サ カ タ の ブ ロ グ 

やぁ、みんな。サカタだよ。

朝のブログ

2010年07月26日 | サカタだよ
夏風邪をひいたとき、悲壮感あふれることを書いたようですが、いまはもう
ケロッとなおってプールで泳ぎまくっています(仕事しろよ)。

100kmマラソン完走して会社やめたエンドさん(あっ、また名前書いちゃった!)
の例もあるので、ぼくが9月5日にオープンウォータースイムの大会に参加すると
聞いて、隣の席の人が心配してくれています。

「完泳したからって会社やめないでね」

そんなつもりは毛頭ないっ! 9・11じゃないから大丈夫、と思いつつ・・・・・・

「エンドさんが日本一周してるヨットまで泳いで行っちゃったりして」

「それいいね。“ぼくも乗せてくださ~い!”ってヨットにたどりついた途端、
言われたりしてね。“悪いなサカタ、この舟もうすぐ沈むんだよ”」

「“この舟もですか!”」

一体全体、どの舟も沈みそうだというのか? 朝のうちからブログを書くと、
そこはかとなく爽やかなタッチになりますね。

きょうもがんばって泳ぐつもりです。仕事は仕事で、ちゃんとやりますよ。
では、いってきます。
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ストレッチ

2010年07月21日 | サカタだよ
〔 2010年はストレッチ革命の年! の巻 〕

「2010年」という区切りのいい数字のせいか、それとも自分が馬齢を重ねた
せいか、最近よく「大阪万博から40年」とか「つくば万博から25年」とか
「碧いうさぎ(酒井法子)から15年」とかって数えちゃうんですよ。
ボブ・アンダーソンが初めてストレッチを体系化して『ストレッチング』と
いう本を出してから、今年で35年なんですよね。「およげ!たいやきくん」
がレコード史に残る大ヒットを記録したのと同じ1975年に、ストレッチも
フィットネス史に残る大ブレイクを果たしたわけです。
それから35年の歳月が流れ、記念すべき年に『ターザン』がストレッチの
特集を組むにあたって、編集長のオオタワラが会議で提案したのが、今回の
「+α」ストレッチ。最初は、「何それ?」って思いました。
しかしながら意図を汲み取って作ってみると、サーキット、ムーブメント、
ウォーキング、ギアといった要素をストレッチに加えて、ジャンルの垣根を
いったん取り払うことで、“カラダを伸ばしてコンディションを整える”目的が
速やかに達成できるじゃありませんか! 「何それ?」って言ってゴメン
なさい。2010年、とても役に立つ新しいストレッチが誕生しました。

(担当:sakatadayoでツイートしてるサカタだよ)

7月22日発売562号メルマガより


<おまけコーナー>

表紙を撮影する本誌カメラ班T・O
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夏風邪とポロシャツ

2010年07月16日 | サカタだよ
「ポニーテールとシュシュ」みたいなタイトルつけてみました。「部屋とYシャツと私」
がそうだったように、夏風邪とポロシャツとAKB48が『ターザン』を席捲してるから。

夏風邪が流行ってます。ポロシャツ着た人だらけです。AKB48のポスターが入り口の柱と
冷蔵庫の2箇所に貼られています。これらは現在、セット販売中なんですか?

ぼくは幸いアンダーアーマーのTシャツを着ていて、AKB48には小嶋陽菜ぐらいしか
関心がなく、編集部の「部屋とYシャツと私」現象から1歩さがったスタンスを
キープしているはずでした。ところが、夏風邪に捕まってしまったのです。

いまのところ、声が嗄れるだけで特に苦しいことはありません。あと咳が少し。

こうなってみると思い出すのが、20代のころ仕事でがんばりすぎて(というか単に
要領が悪くて)声が出なくなったときのことです。

ガラガラ声でも会話になれば電話もできるし仕事になります。だから放置していたら
声がまったく出なくなり、何か言おうとしてもノドからガス漏れの音がするだけ。

このときばかりは困りましたよ。

仕方ないからメールやファックスですむ用事だけこなして、電話に出ないようにして、
なるべく連絡をメールでくださいと関係各位に連絡して家に帰って早く寝ました。

取材件数が多かったもんだから、なかなか完全休養するわけにもいかず、毎日
ちょっとだけ編集部にきて最低限その日のうちに消化すべきことをこなし、
さっさと家に帰って横になる。仕事をストップさせないで、カラダを労わりつつ
肝心なことだけやって明日に何とかつなぐ。

