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やぁ、みんな。サカタだよ。

ヤヌスの鏡

2019年09月18日 | サカタだよ

電車に乗って会社に向かうとき車内の広告をどうしても見てしまいますね。とくに行きたくない日は

興味ないポスターをガン見してしまいます。ネット配信ドラマで『ヤヌスの鏡』をやってるようですね。

岡山の奇跡と呼ばれた桜井日奈子が主演ですか。ふむふむ、『ヤヌスの鏡』といえば思い出すのは

杉浦幸が1985年から86年にかけて二重人格の少女を演じた同名の大映ドラマです。

80年代アイドルって、いま見るとすごいですね。大映ドラマは不良の少年少女が出てきて暴れる話

が鉄板で、『ヤヌスの鏡』はその極端なヤツとして当時から「いまどきそんなツッパリいないでしょ?」

とツッコミながら全国の中高生がお茶の間で楽しんでいました。だって、上の写真のアイドルが夜は

椿鬼奴みたいなメイクをして巷をうろつくんですよ。

超こわい。つのだじろうの心霊漫画みたい。でも原作は宮脇明子が週刊セブンティーンに連載した

少女漫画みたいですね。読んだことないですけど画像検索してみたら表紙にはなんとなく見覚えが

あります。本編のタッチはこんな感じなので、大映ドラマかなり盛ってますね。

生真面目でおとなしい少女「ヒロミ」。厳格な祖母に怯えて育った彼女の内には、おそろしい別人格

「ユミ」が棲んでいた!たびたび表に出ては夜の街を騒がす「ユミ」。だが「ヒロミ」はその存在を知ら

ない……大映ドラマだと「ヒロミ」と「ユミ」はこんな感じです。

パンチが効いてますね。杉浦幸は当時もちろん「ヒロミ」のような生真面目でおとなしい女の子だと

信じられていましたが、そのあとヌードになったりAVに出たり、『アヌスの鏡』とウワサされたりして、

どちらかというと「ユミ」寄りのイメージに成長を遂げましたね。岡山の奇跡こと桜井日奈子もいずれ

そうなるかな? と思いながら、桜井日奈子の「ヒロミ」と「ユミ」を見比べると感慨深い。

不良少女の「ユミ」が、ただのオシャレな子に見えますね。いまどきスケバンみたいな、鬼奴みたいな

過激なスタイルの不良少女を造形してもリアリティがないから、せいぜい革ジャンにロングスカートで

闇を表現したんでしょうけども、パンチは弱いですね。1回も見たことありませんけど、派手に暴れると

いうより現代風に陰湿な悪を行うんじゃないでしょうか。サイコパス全盛ですからね。

そんなことばかり考えて会社になかなか立ち寄らず、席でおとなしく生真面目に働くふりをしても、

深夜0時をまわると別人格でおそろしいブログを更新するサカタこそ、『ヤヌスの鏡』じゃないかと

いう気もします。あいすみません。

来週はサカタの中の「ユミ」がお届けします。

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