交換日記「ありがとう篇」~エンディングの記事は、これのひとつ下です。
SMAP交換日記テーマ 「ごめんなさい」
中居正広 稲垣吾郎
「なかい~稲垣さんへ
今まで謝った事がないので 謝ります。 稲垣さんとの出逢い×××。 1987年かな?昭和62年××。 ゴメンなさい。ほとんど、覚えていまえん。」
「今から 10年以上前になるかな? 稲垣さんから電話が珍しくありました。」
(再現VTR)
稲垣 「中居君 ちょっと話があるんだけど・・・」
中居 「おう!どうした吾郎ちゃん」
「僕は、その時、地元の友達が東京に遊びに来てて、小汚い居酒屋で飲んでました。 『中居くんの友達がいてもいから、会って話したい』 稲垣さんは、ものの15分で、やって来ました。」
(再現VTR)
稲垣 「中居君 お待たせ」
「僕の友達は興奮して みんなテンションがあがりました。」
(再現VTR)
稲垣 「あのさ 中居君 実は・・」
「 『何か歌って?』 『何かちょうだい』 ど素人の僕の友達は、稲垣さんに対して失礼な言葉を連呼してました。 お酒が入ってたせいか、僕も横で笑ってました。」
「稲垣さんからの話って×××。 楽しくなった僕は、すっかり忘れてしまいました。」
「メッタに連絡なんて来ない稲垣さんから×××。」
「稲垣さん あの時は、稲垣さんからの話はおろか、友達の言動、態度、そして僕のあり方、全てにおいて謝罪をしたいと思います。 あの時は申し訳有りませんでした。 いつか、しっかり言いたかった!」
「その後 稲垣さんが『もう一軒行こう、次は僕が紹介するよ』 店に入りテーブルに座った。 ロウソク一本の明かり、外国人たちのおたけび 僕ら、田舎モン達は、すっかり意気消沈!さっきの元気はどこに? 一方、稲垣さんの行方がわからない。 奥の方で稲垣さんは見つかりました。 時にはハグ、時にはビリヤード。 こちらの事は 目もくれず×××。」
(楽屋で中居君がインタビューで再現)
中居 『おい吾郎ちゃん(俺ら)先出るからな!』
稲垣 『大丈夫?ここ俺(金)だしとくからさ』
「・・・(俺ら)何も飲んでねぇし・・・・」(by中居君)
「稲垣さん!あんまりです。 僕だけじゃない! 友達も含めてみんなに謝ってください」
感動・・・かと思いきや、バラエティーのり・・・でまとめてきた・・・・と思ったら。
スタジオに戻ったトークで、吾郎ちゃんが「その前にライブのね打ち合わせをしてたんですよ、スタジオで。 それで、ちょっと・・こんなこと言ってアレですけど・・変な意見の食い違いで、変な空気になっちゃったんですよ、5人が。」 「で、ちょっと中居君がいじけちゃった感じがあって・・・」 え・・なになに?って
「で、吾郎ちゃんが「俺が話してみれば・・」みたいなことあった!」」(by慎吾) この続き、知りたかったんですけどぉ~・・・
稲垣吾郎 草なぎ剛
「剛にごめんなさいかぁ・・・・初めて剛に会ったのは事務所のオーディションの時。 外国人の男の子と見違えるほどの彫りの深さでなんか大人びてたよな・・・そんな剛と僕は高校でよく一緒に登下校をしていたよね。 憶えてる?」
(再現VTR)電車の中
稲垣 「今日も何か食べて帰る?」
剛 「そうだね」
「ある日その電車でヤンキーに因縁つけられて 絡まれるという事件に遭遇したよね。 正直 僕はビビってましたけど。」
(楽屋で吾郎ちゃんが語る)
「(剛は)ああ見えて 男っぽいというか 男気があって」
「当時から正義感が強かった剛は、ヤンキーに歯向かいにらみ合ったよね! あの時 剛がヤンキーに立ち向かっていたのに 僕は剛を置いてすぐ次の駅で降りてしまった。」
「あの時 ごめんなさい。」
(楽屋で吾郎ちゃんが語る)
「争いゴトとかケンカとか ちょっとそういうのは嫌だなっていう・・」
「もし怒っているといけないから 先に謝っておこう。「ごめんなさい」」
スタジオトークで剛は・・「ちょっと寂しかった気持ちもありますけど」「それもなんか吾郎さんっぽいな、と思ってたんで」
中居君もフォロー 「本来、タレントとしては正しいんだよね」 熱くなってしまうことがあった・・と自己分析する剛にも中居君は 「すっごい男気あったよね、昔。」「てか、今でもスゴイあんだよね。」「一番そういうのに強い方だよね」 と。
「あれは吾郎さんのスタイルだからね」 という剛に。 中居君は「優しい!男気があるから優しいんだよ。」
「男気もあって優しくて・・超イメージアップじゃないですか」(by慎吾)
草なぎ剛 木村拓哉
「僕、草なぎ剛から 木村くんへ 木村くんは、僕にとって、超がつくほどの兄貴です! 木村くんは第一印象から格好良かったです。 昔は、二人で古着を買いに行ったり 服をもらったりしてたよね。」
「実は20年以上一緒にいるのに、いまだに木村くんに会うと緊張するんだ。 違うな。 緊張すると言うか、「ちゃんとしないとな」「ピリっとする」っていう感じかな。 そんな兄貴に謝らなきゃいけないこと。沢山あるけど」
(楽屋で剛が語る)
