯に頼らず知恵を絞れ!

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