闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

老プログラマーは死なず、ただ消え去るのみ

2006年11月29日 00時26分38秒 | Weblog
今日は打ち合わせが2件、後は開発。
打ち合わせのうち1件は、うちの従業員との打ち合わせ。

私達が開発しているソフトウェアはC++というプログラミング言語を使うのだが
その言語を使い開発するマイクロソフトのツールをもう7・8年使っている。
しかし、マイクロソフトが新しいツールを発売した事がその席上で話題になった。

若い従業員は既に使いこなしているらしいが、
私はなかなか機能が覚えられない
それもそのはず、単に機能がグレードアップしたのではなく
新しい機能や概念が盛り込まれているから、今までの常識は通用しない。

でもさすが柔らかい脳みそは、それをすぐに理解できたが
もうかなりの脳細胞が死んだ状態ではお手上げである。
それになまじっか古いツールにかなり精通していただけに
今までのルールが通用しない新しいツールは宇宙人のツールに思える。

こういうところで、私自身、もう時代遅れのプログラマーだと痛感する。
もちろん、古いツールでも開発はできるが、新しいそれを用いた時と
作業効率の差は歴然だ、勿論、古いほうが効率が悪い。
ソフトウェア業界は、もう1年もすれば新しいツールに席巻される。
過去に培った私のノウハウは生きても、手段は変遷していく、
まぁ技術を志したものの定めだろう、いや今は経営者か

逆にうちの若い技術者がそのように育って行く事は喜ばしい事であり、
彼が私の歳になるまでには、まだ20年もあるから先が楽しみである。
さてそこで私の使命だが、彼らを一人前の技術者に育てると同時に
夢を与え続けなければならない。
私なんぞは、幸之助さんのように教育者にはなれないが
技術者である前に、可能な限り立派な社会人に育てる義務がある。

今までわざと遠巻きに見ていたものを、
今日は突き詰められた思いの一日だった。


今日目に付いた記事:
 ・堀場雅夫氏、分析化学の賞を授賞
  誰も製品を買ってくれない起業当時から60年弱、
  堀場さんよく頑張ってこられましたなぁ~、そのご褒美でしょう。

今日のステータス:

今日のオススメサイト:
 ・たのみcom
  いろいろアイデアのヒントがあって面白い

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