サ カ タ の ブ ロ グ 

やぁ、みんな。サカタだよ。

バーウーツーイー

2022年01月26日 | サカタだよ
いまとなっては遠い過去のようでもあり、近い未来のようでもありますが、ステイホームで窮屈にインザハウスを要請されていたころはお店の中で飲食せず巣に持ち帰るなりウーバーイーツするなり部屋食いが美徳だったものです。その期間に足が遠のいた数々のお店に、今度は自分の身体を届けてみよう。ウーバーイーツの逆さまでバーウーツーイー(何業界用語だ?)してみようと、思いついたのが誤りだったのです。

月曜日



アンテナという連載もので1回につきモデル4体モノ36点キリヌキでフィルム撮影していたころ、朝から晩まで会社の地下スタごもりになるので昼食と夕食を出前で済ませる日常が続いて、いくつかの選択肢をぐるぐる回していた中のひとつが、おそば屋さんだった。あまりにも、あまりにも久しぶりで何を注文すればいいか迷い、わかめそば(冷)とかつどんの「本日のセット」みたいなのにしたら量が多くて、お腹いっぱいで苦しい。地下スタごもりの当時なら完食できたものを、コロナ禍で食が細くなったか?

火曜日



まさか食が細くなったのだろうか? 不安におののき、入社当時からよく通っている中華屋さんで定番の餃子ライスを試してみる。何のこれしき、昔はチャーハンと餃子にしたこともある(ちょっと多かった…)ぐらいだから、餃子と小ライスぐらい屁のつっぱりはいらんですよと食べはじめたものの、やっぱりちょっと量が多く感じてきて、お腹いっぱいで苦しい。食が細くなるということは死期がそれだけ近づいたということか? 怖い。

水曜日



もしや食が細くなっている上に、夜遊びをしていないから足腰が弱って、体力が落ちているのでは? 恐怖に逆らい、2年近く足を運んでいないバーに立ち寄ってみる。先の見えない自粛期間にすっかり店を畳んでいたらどうしよう、などと心配する必要もなく、お店は健在で品揃えと蘊蓄がさらにパワーアップしてるぐらい。うろ覚えながら、松の木で燻した焼き芋の焼酎を洋酒の樽で寝かしたものや、山田錦の精米をあえて控えて醸造用アルコールをわざと添加した本醸造酒を冷蔵庫で20年保管したものなど、つい飲みすぎて足腰がふらふらした。

木曜日



飲みすぎて気持ち悪い……あっさりしたものしか喉を通らない。昼ごはん食べる気あまりしないけど、薄味の中華の炒め物なら入るかも? とか思って、しばらく改装で休業してた店をのぞいてみたらステーキハウス兼中華料理店という謎の変貌をとげていた。ステーキでも中華でもなく、シャンクカレーを注文してみる。牛脛を煮込んだカレー味の肉塊(骨付き)につけあわせでライスが添えてある。お腹いっぱいで苦しい。こういうつもりじゃなかったのに、おいしいから完食してしまった。

金曜日

これしきの飲み食いで胃腸に疲れを感じるとは死亡フラグではないか、立ったフラグは寝かせなきゃと暴飲暴食防止のためレイトショーの映画を予約。しかし上映までの時間つぶしに居酒屋で飲んでしまった上に、特味噌こってりラーメン(背脂あり)で〆てしまった。結局お腹いっぱいで苦しい。上映中に寝そう。

土曜日


昨夜は特味噌こってりラーメン(背脂あり)を食べたから、今日は変化をつけてトンコツ魚介つけめんにする。ライス無料サービス中だったので、こしのある太麺を完食後つけ汁にライスを投入しトンコツ魚介おじやにして飲む。お腹いっぱいで苦しい。もう死ぬ。

日曜日
 


散歩の途中、通りかかったイタリアンに入りカルボナーラを頼んだら想像以上のボリューム感とこってり度……大盛りにした覚えはないのにお腹いっぱいで苦しい。友達よこれが私の、とある1週間の後悔です。
 
 
そしてまた飲食店の営業時間に制限が。
 
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花々4

2022年01月19日 | サカタだよ

年中どこかしらに何かしらの花が咲いているものです。そんなこと気にも留めずに生きてきたのに近ごろは花々を見て感想を書き留めブログにまとめる始末ですから老いた証拠。もしやお迎えが近いのでは?

