不完全なソフトウェアという代物

本日も先頃まで開発していたソフトに不具合があったので
修正したものをお客さんに納めにいった。
こんな事を言ったらお客さんに叱られるが、
よくもまあ不具合がでるものである。

不具合でも複雑に入り組んでいて思いもよらないものもあれば
ちょっとの注意で防止できたはずのケアレスミスレベルのものある。

私の場合、前者は比較的少ないのだが、後者が多い。
時々自己嫌悪に陥る事があるのだが、そこは楽天的な性格からか
すぐに次回注意すれば良いかなどと思っている。
反省の色がないから同様のミスを犯してしまうのだろう、どうしたものか。

その一方で、立場上、従業員には細心の注意を払って・・・などと言うのだから
両方の私を知っている人から見ればお笑いぐさかもしれないですな。

ソフトの話に戻ると、原発、医療現場や金融関連で使用されるソフトには
絶対間違いがあってはならないので、開発側のテストは厳しい。
PL法が施行されてから家電などのソフトも安全性の面から厳しくなった。
それほ利用者にとっては良い事である。

虚実は定かではないのだが、現在宇宙に浮かんでいる国際宇宙ステーションの
メインコンピュータがWindowsマシンらしいのだが、
しょっちゅうリスタートしないと安定して動作しないと聞き及んでいる。
宇宙という逃げ場のない所でそのような状態ではソフトもまだまだ。

ソ◯ーの犬型ロボットがかわいいという評判であるが、私は恐ろしい。
なぜなら、ソフトの不具合で暴走する場合もあると想定できる
すなわち、ロボットが表情一つ変えずに笑いながら暴走するのだから恐ろしい。
お～怖っ！

今日目に付いた記事：ホリエモンはなぜ生まれたか（４）
この連載は面白い。ただもう一歩踏み込みが足りないように思えるが。

今日のステータス：

今日の成果：
　・不具合対応（修正／動作確認／リリース）
　・ソフト開発

今日元気をくれた人：
　・お客さん（担当者の方）
　　不具合でご迷惑をおかけしているのにも関わらず、ソフトのアイデアを頂いた

今日の一曲：
　・中島みゆきさんの「ファイト！」
　　暗い水の流れに打たれながら、魚たち登ってゆく
　　光っているのは、傷ついてはがれかけた鱗がゆれるから
　　いっそ水の流れに身を任せ、流れ落ちてしまえば楽なのにね
　　痩せこけてそんなに痩せこけて、魚たち登ってゆく
　　勝つか負けるかそれはわからない
　　それでもとにかく戦いの出場通知を抱きしめて
　　あいつは海になりました、ファイト！
　　戦う君の歌を戦わない奴らが笑うだろう、ファイト！
　　冷たい水の中を震えながら登ってゆけ