サ カ タ の ブ ロ グ 

やぁ、みんな。サカタだよ。

がんをめぐる状況

2010年08月25日 | サカタだよ
〔 がんのポイント丸わかり! の巻 〕

お盆休みに、堀辰雄の小説を読みながら思いました。
「親の世代とは言わないけど、祖父母の世代ぐらいまで、結核で多くの人が
惜しい命を落としたことが今となっては嘘みたいだ」

原因菌の検査法と治療法が確立したおかげで、少なくとも「不治の病」では
なくなったので、結核患者の悲壮感をわが身に置き換えてイメージすること
が今では難しいわけです。

結核だけではありません。感染症がほとんど「早期発見・早期治療」で治る
ようになってから、日本人の死亡原因は感染しない病気・・・・・・がん、脳血管
疾患、心疾患がワースト3で、合わせて約6割を占めています。

これらワースト3は、特定の原因菌があるわけではないので、感染症のよう
に「早期発見・早期治療」できるとはかぎりません。自覚症状がないまま、
検査で見つからないうちに進行することがあります。だから怖い。

がんが特にそうです。原因が特定できないから、治療法も確立していない。
いくつかの検査法と、いくつかの治療法を組み合わせて、どうにか対処して
いるのが現状で、結核に対するような決定打が見つかっていません。

とはいえ最近の数年間で、がんをめぐる状況は大きく変わっています。子の
世代、孫の世代には、がん患者の悲壮感をイメージすることが難しくなって
いるかもしれないと思えるくらい「日進月歩」の医療分野です。現状でどこ
がポイントか押さえておくと、いずれ必ず役に立ちます。

(担当:sakatadayoでつぶやき中)


発売前日に配信される『ターザン』のメールマガジンより
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がん検査

2010年08月18日 | サカタだよ
最初の取材は6月だったと思うんですよ。

来週発売の『ターザン』に載っている第二特集「がんをめぐる状況は、ここまで変化している」
カラー8ページ、なかなか充実した内容になっています。

日本人の2人に1人が、がんにかかる世の中がきています。他人事ではありませんね。

でも、がん患者の2人に1人は治るそうです。だったら、治った後のことも考えて
治療を選ぶのが建設的ではないでしょうか。

そのためには正しい知識が必要です。



検査法も、治療法も、数年前といまでは選択肢がずいぶん違ってきています。

「自分には関係ないから」で済めばそれでも構わないとはいえ、確率1/2ですからね。

助かる確率も1/2なので、「これさえ読めば安心!」なんて無責任なことは言いません。
ただ、苦痛の少ない治療については、しっかり書いてあります。

いざというとき、自分はもちろん、大切な人が不本意な選択で悔やむことがないように、
「がんの現在」について理解しておくのは重要です。

今回、ぼくの隣の席の編集者が、上の写真のように、最新のがん検査を受けました。
最初から最後まで立ち会って、その一部始終を「緊急レポート」しています。

お読みいただけば、何らかの役に立つことは間違いないと思われます。
8月26日(木)発売の『ターザン』564号をお楽しみに。


ちょっと、まじめすぎたかな・・・・・・。
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ご当地カレー

2010年08月11日 | サカタだよ
コロッケのつぎはカレーですか、けっこうな食べログぶりで・・・・・・って
冷ややかに切り捨てるのは待ってもらえますか?

インドで休暇を過ごしてきた某マネージャーさんからの仕事のメールに、
とても衝撃的なことが書き添えてありました。

「日本はインドより暑いですから、お体に気をつけて」

なんですと! この日本が、あのインドより、So Hot?

カレーぐらいしか食べる気がしないのも無理ありませんし、
インド人もびっくりの多種多様なカレーが、日本全国津々浦々に
誕生しちゃうのも諸行無常の響きありですね。

お盆といえばカレーですので、8月12日発売の『ターザン』は
第二特集で「真夏のカレー」に取り組んでいて、津々浦々の
ご当地カレーを取り寄せて品評するページまであります。

ぼくは担当じゃありませんが、品評会が行われる当日キッチンスタジオに
「呼ばれてないのにジャジャジャジャ~ン!」と、乱入しました。

「ナチュラルハイ! トビマス、トビマス、日本を印度にしてしまえ!」
現場には、夥しい数のレトルトが全国から結集しています。


作業効率アップのため、箱から出し
マジックで商品名を記入していく。

半日がかりで、43種類(だったかな?)すべて試食して点数をつけました。

担当じゃないのに現場にきてたデザイナーさんと、ぼくと、担当編集者と、
カレー専門ライターの中村ルゥ先生と、担当カメラマンの5人の採点により
2010年夏のご当地カレーが格付けされたのであります。

もちろんその間、サカタ自身が担当している仕事は完全にほったらかし。

いやー、他人の現場って本っ当~に素晴らしいですね~!
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コロッケ

2010年08月04日 | サカタだよ
昭和2年創業のチョウシ屋というお肉やさんが、弊社のすぐ近くにあります。

弊社は、たぶん昭和20年創業(たぶんって何だ!)ですが、いつの頃からか
「雑誌の完売」や「人事異動の歓送迎」といった節目、節目に必ずチョウシ屋の
コロッケでパーティーを開く慣わしとなっておるのじゃ。

たぶん昭和61年創刊のターザン(たぶんって何だ!)でも、古くからの因習に従って
今年7月26日(月)にコロッケパーティが、人目を忍んで催されたのじゃ。

上の写真のダンボール箱に入っておるのがチョウシ屋のコロッケじゃあぁぁ~~っ!

「決して一人では開けてはならぬ、さもなくば災いがマガジンハウスを襲うであろう」
と創業社長の岩堀喜之助が言い残したとか。(うそです)

ちなみに、ダンボールの向こうにいるロンゲでヒゲの男が編集長のO田原です。
ダンボールに寄り添っているメガネの男は副編集長J・K(女子高生じゃありません)。

中央に花開いているのが「ターザンの2大美女」とも「美人すぎるデザイナー」とも
よばれている、モモコ(白い服)とミキ(赤い服)であります。

年配ぎみの男性が見切れているのは、校正さんという、こわいおじさんです。

どうしてコロッケパーティーを開くのか、参加している人たちも誰も知りません。
伝統だから節目、節目でコロッケを食べ、ビールを飲んで、申しわけ程度に
すしの出前なども取って五穀豊穣、黒字拡大を祈ります。


メガネ男子が集まって、美女を取り囲む神事がはじまりました。(うそです)
ライター3名、カメラマン1名、編集1名、デザイナー2名、副編1名の
手前に写ってるのがコロッケの詰まったダンボール箱です。

コロッケの宴が終わって家に帰ると、どこかで見たようなダンボール箱に
ネコの赤ちゃんがいます。小学生の娘が、捨てネコを拾ったそうです。


まだ目も開いていません。

ぬいぐるみのクマを母親だと思って、しがみついて鳴いています。

うちにはハムスターがいるからネコは飼えないといったのに、シトロンという
名前までつけて「シト、シト」と小学生が呼んでいます。

使徒か・・・15年ぶりだな、ではなくて、コロッケパーティーの夜にダンボール箱で
わが家にきたから、コロッケでいいんじゃないの? 名前。

「シト、シト!」「コロ、コロ!」と2通りの名前で呼ばれて、どちらにも返事する
けなげな捨てネコのコロッケであります。
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