3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

駅弁大学と駅伝大学

2014-01-06 16:30:33 | 現代社会論
大学駅伝というのが人気らしい。今さら解説する気はないのだが。
みな自分はその大学を出ているわけではないが、ひいきにしている大学があるらしく、応援していたりする。

昔は駅弁大学といって、駅弁を売っている都市にある国立二期校大学をちょっと軽蔑したように駅弁大学といっていた。
全国津々浦々にある教員養成大学などがその典型だった。

今は、駅伝を走る大学というのが人気らしい。
なぜだかさっぱりわからないが、全入時代にあって、走る広告塔なのだから、どこも大学はスポーツ入試などをやって選手を集め、名前を売りたいらしい。
よく見れば、私立大学、文系が多いように思うが、東洋とか専修とか早稲田とか明治など、スポーツ入試でいかにも集めたって感じ。

駅伝にでるくらい心臓が強く脚力もあるのはよいことだが、駅伝大学だからといってよい大学か?というとそうではないだろう。
今年の解説は瀬古だった。早稲田時代に活躍した。その後、オリンピックでも振るわず、S&Bに入ったが廃部になってしまい、今はDENAに移ったそうだ。
瀬古の解説は科学的でなく、まったくつまらないものである。希望的観測が入りすぎ、信用できない。
こんな非科学的な監督では選手は育たない。
自分は走るのが速いのだろうが指導力はどうなのか?
語彙も貧弱で、中身のない解説。

世の受験生諸君とその親に言いたい。駅伝大学はただ早い選手がいるというだけで、決して良い大学というわけではありませんよ。
体育大学ならいざしらず、アカデミックな大学は、スポーツ入試なんかやらないし、そんな入試で入っても、ついていけないだろう。

駅伝大学だからといってよいとは限らないということさ。









コメント
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