 

なんの花かと画像検索したらオオベニウツギだった。

いまにして思えば自粛も要請だったし、自助も強制だったから、急増した自殺も他殺みたいなもんだってオオベニウツギ見つめてぼくは思うんだ。(11月3日)

 

なんの花かと画像検索したらペンタスだった。

DX(デジタル・トランスフォーメーション笑)できたとしても放射能汚染も汚職も人口減も少子高齢化も何も止められないってペンタス見ながらぼくはAT(アナログ・シンキング)するんだ。(11月4日)

 

なんの花かと画像検索したらブルーサルビアだった。

昨日の判決によると無罪になりたければ「人を殺して死刑になりたかった」と自供しちゃダメで「幻聴に悩まされてやった」のほうがいいらしいぞクックックッと、ぼくはブルーサルビア見てると思うのさ。(11月5日)

 

なんの花かと画像検索したらハナビシソウだった。

厚生労働省は医療行為を紹介する際はメリットだけでなくデメリットも詳しく知らせよと周知してるのに治験のないワクチンは打て打てと勧めるばかりでデメリットを周知せず、ゆうに千人を超える死者を国内で出しながら3度目、4度目を打て打てと指導するのは狂ってるとハナビシソウ見ながらぼくは思うんだ。(11月6日)

 

なんの花かと画像検索したらヒメツルソバだった。

地面に蔓延るこれらに興味を持ってアンドロイドで撮影した後うっかり落っことして画面に亀裂が入ったので、アンドロイドも3年目だし機種変更でもするかと量販店に寄ったらiPhone が1円で月額も安かったし乗り換えたところ使い勝手そう変わらなかった。筐体よりアカウントだなって、ヒメツルソバ見てるとぼくのゴーストがささやくんだ。(11月8日)

 

 なんの花かと画像検索したらコスモスだった。

 ひどい粗悪品で約8130万枚=113億円相当が保管されたままのアベノマスクを、厚生労働省は「まだ一定の需要はあると見ている」と嘘ついてる。「新型コロナは人から人へ感染しない」も「1人から1人にしか感染しない」も完全に嘘だった。当然ながら感染状況やワクチンの効果についても嘘ついてるからぼくはコスモスを見てためいきつくんだ。(11月9日) 

 


なんの花かと画像検索したらアサガオだった。

遅すぎる給付金10万円(しかも18歳以下)を全額現金給付にしないで、半分の5万円をクーポンにするなんて炎上した和牛券から進歩してなくて、災難に乗じて中抜きでまたキックバック得るための施策だから、政府棄民党にとって他人の不幸は蜜の味だと季節外れのアサガオ見てぼくは思うんだ。(11月10日)
 
 


なんの花かと画像検索したらコスモスだった。
 
SDGsやってる感を出すのはいいけど10年前の3月からずっと出たままの原子力緊急事態宣言を引っ込めるメドが立たず、臭いものに蓋をしたままSDGsふりかざすのは滑稽さ(または深刻さ)が際立つばかりで、百歩譲っても「頭隠して尻隠さず」だとぼくはコスモスに囲まれながら憂鬱になるんだ。(11月14日)
 
 

なんの花かと画像検索したらセージだった。

文通費で嫉妬をあおる勢力=国有地を格安で森友学園に売却する手引きをした輩なわけだし、大阪をボロボロにしたら次は国ごとボロボロにする番なのは当時からバレバレだったとぼくはセージを見てると思い出すんだ。(11月19日)

 

なんの花かと画像検索したらキダチダリアだった。

どうせリベラルだよとぼくはキダチダリア見てると思うんだ。(11月20日)

 

なんの花かと画像検索したらナンテンだった。
 
反社会勢力を定義できない閣議決定と暴力革命勢力を定義する閣議決定は仲間をを守る盾と敵を攻める矛……つまり矛盾そのものだから、ナンテン見ててぼくが思うのは0点の閣議決定にいちいち署名する天皇はお気の毒ということなんだ。(11月21日)
 
 
 
なんの花かと画像検索したらニチニチソウだった。
 
飲み屋さんも緊急事態宣言中は混雑しないから安全地帯だったのに解除されたら混み合って危険地帯まっしぐらなので、ものごとは目論見の通りにいかないものだとニチニチソウ見てぼくは思うんだ。(11月23日)
 
 


なんの花かと画像検索したらアキノキリンソウだった。
 
オミクロン株とやらの騒動が製薬会社のマッチポンプだったら嫌だなあ、それぐらいやりかねないってアキノキリンソウ見てるとぼくは思うんだ。(11月29日)
 
 


