サ カ タ の ブ ロ グ 

やぁ、みんな。サカタだよ。

オーバーホール

2020年12月08日 | サカタだよ

だいたい20年ぐらい前になるのかな、ほとんど消化してない有給休暇とつなげて育児休業を取得し、

ほぼ1年間ステイホームで赤ん坊にミルクあげたりオムツ替えたりして過ごした後、職場復帰する

タイミングで妻がロレックスのデイトジャストをどういう風の吹き回しかプレゼントしてくれた。

それまで高級腕時計なんぞに興味なかったけど、せっかくもらったから10年かそこら毎日つけて、

なんだか遅れるようになったので自動巻きのネジがバカになったんじゃないかと保証書を持参して

銀座のエヴァンスに持ち込んだら、それなりに正確な時を刻むようになった。

しかしながら最近、ちゃんとリューズが奥まで入らなくなったので、保証書はもうないけれども

銀座のエヴァンスに持ち込んだら、リューズの交換はメーカさんに持ち込んだほうが費用が安く

上がるってお勧めされたので目と鼻の先のロレックス ブティック レキシアに持ち込んでみると、

もしかしたらリューズの交換だけじゃなくてオーバーホールが必要になるかもと店員さんがいう。

オーバーホールにかかる日数と費用の目安を尋ねたら、見積もり期間を含めて2か月半ぐらいで

費用は8万円から9万円ぐらいとおっしゃる。前回は保証書があったせいか、オーバーホールは

無償か廉価でやってくれた。今回は保証なしで8万円から9万円……えらいこっちゃ。

ロレックスの腕時計というのは確か過酷な条件で取材する記者が頑丈さに惚れ込んで愛用してる

とか何とか、そういう物語でのし上がってきたアクセサリーだった。頑丈さでいえばGショック

のほうがスペックは上だし、ソーラー電波のGショックなら時刻が狂わない上に光に当ててると

半永久的に動き続ける。それで1万円台からあるんだから、決して正確とはいえないロレックス

を使わなきゃいけない理由はない。それでも、Gショックの新品が何本も買える料金を支払って

オーバーホールすべきかどうか、迷いながらも見積もりをお願いしたのが10月6日。

だいたい2週間後、10月19日に届いた見積書に記されていたのはリューズ交換5,000円のほかに

案の定オーバーホール(オイル切れのため)60,000円、それからフラッシュフィット交換とやら

2コで12,000円、小計が77,600円で消費税10%上乗せで総額85,360円……お店のお兄さんの予想、

ぴったり! 見積もっても見積もらなくても同じ? これ、出来レースじゃないのか。

どうしようかなあ、オーバーホールの意思表示は2か月以内にしないと見積書が無効になる……。

新型コロナウイルスの感染拡大にともない、リモートワークが中心になったから腕時計する機会

ほとんどないし、正確な時間を手元で知りたいときはソーラー電波のやつ使うから、ロレックス

修理しても飾り。修理しなくても飾り。85,360円あれば、スマートウォッチのいいやつ買える。

歩数も心拍数も血中酸素量も計れて、メールとかSNSにもアクセスできて……したくないけど、

そういうことが何にもできない高級腕時計って意味あるかな?

部品を全部バラバラにして、掃除してまた組み立てるオーバーホール。自分の心身にさえそんな

お手入れしてないのに、在宅勤務でほとんど使わない腕時計にそこまでする必要あるだろうか?

もうすぐ見積書の有効期限がやってくる。発注すると、2か月かけて分解してオイルを差された

機械時計が戻ってくる。発注するのか俺? 20年も使ったら減価償却ばっちり、というか元々は

プレゼントだから減価も償却もなかった。プレゼントだからアフターケアしなきゃいけない感じ

がどこかにあり、“不合理ゆえに我ケアす”って古代のキリスト教徒か。

 

さて、どうしたもんかのう?

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