闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
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驚きの3Dプリンター

2008年06月30日 10時12分02秒 | Weblog
先日、あるTV番組で3D(三次元)プリンターの特集をやっていました。
文字通り立体データを与えて、特殊な樹脂インクを使い立体物を作るものです。
凄いですね~、とりあえず立体のデータさえあれば、どんなものでもレプリカを
作ることができるんですから。

それを今、細胞レベルでも同じことができないかを研究している学者もいるそうで
将来的には、臓器を3Dプリンタで複製する事を目指しているらしいです。
それとクローンやES細胞技術と組み合わせれば、副作用のない臓器を
プリンターで作って移植する事も可能になるのだとか。
SFチックですけど、技術が進めばそれは可能になるでしょう。

もっと技術が進み、原子レベルで複製が作れるようになると
SFに付き物の物体の転送装置や不老不死なども実現するかもしれません。
クローン技術を使わなくとも人間がプリンタで複製できてしまう
素晴らしい事ですけど、恐ろしい事でもありますね、倫理的には大問題。

そうなると、もし地球より大きなプリンタが作れれば、
地球の複製もできるんじゃないかなぁ?
それに原子レベルで複製したものは、もはやニセモノとも言えず
「何でも鑑定団」という番組も成り立たないようになっちゃいますな。

生物は30数億年かけて、自らの複製を作る方法を確立してきたのに
人類は数十年か数百年のうちに、自分の複製どころか想像の産物まで
具現化できるようになるかもしれません。
想像してみると、明るい未来より、恐ろしい未来しか想像できませんね。

まぁ私が生きている間に、いくら技術が進歩してもそこまで到達するとは
考えにくいので、将来起きる倫理的な問題は後世の人に考えてもらうとして..
3Dプリンターの技術は、従来のように試作段階から金型を作って・・・という
工程が必要なくなるので、コスト削減から、ひいてはモノづくりの工程を
根底から覆すような技術に成長する予感があります。

また従来の金型では実現し得なかった形状なんかも、3Dプリンタでは
簡単に実現できてしまうので、新たな産業の芽生えもあるでしょうね。
従来のコンピュータチップは、平面画像をウェハに焼き付けて作りますが
立体的な構造に作る事ができれば、ノイマン型コンピュータを超越した
新しいコンピュータが出現すると思います。いわばシリコンでできた脳です。

この3D印刷の技術は、核技術やクローン技術と同様、諸刃の剣です。
人類の英知を信じて、素晴らしい技術に育っていって欲しいものです。


今日目に付いた記事:
 ・天ぷら油を燃料に 沖電気、輸送トラックに再利用
  こういうのは一部は残っていくんだろうけど、過渡的な要素が強いですな

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 未来は明るいか暗いかわからないが、今を明るくすることはできる

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