なんの実かと画像検索したらブンタンだった。
 
2020年代が花も実もつけず枯れていくのを昨年からじっと見続けているので、植物の営みは人間のそれと違ってズルをせず着実に葉を茂らせ花をつけ実を結んで次の世代に命をつなぐからエラいもんだと、ぼくはブンタンの実を見て思うんだ。(12月6日)
 
 
 


なんの花かと画像検索したら、これでもキクだった。
 
藤原氏を筆頭に平安貴族は国が役立てるべき税を私するのを政と勘違いして民を苦しめ崩壊へ突き進んだことが小学校の教科書にも荘園の件として明記してあるのに、勉強が嫌いな世襲の政治家たちは知ってか知らずか平安貴族と同じようなお手盛りをやって満ちたる月の欠けるのもわからないって、ぼくは哀れなキクを見てると思うんだ。(12月7日)
 
 


なんの花かと画像検索したらマルバルコウだった。
 
人生100年時代とかいうわりに存命中の日本人で100歳以上に達してるのは8万人ほどだから人口の1%に満たない……つまり人生100年時代なんてデマだとぼくはマルバルコウ見てると思うんだ。(12月14日)
 
 
 


なんの実かと画像検索したらカラスウリだった。
 
成績の悪いのを隠す子供のように基幹統計の算出方法を途中で変えたのがアベノミクスだということは夙に知られているけれど、8年前から国交省に二重計上を強いて基幹統計を粉飾してたんなら最初から何もかも全部インチキじゃないかとカラスウリ見ながらぼくは思うんだ。(12月16日)
 
 


なんの花かと画像検索したら十月桜だった。
 
もう十二月だけど年末という感じが全然しないのは何故だろうと訝りながら仕事帰り銀座から新橋にかけて店をのぞいて歩いたら忘年会の団体客がひしめいて昔話に花を咲かせ、まるで十月桜だとぼくは赤ら顔みて思うんだ。(12月17日)
 
 


なんの花かと画像検索したらホソバウンランだった。
 
人の話を聞くのが得意だと自称する岸田現首相は菅前首相や安倍元首相が人の話を聞かずに重ねた嘘と罪が自死した官僚の妻の訴訟で明るみに出ないように億の金で認諾したことでも人の話を聞かないとわかるし、認諾の費用に血税を私する放漫ぶりも菅前首相や安倍元首相と同じだとぼくはホソバウンラン見ながら思うんだ。(12月20日)
 
 
なんの花かと画像検索したらアリッサムだった。
 
この調子だと2022年は行動制限とGoToキャンペーンが同時進行しそうでバカげた話だってぼくはアリッサム見てると思うんだ。(12月25日)
 
 
関連記事:    花々3
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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ごっつあんです3

2022年01月12日 | サカタだよ
メガジョッキしか頼まない。でもメガジョッキがなかったら大ジョッキで我慢する。しかし大ジョッキもなかったら中ジョッキで辛抱するし、小ジョッキまたはグラス1杯無料サービスだったら最初それで構わない。サイズで差別しない……ごっつあんです!

 

生かぼすハイと、生スキンヘッド……ごっつあんです! (11月2日)

 

昼に汁なし担担麺でシビレたせいか食欲がなくて、おやつの家系ラーメンに追いライスする自信がない。しかし、ごはん無料サービス中と聞いて引き下がるわけには……ごっつあんです! (11月4日)

 

不思議なもので夜の営業を再開した途端ランチタイムも混むようになって何か月も緊急事態宣言で空いてたのが嘘のようで最近なかなかパスタも食べられませんが、繁盛するのはいいことです。応援という言い方はおこがましいけど空いてるときランチに追加したデザート(300円)を上げてスマホの画像フォルダから削除……ごっつあんです。(11月5日)

 

 

ポイント類は投げ捨てるぜ派(マイレージとかも貯めずに飛びます)ですが、大ジョッキで三角くじ引かされて3等の小ジョッキ無料券が当たると後日それで飲みにきて大ジョッキ2〜3杯は追加してしまいます。だから嫌なんです、重力に魂を引かれる自分が……ごっつあんです! (11月8日)

 
 
校了しても校了しなくても飲むけども校了したので……そうだす、わたすが変なごっつあんです!
石野陽子:このおじさん変なんです。(11月10日)
 
 


「完売終了」ゆうことは「販売再開」ちゃうんけとイチャモンつけるには若干ジェントルマン寄りなのでスルーして他のもの所望するでごわす……ごっつあんです! (11月13日)
 
 


