どっち向いての？

今日は異例の２度目の投稿です。


麻生総理の所信表明を見ました。ははは、変な所信表明でしたね～、
麻生さんの目は国民の方には向いておらず、民主党の方に向いてました。
「一体どっち向いて所信表明しているの？」って感じ。

そりゃぁ総選挙になったら、民主党が最大の障壁だし、
野党が過半数をとったら、民主党の流れで政治が行われるわけですから
麻生さんにとっては民主党が最大の脅威でしょうけど
所信表明は、せめて国民に麻生政権の目指す処やどのような政策を行うかを
財源も含めてしっかり表明して欲しかったですね。

あれだけ民主党、民主党と連呼するところを見ると
余程、民主党に恐怖を感じているか、海外のあるメディアが書いたように
単に好戦的だという印象しか残りませんし、正直、嫌気が差しましたよ。
対決ムードに持っていくのはいいけれど、
所信表明で民主党に質問状を叩きつけるのは、どう考えても変です。

総理大臣たるものは常に冷静さを求められるわけですから、
闘争心むき出しに民主党、民主党と連呼するのはどうかと思いますよ。
麻生さんにしたら、先を制したつもりなんでしょうけどね。
辞任された前中山国土交通大臣程ではないにしても、
一政党を攻撃する発言は失言の部類に入るでしょう。
その他の政党にすれば、自分たちは無視されたような感じで気分が悪い。

前３総理の所信表明では触れられていた拉致問題や対中国政策には
触れていなかったように思いますが、
対北朝鮮政策や対中国政策はどうするんでしょうね？
内政が手一杯で、それどころじゃない状態でしょうか？
まぁそのあたりは各党代表質問で明らかにされるでしょう。

各党代表質問においては、民主以外を無視した所信表明に
民主党以外の野党からの攻撃は必至でしょう。
そのあたりのやりとりも、各党代表質問での楽しみになりそうです。

でもまぁ異例の所信表明で、臨時国会に国民の注目が集まる事は
大変よい事だと思いますね。