つけま

こんなところに、つけまつけたの、だれですか？　編集部に向かう地下鉄の車内で、ふとドアの窓を
みると、「キャリー」の頭から右手にかけて、つけま地獄。

ああ、そうだよ。「キャリー」だから、つけまつけてる……知らんわ！　気持ちわるっ



そういえば、このまえ群馬大学の医学部に取材にいったら窓からガイコツのぞいてたっけ。

「あの葉っぱが落ちたら、私きっと死ぬのね……」

さて、今週の『ターザン』は「カラダの医学」と題しまして、がん、糖尿病、内臓肥満、痛風、などなど
のっけから重めのテーマでグイグイいってますが、ぼくは担当じゃないので特集やってません。



やってるのは細々とした連載だけ。「スポーツの神様を訪ねて 西へ東へ――」 其の二、千葉県の
香取神宮にいってきました。いつものように、単独行動です。



写真を撮ってきて原稿を書くだけ。シンプルがいちばん。趣味でやってる「散歩ブログ」との境界線が
とろけてゆきます……。

ネタかぶってませんからね、たぶんネタかぶっていないと思う……ネタかぶってないんじゃないかな？
ま、ちょっと覚悟は……さだまさしかっ



車窓から景色を眺めてると、最近よく思うんですけど「西の集村、東の散村」っていうのは本当ですね。
だからなんだってわけじゃないんですが、どこか取材にいくと、だいたい余計なこと考えてます。

偽装

びわだのハクビシンだの、たまたま見かけたことばかりブログに書いてると、ちゃんと仕事してない
ってバレちゃいますから、ときどきは真剣に働いてる様子を偽装しなくちゃ。


アランチャの菅原順二さん

先日、この撮影でお会いする前に中目黒の仕事場を訪ねたのですが、それ以前から『ターザン』などで
お顔を拝見するたびに、なんか昔どこかで会ったことあると思ってたんですよね。エクササイズの指導を
依頼するのは初めてだけど、なんか、どこかで……。


探してみると、ここに出てもらった事実が判明！

７年前の『ターザン』で、バランスボールの上に立ってもらうという、わりと無茶なことを取材先で突如
やってもらって、ページの趣旨とは本来関係ないのに面白いから載せちゃったことがあります。


立つだけじゃなく、なんとスクワットまで……

そのとき取材先で、「バランスボールがうまい人」として紹介されたのが、いまパーソナルトレーナーに
なってる菅原さんだったのです。だから見覚えがあったんですね。

筋電図をとりながら、バランスボールの上でフッキンやってもらう企画なんですけど、フッキン以外にも
いろいろできるみたいだから、ちょっといいところ見せてもらったのでした！（笑）


2005年11月23日発売454号

この表紙、いわゆるＣＧではなくて、バランスボールに乗ってる男女をアナログ的に組み合わせた
どちらかというと“合成写真”に近いもの。いやーなつかしい！　持ってる方、います？

スタッフクレジットが入ってますが、菅原さんは当時、法政大学ラグビー部フィジカルコーチでした。
このとき現場でサカタに会ったこと、菅原さんは覚えていて「以前お会いしたことあるんですよ」って
名刺交換する前におっしゃるから、世間は狭いというか、悪いことはできないというか。


「その時、コアが動いた！」っていうページｗ

ぼくは基本的に仕事の場面で悪いことしないタイプだから、その点については安心してますけどね。
っていうとプライベートで悪事を働いてるみたいじゃないですか！　言葉って難しい……。ちなみに、
今回撮影したエクササイズは７月12日発売号に載ります。


神々しい森の写真を載っけつつ、プチおしらせ

２色のコラムページ「JUNGLE GYM」で「スポーツの神様を訪ねて 西へ東へ――」というミニ企画を、
発売中の『ターザン』（６月14日発売605号）から、こっそり、こってり始めました。

第１回は鹿島神宮（茨城県）です。次回は千葉県、その次は京都府にある神社です。よろしかったら
ごらんください。

ハクビシン

先日、夜道を歩いていると「ハクビシンだ！」「ハクビシン！」といって人々が電信柱を見上げています。
「なにぃ～？ ハクビシンだとぉ～！」……かつて、ＳＡＲＳウイルスの宿主が中国に生息するハクビシン
だと報じられましたが、濡れ衣だったようです。その……