そんなことを10日ばかりやって誤魔化しているうちに、体力が回復してきました。
仕事に穴をあけることもなく、できたページは元気なときと変わらない。

20代のときの、この経験をきっかけに仕事のやりかたが劇的に変わりました。

元気なときから、病気のときと同じように、その日に手を打たないといけないことを
最低限タイミングよくやる。余計なことで忙しい思いをしてカラダを壊すのは
マイナスだから、なるべく必要なことを見極めて先回りで手を打っておき、
極力バタバタしない。スケジュールが立て込んでいるときほど、前後の数日で
しなければいけないことに目配りして、1日の負担を平均化する。

放置したり後回しにしたり、早めにやっといたりっていうのを使い分けて、
最終的になんとなく収束するように、山場を作らないよう心がける。

心がけても山場はできるけど、越えられないような山に命がけで飛び込んで
遭難したり、ヘリで救助されたりする事態は避けられます。

いつも同じ調子で歩くみたいな仕事の仕方を心がけて、たまに小走りしたり、
猛ダッシュせざるをえなくなったりもするけど、それで転ぶことはない。

大変そうに見えない分、さぼったり手抜きをしたり、斜に構えているように
もしかしたら端から見えるかもしれないけど、声が出なくなった数日間の
反省から、ギターで言うところのスローハンドを会得したわけです。

そんないいもんじゃないか・・・・・・。

というわけで、明日からも暇そうに見えると思いますが、夏風邪をひいても
ペースを乱さず淡々とプレイするサカタを温かく見守ってください。
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遠泳(OWS)

2010年07月09日 | サカタだよ
ある日、電話かかってきたんですよ。
「もしもし?」って出たら、「〇〇〇です」って名前をおっしゃるけど、
よく聞き取れなかったんです。「ノジリです」「あ、どうも」と答えたものの、
すぐ思い出せなかったんです。「オープンウォータースイミング・・・・・・」

思い出しました!

2006年に沖縄の万座ビーチで第1回のオープンウォータースイミング大会が
開催され、ぼくは取材に行って、ノジリさんから海で泳ぐコツについて詳しく
教わったのでした。オープンウォータースイミング(以下、OWS)というのは
プールではなく海や湖など屋外で泳ぐこと、昔っぽく言えば遠泳です。

「コツがわかれば、プールより浮力があるから海は泳ぎやすいですよ」

ぼくは万座で、2.5kmのレースに出場して、確か74分でゴールしたことを
だんだん思い出しました。1.5kmリレー(1人500m)にも、取材したご縁で
トライアスロンの選手2人といっしょに出たっけ。懐かしいなあ!

2008年の北京五輪で、OWSって公式種目になったんじゃなかったかな?

ノジリさんは、2001年の世界水泳OWS日本代表で、引退後(財)日本水泳連盟の
OWS委員を経て、現在は(社)日本国際OWS協会委員だそうです。お電話の用件は、
9月5日(日)に福井で初めてのOWSレースを開催することになったという
お知らせでした。選手ではなく、運営側で責任のある立場だという話です。

「何ができるかわかりませんが、資料があったら送ってもらえますか?」

実際、何もできないんじゃないかと思いながら、どんなレースか興味があるので
ともかくお願いしたところ、どうも喜んでいただけたような感じ。

2004年、2005年を中心に『ターザン』のダイエット企画で痩せる努力をしていた
ぼくは、2006年当時はまだ運動する習慣があって、プールに行けば1kmから2kmは
泳いでいたんです。だから、海で2.5km泳ぎきった後、リレーで500m泳げました。

