3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

ママ友トラブル(NHK)をみたー女子労働力消耗の極み

2014-06-30 11:24:25 | 女性の地位
花子とアンをみて、通常であれば仕事に行くのだが、今日はお休みなので、朝イチという番組を見た。

ママ友トラブルというのが今日のテーマ。

フェイスブックやラインなどのソーシャルネットの発達で、以前にはなかったようなトラブルがあるらしい。
幼稚園や小中学校の母親を中心にしたトラブルをママ友トラブルというらしい。

ママ友という言葉がすでにおかしい。

ママ友とは「お母さん」とか「母ちゃん」ではなく「ママ」であり、その友をさす。
さらに、どこまでもだれかのママなのであり、「道綱の母」状態でそれぞれの個性や仕事や顔が見えないところが特徴である。とにかくママの話なのである。

学校に通う子どもをもつその母たちの社会というきわめて極狭なる社会関係上に発生するもの。

そこで仲間外れにされたり、いじめられたりして泣いているという。
ボスのようなママもいて、それに従うようなママもいて、大変。嘘や陰口なんかも日常茶飯事らしい。
まったく暇な人たちのトラブルのように思えるのだが・・・。
こんなことやっているお母さんたちというのは、どうなのか?
女子労働力の消耗の極みである。

夫の職業や地位、マンションの値段、兼業か専業か、美醜なども関係してあらゆるいじめが発生するらしい。

なぜママ友たちは、たった一つの集団に帰属しているだけなのだろう。
仕事をしていればさまざまな集団に帰属せざるを得ないことも多く、あれこれやっている時間もないのだが学校をめぐるママ友集団は違うらしい。


学校という社会のみに属し、子どもと夫しかない女性集団は基本的に暇なので、やることがないので閉塞感のなかでいじめが発生。それにともなう鬱々とした状態も生まれるのだろう。

とにかく、若いお母さんたちに言いたいのは、多様な集団に属する努力すべきであるということである。
いやなら距離をとりそんな集団はこちらから願い下げ。
次に行こう。

地域の環境問題や女性の地位向上などいろいろな活動はある。
時間と暇と意欲のある人は同じ価値観をもつ人との活動をみつけて参加すればと思う。

仕事、趣味、地域活動・・・考えればいろいろある。
多種多様な集団に属していれば、社会関係も広がり楽しみも生まれる。
習い事なんかは同じ趣味なので話もはずむ。

スポーツなかま、歌なかま、ピアノなかま、お習字、職場。職場も1、2、3・・・、それに加えて、子ども、配偶者、親類・・・。


まあ、歌の世界では、先生が絶対である。声がよく技術があるものが当然、中心である。歌っているのをきけば、その人の実力がすぐにわかるというもの。
あれこれ偉そうなことをいったって、声もかすれ技術もたいしたことないとくれば、そんな人はそれまでの人でつまらない人となる。

ママ友トラブルなどほっといて、仕事に出よう。地域活動に励もう。
必ず同じ価値をもつ楽しい仲間に出会えるだろう。









コメント (1)
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