ボヘミアン

葛城ユキです。ちがいます。昨日（5/17）も「ラ・ボエム」で飲みました。

それで「ボヘミアン」（葛城ユキのヒット曲）を思い出したんですけども、

あとでニュースを見たら「ラ・ボエム」を営むグローバル・ダイニングに、

東京都が昨日あらためて休業命令を出したようです。店名は公表してない

ものの、まん防のとき東京都がグローバル・ダイニングに休業命令を出し、

同社が東京都を告訴した経緯があるので、排除が生きがいの小池百合子が

知事として同社をあらためて狙い撃ちしたのかと。

緊急事態宣言にかこつけた異常事態だと思いますが、いま首都圏の飲食店は

酒類の提供を禁じられています。「ラ・ボエム」は通常営業しているので、

定期的に応援に立ち寄るのですが、べつに応援しなくても大繁盛してるから

放っとこうかと思う今日この頃……だけど飲みたいから寄ってしまいますね。

健康を気遣ってキヌアのサラダを食べながら、スーパーフードってどうして

どれもこれも小鳥のエサみたいなんだろうと訝しんだり。

まん防のころまで細々と、スタッフの人数を減らして少数精鋭で営業して

いたようですが、東京都に対して訴訟を起こしてから客足がかえって伸び、

昨日なんかスタッフが倍ぐらいに増員されている感じでした。そうなると

とんちんかんなスタッフと優秀なスタッフに、どうしても分かれますね。

飲みながら手持ちぶさたなのでスタッフや客をそれとなく眺めています。

となりのお姉さんがイライラしてるぞと思ったら……

いくらスタッフを呼び止めても手が回らなくて気づいてもらえないので、

覚悟を決めて右手を高く上げたまま気づいてもらえるまで待っています。

しかし、それだと動きがないため、まわりのお客さんは気づいていても

店のスタッフの目にまったく入らない。１分以上、放置プレイが続いて、

さすがに気の毒になったところでカウンター内の人がたまたまカラダを

こっちに向けたから、指だけ動かして注意を引き、となりのお姉さんを

手のひらで示したらやっとオーダーできたみたい。

お姉さんも通常なら放置プレイに腹を立てて席を立ちそうなタイプですが、

営業してる飲食店がなかなか他にないので諦めずに手を上げ続けてました。

あとで「サービスです」とパンを出されてましたが、まったく同じパンが

すでにお姉さんの手元にあり、それは自分で先に注文してあった分なのか、

それとも「サービスです」が２重に行われたのか。

ぼくのほうも「ハウスワインの赤をデキャンタの大きいほうでください」と

ハッキリ注文したつもりが、「大きいほうだとボトルでよろしいですか？」

なんて言われて首をかしげ、「デキャンタの大きいほうで」と言い直したら

「デキャンタは180mlと500mlがありますが」とマニュアル通りなのか話が

噛み合わない。このお兄さん、とんちんかん……と思いながら「500mlで」と

精一杯ぎこちない笑顔で応じると「グラスはお二つですね」と一人客なのに

言われてしまいました。「いえ一つで、あとメニュー見せてください」って

頼んだら「あ～！」と言い残して立ち去り、忘れてしまったのかメニューが

いつまでも来ません。あのお兄さんじゃなくて、地味だけど仕事できる人を

呼び止めてオーダーする方針に昨日は切り替えました。そうすると結果的に

忙しい人にだけ仕事が集中する道理だけど、店の人間じゃないのでそこまで

気遣うことはしません。だけど、また応援には行きます。

 

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 　後日談

５月19日にグローバルダイニングから下記メールがとどきました。

やっぱり東京都知事の小池百合子が排除癖を発動したみたいです。

理不尽きわまりない休業命令に応じることなく、通常営業を続ける

ようなので、またラ・ボエムなどに行かなくちゃ。メールのリンク

をクリックすると、より詳しい説明が理路整然と記されていました。

がんばれー。