いまはどうだろう? たまにプールには行くけど、せいぜい500mほど軽く流して
すっかり運動した気分になっている。「体力より体調!」なんて考えている。

年齢も、当時は36歳だったけど、今年は40歳。スタミナがない自覚がある。
というか完全に「メタボリック・シンドローム」なんですよ、ぼくは。

でもね、送ってもらった資料を読んでいるうちに、残暑の福井で海を泳ぎたく
なってきちゃったんですね。沖縄の海で陸が見えないところを孤独に泳いでいて、
時折ちょろちょろ魚がでてきて一緒に泳いだりする。あの感じを思い出すとね。

越前クラゲは怖いけど、どうやら刺さないらしいし、なんとかなるかなあ・・・・・・

決めました! レースに出ることに。

「ジャングルジム」というページの担当Hに相談して、ちょっとした事前告知と
大会に参加したあとのレポート記事を書かせてもらうことも。

3.2km(2マイル)に出場しようと思っているけど、おぼれかけて救助されたら
そのまんま事実を書くから、何があっても大丈夫です。

OWMSS(オープンウォーター・メタボリックシンドローム・スイミング)が
さてどうなるか、お楽しみに。

これから練習しないといけないですね。状況はTwitterでも時々つぶやきます。
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トランクス

2010年07月06日 | サカタだよ
『アンアン』から『ターザン』に異動してきて半年たった頃のことです。

当時の編集長の業務命令で、ぼくはダイエットすることになりました。しかも、
その経過を『ターザン』で克明にレポートするという羞恥プレイつき。

『アンアン』の当時の編集長と『ターザン』の当時の編集長は夫婦なので、
「最初からサカタは減量要員として家庭内トレードされたんだよ」と
まことしやかにツイートされたり、リツイートされたものです。

ツイッター誕生以前ですから、もちろん肉声のつぶやきで。

真相はいかに。ともかく誌上ダイエット企画が410号からスタートしました。

少なくとも10万人、多いときは20万人以上の読者が見ている『ターザン』で、
ぼくの体重と体脂肪率がタイムラインで公表されます。プライバシーなど
存在しません。個人情報保護法も適用されなかったようです。

データだけならまだしも、カラダつきの変化を「使用前・使用後」として
比較するため、ハダカになってカメラマンに証拠写真を撮られます。

パンツ一丁になるわけですが、まさかブリーフで写るわけにもいかず、
巨大なモッコリ(わたくし見栄を張りました)もとい、粗末な〇〇〇が
ミットモナクないように、撮影用の衣装を作ることになりました。

たかが編集者のパンツ一丁を撮るために、衣装を作る予算があったなんて、
リーマンショック以前はまだ景気よかったんですね・・・・・・懐。

サカタのツイッターの壁紙を見たことあるかたは、わかりますよね?



この写真で着用しているのが、そのとき特注したボクシング競技用の
トランクスです。だいたい3万円~4万円したと思います。

7月8日発売の『ターザン』561号には、編集部のスタッフが選んだ
おすすめグッズを抽選で読者にプレゼントするという、大変ステキな
特別企画がありんす。

「1人3品」というノルマを副編集長J・K(女子高生じゃないですよ)
に課されて、みんなで集めました。ご協力いただいた各社のみなさま、
賞品をご提供いただきありがとうございます。

豪華賞品がならぶ中に、愛嬌っていうんですか?

サカタの刺繍入り特注トランクスが、もう着る機会もないだろうからと、
今回なんと出品されているではありませんか!

副編集長J・K(女子高生じゃないですよ)は、しゃれのわかる男!

詳しくは誌面で確認いただきたいのです。そして、是非ご応募ください。

応募ゼロの場合は、サカタの手元に戻ってくると思われます・・・・・・泣笑。
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原稿

2010年07月03日 | サカタだよ
ぼくは自分で原稿をよく書く編集者です。主力のライターさんたちの足元にも
及びませんが、編集部員としては『ターザン』でいちばん原稿を書いています。