昼ごはんのカキフライ(今シーズン初)が3個しかなくて何となく生殺しだったもんで、夜もカキフライにょろろよ……ごっつあんです! (11月15日)
 
 


オミクちゃん(オミクロン株)が暴れ出す前に、4名以下でプチ忘年会を催したわけなんですけども、東京都は今月から8名以下ならワクチン接種証明がいらないそうで、どっちみちオミクちゃんにはワクチン効かないようだから接種する意味がなかったんじゃないかと思う年の瀬です。2021年は世の中ろくなことがなかった。貧窮が進んで、コースに含まれる飲み放題のオプションで300円だか追加料金になるはずの生ビールを頼んだら店がうやむやにその分サービスしてくれてキッチリ予算内に収まった(注文時もごもごサービス的なこと言ってたけど小声でよく聞こえなかった)のが、うれしいような哀しいような……そうです。ここで出るのが、ごっつあんです! (12月1日)
 
 


オッス! おら、ノバク・サカビッチ。おらが試合に勝てねぇ原因は小麦らしいぞってことで食事をグルテンフリーにしても、別腹の甘いものはグルテンフリーにしずれぇ〜と思ってたら広尾に今度グルテンフリーのシュークリーム専門店ができるっつうんでプレオープンに行ってきたぞ。お土産を職場に持ち帰って仲間と分け合ったら「思ったより濃厚」「上等な洋酒と合わせたい」「かわいい」「また持ってきて」といった感想がでたぞ。おらもっと強くなりてぇ! 来月の正式オープンが楽しみずら!  ごっつあんです。(12月2日)
 
 


コロナに負けてつぶれた飲食店で1年前、200円のブリあら煮を注文したら出てきたカブト煮(店主はあら煮と主張)……「こんな時期に来ていただいてありがとうございます」とあの頃あちこちの店で帰りがけ声をかけられたけど、それらの店はもう全部ない。ごっつあんです。(12月3日)
 
 
 


カレーの海で泳げる気がした夏、じゃなくて冬。ごっつあんです。(12月7日)
 
 


部署名なしでも届きます、という先日の投稿を見てたかのような「正解」の宛名シールで献本いただきました。ごっつあんです! (12月9日)
 
 


みなさんのおかげですけども、いろいろ校了して今年の山は越えたから海の幸を賞味したってバチは当たらないですよね。白天と、太刀魚の竹巻き焼きと、瀬戸内の酒を少しばかり……ごっつあんです! (12月16日)
 
 
 
なんにも言ってないのに座ったらメガジョッキ置かれた……正解です! じゃなかった、ごっつあんです! (12月27日)




肉の日(12/29)なので執事がうちの牛を絞めてヘレ肉を焼いてくれました。
いつもありがとう。絆、ごっつあんです。(12月29日)




甘酒、ごっつあんです。(1月3日)

 
 
2022年のn杯目……川崎くんの真似、ごっつあんです! (1月6日)
 
 
関連記事:  ごっつあんです2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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なかった2022

2022年01月04日 | サカタだよ

南を甲子園に連れていくと約束したのに未成年飲酒で予選にさえ母校を出場できなくしてしまった俺は17歳から今日まで20年あまり酒浸りの日々を送り続けて、南という酒を飲んだ途端に南のあの蔑むような目を思い出したけど、そんな思い出なかったし年齢もどさくさに少しだけサバ読んだ。

 

新弟子だったころは早朝に起きて空腹のまま朝稽古に励み、土俵をきれいに掃除してからチャンコを食べて寝た……昼寝のあとも空腹で稽古して土俵をきれいにしてチャンコ食べて寝る、その繰り返しで体重を増やして土俵の下に眠るという宝を我が物にしようと思ったのに、よくよく考えると新弟子だったころも土俵の下に眠る宝もなかった。

 

みなさんは工事中のトンネルをただ見学にきたつもりでしょうが、そうは問屋が卸しません。ツルハシを人数分ご用意しましたので作業着にその場で着替えてください。貫通するまで帰れませんよ……と案内人がいつ言い出すか気が気じゃなかったけど、そんなドッキリなかった。

 

1999年 King CrimsonのRobert Frippと

わたしがまだピアスをあけないころ、わたしの髪は肩までなかった……だがしかし、そういうピアスをあけたことも髪が肩まであったことも金輪際なかった。

 

いつも砂糖を入れないのに、1さじ入れたら祖母が小学生のぼくに砂糖を勧めるので素直にいうことを聞いた日の思い出が蘇った。これは面白い。2さじ目を入ると何も思い出すことはなかった。