そのハクビシンが！


なぜか、東京電力の電線の上を逃げ回ります

ハクビシンは一体、住民に何を訴えようとしているのでしょうか？　通報した人がいるらしくて、
警察や消防まで出動しています。


いたぞ！　ハクビシンだ！

「情報によるとハクビシンです……ガガガ……ハクビシンと思われます」 無線で対策本部（？）と
連絡を取り合っていますが、電線の上にいては警察も消防もうかつに手出しできません。そこで
東電に協力が要請されました。「東電だって」「東電……」どよめく住民たち。


人が大勢いるので不安なハクビシン


ルパン三世のようにライトを浴びせられます

子供たちがハクビシンを見つめるまなざしは、明らかに「飼いたい」「かわいい」「助けてあげて」
といったもの。警察と消防と、意外に早く駆けつけた東電の作業員のまなざしは、「捕獲＆撤収」
あるのみです。


三者協力でマットを広げ、電線を揺らし、棒で突く

通りすがりに途中から見てる自分には、どうしてハクビシンごときに警察や消防が出動してるのか
いまいちよくわかりません。作物が被害に遭うようなエリアでもないし、人に危害を加える猛獣でも
なければ、毒もウイルスもないでしょ？　通報されたから追われているだけ、とか。


電線を揺らされて落っこちそうになる


ふんばっていると棒で下から突かれる

「グルルル……シャー！！」 怒ったネコと同じ声を出して抵抗するハクビシン。「やめて！」「だめ！」
「逃げて！」「落ちちゃう！」と大人を非難する子供たち。そりゃもう大騒ぎさ。

ハクビシンが電線から落っこちて、マットに包まれて一件落着……と思ったら、大人がモタモタしてる
からマットの端からハクビシンが逃げて、どこかへ行ってしまいました。

え？　仕事？　ぜんぜん関係ないですよ。仕事帰りに路地をクネクネ歩いてて見かけた出来事です。

びわ

ある晩よっぱらって歩いてると見たこともない大きな白い花が木の枝に咲いています。なんだろう？
不気味だなあと思って翌朝また見てみたら、暗がりで花のように見えたのは若い葉っぱなのでした。

なんじゃこりゃ！　まぎらわしい！　写真をfacebookにあげると、友達がびわだと教えてくれました。
びわは冬に花を咲かせ、初夏に実をつけるそうです。へぇ～、のんびりしてる～！　冬に花なんて
咲いたかな？　まったく気づかなかった……。

それが、たぶん４月17日。３日後、４月20日にびわの木ひょいと見たら、あっ本当だ。実がなってる！


びわわ～ん！　ちっこいけど、びわっぽい

まだ小粒だし、青いのう。facebookに投稿すると、べつの友達が「親戚がびわ農家なのですが、立派な
実を結ばせたいなら間引きをしたほうがいいですよ」って教えてくれました。

うーん……間引きといっても、手が届かないところにある実だし、高枝切りバサミでも買わないことには
無理だなあ……それに、よそのうちの木だから勝手に間引くのはマズイ。


屋根の上でネコが２匹、びわの番をしています

完全にこっちをにらんでいますね。「わしらのびわにちょっかいだしたら許さんからニャアアァァ～！」と
いってるわけですよね？

飛び石連休（いまこういう呼び方しなくてゴールデンウィークっていうんですか）をはさんで、５月７日に
びわがどうなってるか見てみたら、花みたいだった若い葉っぱが青々として、周囲の葉っぱと見分けが
つかなくなってきました。


粒々は小さいまま……やっぱり間引きが必要？

５月18日に千葉の館山までトライアスロンの取材をしに行ったら、道路脇の露店に黄色いびわの実が
たくさん並んでいます。房総って、びわが名産品なんですね。看板に「びわ左」って赤く大書してあって、
鹿島に行ったとき見かけた「ホテル山ゆり」の赤い文字ともども、網膜に焼き付いています。

そのころになると近所のスーパーにも黄色くて大きなびわの実が出回って、産地を見ると九州だったり
しましたが、ぼくのびわ （ぼくのじゃない！） は青くて小さいまま。


５月27日、ちょっと実が大きくなってきてる？

実が大きくなる以上に、葉っぱが大きく厚くなってきて、もうじき実が隠れちゃうんじゃないだろうか……？
それは困るなあ、黄色くなるの楽しみに待ってるのに。


５月31日、なんかちょっと黄色くなったかも

ほーら、やっぱり葉っぱで隠れてる！　でもそれなりに実が大きくなって、黄色く色づいてきたのがわかる。
ブログのネタにしちゃおうかな、仕事ぜんぜん関係ないけど。


６月２日、けっこうきてるんじゃないの～？　……ネコも交代で番をしてます

あと、もうちょっと！


６月５日 現在