優秀なライターが何人も活躍している『ターザン』では、わざわざ編集者が
原稿を書かなくても、質の高いページができるように思えるかもしれません。

「編集者なんだから編集に徹して、原稿はライターさんに任せればいい」
というのは、もっともらしい意見ですが、危険な落とし穴があると思います。

過去1年間に、ぼくが原稿を書いたページを新しい順に並べてみます。

・「Jane's Style」鎌田奈津美(No.560 p.124~)2ページ
・「おいしい水ってなんだろう?」(No.558 p.94~)8ページ
・「100kmマラソンを完走した山本重也さんが自己に課す、『日常茶飯絵』とは何か?」
 (No.558 p.76)1/2ページ
・「Jane's Style」水野美紀(No.558 p.132~)2ページ
・「Here Comes Tarzan」長谷川穂積(No.556 p.104~)4ページ
・「Jane's Style」暮沼まみ(No.556 p.124~)2ページ
・「Jane's Style」安藤サクラ(No.554 p.128~)2ページ
・「これから毎日、実践しよう!すぐに役立つテクニック集/太らない食べ方」
 (No.552 p.18~)8ページ
・「Jane's Style」小島藤子(No.552 p.118~)2ページ
・「Jane's Style」杏(No.550 p.112~)2ページ
・「2010年のキーワードになる、糖転移ヘスペリジンに注目!」
 (No.548 p.50~)2ページ
・「Jane's Style」佐野夏芽(No.548 p.140~)2ページ
・「Jane's Style」田代さやか(No.546 p.120~)2ページ
・「あなたのライフスタイルを、自転車が進化させてくれる!」
 (No.544 p.18~)4ページ
・「Jane's Style」SHOKO(No.544 p.124~)2ページ
・「Jane's Style」藤本美貴(No.542 p.132~)2ページ
・「細マッチョが好かれるワケ」(No.540 p.16)コラム
・「Jane's Style」谷 桃子(No.540 p.124~)2ページ
・「男前の作り方 04 髭」(No.538 p.44~)4ページ
・「Jane's Style」マイコ(No.538 p.124~)2ページ
・「Jane's Style」福井美菜(No.537 p.140~)2ページ
・「Jane's Style」蒼あんな、蒼れいな(No.536 p.124~)2ページ
・「Here Comes Tarzan」前田慶次郎(No.535 p.109~)4ページ
・「Jane's Style」ジージャー(No.535 p.128~)2ページ
・「Jane's Style」佐藤ありさ(No.534 p.124~)2ページ
・「ビール大好き!」(No.534 p.90~)12ページ

ほかにも無記名で特集の総扉・章扉を書いたり、小っちゃいキャプションを書いたり
しますが、「取材・文/坂田滋久(本誌)」とクレジットしたものだけ挙げました。

1回に書く量は大したことなくて、実質1ページから最大12ページにすぎませんが、
1年でけっこうな分量になりますし、それ以前から同じように場数を踏んでいます。
この「場数を踏む」ことが、バカにならないんです。

編集者が原稿を書くと、なぜいいか? 「原稿がうまくなるから」じゃありません。
「ギャラが抑えられるから」でもありません。 「目立つから」でもないですよ、
念のため。

取材や撮影の現場に、「自分が原稿を書く」スタンスで身を置くと、その場で
必要なこと、不必要なことが、よく見えるようになるんです。だから、編集者は
常日頃から少しでも原稿を書いたほうがいい。

構成力をつけるには、聞いた話を原稿にまとめる作業が不可欠ですから、
ライターさんと一緒に現場にいて「とてもおもしろかった」「ためになった」
と思っても、聞いたことが身にならないんです。だから、編集者は月に一度でも
自分で原稿を書いたほうがいい。

「編集者なんだから編集に徹して、原稿はライターさんに任せればいい」と
いうのは矛盾していて、編集者なんだから現場を仕切って構成を整えるために、
定期的に原稿を書く必要があるんですね。

コスト削減のため、現場にあまり編集者が行かず、プロデューサー的な役割を
果たすことが求められるように今後なってくるのかもしれませんけれども、
ほとんど原稿を書いたことがない編集者がプロデューサーを気取るほど
危険なことはないと思います。

話は変わりますが、うまい下手はともかく、もし上記のページを自分で書かずに
ライターさんに任せていたら、全然違うものになっていたことでしょう。

どっちがいいとか、比べることには意味がなくて、自分のやり方も他人のやり方も
尊重するオープンな姿勢が大切なんじゃないかと思っています。
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