 

誰もいない海を見ていたら魂のふるさとを思い出して心が満たされるのではないかと鈍く光る水の面をじっと睨んでも、喉が渇いて腹が減るばかりで満たされることはなかった。

 

そろそろかと紅葉狩りに出かけたが時季ハズレで紅葉などなかった。

 

紅に染まった鬼を緊縛したマニアはどこに? とあたりを見回しても、そんな縄師いなかった。

 

日本人がネバネバを好むのは里芋を主食にした縄文人の記憶が残ってるからで、ヨーロッパの人は近代まで芋を見たことがなかったからネバネバが苦手なんだと聞いたことがある。酔うと役に立たない知識を漏らすのは悪い癖だとわかってるけど、いまは飲んでなかった。

 

日比谷公園でこれを見たとき2つの逸話を同時に思い出した。(1)川に流されたロムルスとレムスは狼に育てられ父の敵を討ってローマを建国した。(2)狼に育てられ孤児院に保護されたアマラとカマラは言葉の覚えが悪く人間の社会に適応できず早死にした。自分だったらどっちかなって考えてみたけど、そんなのどっちでもなかった。
 
 
 

歌広場淳が不倫してゴールデンボンバーが活動自粛することになりクリスマスライブを中止するというネットニュースの見出しが「クリス」で切れてたのでクリス松村がゴールデンボンバーのことを励ましてるのかと思ったら、そんなクリス松村いなかった。
 
 
 
なんの実かと画像検索したら小梨だった。
 
小梨が揺れるのをじっと見ていると人生のいわば春から夏にかけて密かに夢みてきた珍しい花々が秋を迎えてしっかり実を結びそうだけど、そんな実なかった。
 
 


焼きそばパンといえば誰もが懐かしく感じるかのようなイメージが形作られているものの、胸に手を当てて考えてみると焼きそばパンに特別な思い出がなかった。
 
 


普通のニセOLだった私がたった3か月で1000万円! 芸者遊びで散財しても常に倍以上も自動でゲットできるから左うちわ確実ですと千のアカウントで拡散したけど芸者遊びの経験ないし、普通のニセOLでもなかった。

 

なんの実かと画像検索したらカラタチだった。

ああそうだよ山田耕作、滝廉太郎、この道はいつかきた道……だがしかしカラタチの花が咲いてるのを見た覚えは全然なかった。さらにいうなら「この道」は「からたちの花」とは別の曲で、どちらも作詞・北原白秋 作曲・山田耕筰でまったく滝廉太郎は無関係だった。かてて加えて「この道」はカラタチではなくアカシヤだった。カラタチの実で「この道」を思い出すのはお門違いだった。

 

 

芦屋のおばあちゃんは今にして思えば祖父の後妻で先妻の子もあったので自分には従兄弟、従姉妹や甥、姪がやたら多くて覚えきれないくらいいる中にアメリカ暮らしの男の子もおり、移住したばかりで英語がちんぷんかんぷんだったから看板を無視して海に入ってサメに食われたと聞いているが、よくよく確かめるとそんな親戚いなかった。

 
 


まぶたを閉じると映画館のスクリーンが浮かんで、人生のエンドロールが流れるんだけど目を開けたらまだ生きてる……もう一度まぶたを閉じてエンドロールを最後まで見届けたらどうなるか、続編を匂わせるシーンがあったら嫌だけど気になるので目をつぶるともう上映終了して画面に何の影もなかった。
 
 


大虎になって帰宅したぼくがラーメン食べたいといったら執事が健康に配慮して南瓜のポタージュを作ってくれた。一夜明けて胃もたれも脱水症状もないのは、あれのおかげと気づく。そろそろ、正月かと思ったらまだ大晦日に過ぎなかったが、今年もなんだかんだ執事のアルフレッドには世話になりっぱなし。財産の大半を失ったにも関わらず、なぜか1人だけぼくを見捨てず屋敷に残ってくれている。絆に感謝してるけど、そんな執事のアルフレッドも絆も南瓜のポタージュも一切合財なかった。
 
 


多くの人は悔いのない生き方をしたいというけれど自分など幼いころから悔いることばかりで軌道修正しながらどうにか生きのびてきたから「悔いる=生きる」と思えてならず、もし悔いることがなければ反省も自重もない迷惑な存在になり果てるのではないかと恐れ慄きさえするものの、そんな存在なかった。
 

関連記事:    ひたすらなかった

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