3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

松本和将さんのピアノの奥深さ

2012-04-22 11:42:45 | 音楽ノート



注目の若手ピアニスト松本和将さんのCDは何枚も持っているが、一番最初に出た「ヴォーカリーズ」からすごく良い。ラフマニノフとリスト、若いのにすごく洗練された演奏。

2003 エリザベート王妃国際コンクール第5位(日本人最高位)なのだから才能溢れる人材なのはいわなくてもわかる。
そもそも19歳の藝大在学中に毎日音コンで一位となったところからすでに逸材であることは誰もが認めるところだろう。

その後順調にぐんぐん伸びて自由に本当にのびのび表現している。
とにかく音が美しくそして、深くて優しくて哀しいのだ。ぜひ多くの人に聞いてもらいたい。

5月の新宿文化センターの「ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲Op.43」がとても楽しみだ。


今日は寒くてまるで冬に戻ったようです。
暗く雲が重くたれこめた休日には、
モノローグをオススメいたしましょう。癒されると思います。

『モノローグ』
松本和将

1.(ショパン)/パラード 第1番 Op.23
2.(チャイコフスキー)/10月 "秋の歌"
3.(ショパン)/ノクターン 第15番 Op.55 No.1
4.(チャイコフスキー)/6月 "バルカローレ"
5.(ショパン)/ノクターン 第13番 Op.48 No.1
6.(ショパン)/ノクターン 第14番 Op.48 No.2
7.(ショパン)/バラード 第4番 Op.52
8.(チャイコフスキー)/1月 "炉ばたにて"
コメント
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