「木村くんに注意されてた時があって・・」
「木村君によく注意されたことがある。 それは、ライブのリハの姿勢。」
(インタビュー)「僕がまだお酒飲んでて・・・二日酔いでリハやった時のこと」
「僕はよく、コンサートライブのリハでは手を抜いたり、二日酔いのままのぞんだりしてる時があったよね。 そんな僕を木村君は全部見抜いていたよね。 そんな時いつも言われていた言葉がある。 『お客さんはそんな剛を見に来てるんじゃないぞ!』」
(インタビュー)「一番、なんか僕の中で木村君に注意されたことで憶えてるんで・・・」
「そんなふうに僕に注意をしてくれる兄貴。 色々迷惑をかける弟で本当に本当にごめんなさい。 最後にひとつ・・・いつも“ぷっ すま”を見てくれてありがとう。 木村君の感想聞くと、テンション上がります。 これからも、日本一カッコイイ兄貴でいて下さい!」
スタジオに戻って。
どうも雰囲気としては・・・バラエティよりの・・ネタっぽい流れに木村君、逆にとまどっている様子(笑)
なんか、つよぽんが「兄貴、兄貴」と連発する日記が読まれるたびに、場内に笑いが起きる・・という(笑) ふふ
木村拓哉 香取慎吾
「木村拓哉から香取慎吾へ 正直、“ごめんなさい”は苦手なんだけど・・・・初めて会った時、当たり前にランドセルをしょって来てた慎吾。 そんな小学生の慎吾が何故かSMAP全員に次の日の集合場所と時間を連絡してたよな・・・。」
(楽屋で木村くんが語る)
「(香取が)知ってくれるだけでいいですね」
「ある時、“今年のライブは・・・・”みたいな時 俺んちで“どうしてもやりたい”って言ってた慎吾。 時間は20年経って今ではSMAPのLiveの内容 構成、衣装、ステージングを慎吾が背負ってくれてるよな。」
「正直 “こんなめんどくせぇ”奴等を相手に物凄く大変な事をしてくれてるよな。 今ではライブのリハーサルが始まると、それぞれが、それぞれのペースで進めて行って その日のノルマを終わらせたら、皆“お疲れ~” って言ってリハーサルから帰って行くよなぁ。」
「でも、慎吾はずっとスタッフとうち合わせを続けてる。」
「これが当たり前の感じになってるよなぁ・・・・。 本当だったら、この状態、システムになってしまっている事に、ちゃんとどこかで感謝しなきゃな。 やっぱ、どっかで本音で言い合えないと、つまんねーし。」
「だから、「ありがとう」を言えなくて「ごめんんさい。」」
「この場でこんな事を急に言い出す俺だけど、これからもよろしく! 一番のしっかり者へ。 拓哉」
おぉ~・・・とスタジオ拍手!
「ヤバイじゃないですか!・・・嬉しいッ。」(by慎吾)
自分で書いておいて 「僕的にはあの・・人力車がですね」と言いだし、話をそらす木村くん(笑)
「こーいうのが欲しかったんだよ!こーゆー感じのキュッとするようなやつだったんじゃない?」(by中居君)
・・お前が言うか(笑)(^m^)
香取慎吾 中居正広
「香取慎吾から中居くんへ お元気ですか? 最近ドコに住んでますか? 電話番号は変わっていませんか? 中居くんを初めて見たのはボクが小学生の時でした。」
「「だべ」「だべ」「だべ」とつぶやいていました。」
「小学生の僕が人生で初めて見た本物のヤンキーでした。」
(再現VTR)
中居君の車に靴を脱いで乗せられる慎吾
「イイ事も悪い事も たくさん教えてもらいました。 くつを脱がないと乗っちゃイケない車があるって事。 中居くんの車、土禁でしたよね。」 「たくさん教えてもらいました。」 「人の家にあがる時、まずはシャワーを借りて、全身を洗ってからじゃないと入っちゃイケない家があるって事。 いつもアナタは遊びに行くと まず、シャワーあびろ いーから いーから シャワーあびろ と言っていましたね。 とてもイイ思い出です。」
「が、しかし この場を借りてあやまらなければならない事があります」
「実は、くつを脱ぎバレないようにサラッとくつをはき 土禁の車に土足で乗っていました。 実は、ちゃんとシャワーをあびた事は一度もありません。 シャワーを出し 音を立て そろそろかなという時にサッと頭だけぬらし シャワーをあびた風にしていました。」
「一度もバレませんでした。」
「また久々に中居くんちに遊びに行きたいです。 今度はちゃんとくつも脱ぐし シャワーも浴びますから・・・・ ごめんなさい」
ここぞ!とばかりにスタジオに戻ってから、あーだのこーだの「言い争い」を始める、サタ☆スマコンビ。
「(木村くんから)いい流れだったのにさぁ・・・なんでバラエティ寄りに戻したんだよ」(by中居くん)
靴を履いてたことも、シャワーを浴びてなかったことも「一回も気がつかなかったよ!」と足を踏みならす中居君。
「さっきの流れでこれぐらいだったらちょうどいいかな」(by慎吾)
ふむふむ・・
サタ☆スマ の絶妙~なコンビネーション・・・これも中居君、あなたが慎吾に教えたことですっ!(笑)
「SMAP交換日記 『ありがとう』編」へつづく。