サ カ タ の ブ ロ グ 

やぁ、みんな。サカタだよ。

ごっつあんですリターンズ

2023年07月12日 | サカタだよ

かつての「ごっつあんです」(1〜3)はごく普通に食べものや飲みものにちなんだネタばかり集めてたんじゃないか。いちばん下のリンクでたどれるので自分で遡ってみたら大体そうだった。ごっつあんです……この言葉はしかし、どんな場面で使っても何となくその場が収まるから、その後もことあるごとに発しているのではないか。ふと気になったので再び「ごっつあんです」を集めてみよう。

 

2022

宣伝ってわけじゃないんですが本日発売「アンアン特別編集しいたけカラー心理学」めくって読んでたら自分はどうも「黒しいたけ」に相違ございません。黒しいたけサカタの好物は白いビーフストロガノフです。ごっつあんです。

6月13日

 

「ごっつあんです」……わたしの好きな言葉です。

7月7日

 

元ニセOLサカタのスイーツ日記
ごっつあんです

10月8日

 

膝も腰も特に痛まないし登山というよりハイキング程度しかしないっていうのに小心者なもんでこんな本わざわざ買って読んでは使わない知識ばかり溜め込んでしまう……ぼくはいつもこうなんです。料理に例えるとホテルのブッフェだって言われたことがあって心の生傷のひとつです。ダメージは膝でも腰でもなく記憶の中に積み重なって遭難しそう。ごっつあんです!

10月28日

 

元ニセOLサカタのスイーツ日記
ごっつあんです

11月2日

 

どうやらランチョンでマンガ肉のような骨つきチキンカツとかカツサンドとかでビール飲んだ後やぶでそば食べて日本酒で喉を湿らせたみたいです。神田方面、16時から20時30分ごろの飲酒行動……帰宅後ちょっと寝て起きて、スマホ起動したら他にもいろいろと写真があるので間違いありません。ぼくはいつもこうなんです。ごっつあんです!

12月11日

 

2023

こ、これが世界初のナポリタン(発祥の地)というのは本当だろうか? 用事で横浜に来たもんで進駐軍のために考案されたという日本生まれのメニューを吸い込みました。ごっつあんです!
 
— 場所: ホテルニューグランド 1月26日
 
 
 
赤い天使(1966・大映)で若尾文子がナースに扮して戦地で大暴れ! エロい。ビックカメラ有楽町店の8階にある角川シネマで鑑賞してきました。ごっつあんです。
 
2月3日
 
 
 
野球とかサッカーとかオリンピックとかの話をする人がいない場所に、今夜だけでもいさせてください。真空管でロックのレコード聴くだけでも全然いいので、よろしくどうぞ。チョコレート下さい、あっ隠語じゃないほうで大丈夫ですから一抱えお願いします。やけくそですよ、ごっつあんです。ご存じのとおり、ぼくはいつもこうなんです。まだまだ帰りやしませんよ? 覚悟しろ〜みたいなね、ていうね! あいすびばそん。
 
3月9日
 
 
 
ベジタリアン崩れが「野菜ばかり食べてたらカリウム過多になってドクターストップかかった」っていってるけど、医者に騙されてるんじゃないかな? いくら野菜ばかり食べてもカリウム過多になると思えないから、じつはナトリウム不足だったんじゃないの? 川中島の武田軍もびっくりだよ、とカフェで人の話に聞き耳を立てる……夜お茶ニセOLサカタだよの悪い癖。ごっつあんです。
 
4月3日

 

さっさと仕事を終わらせて、大衆食堂で定食に小鉢を追加してビールか日本酒を1〜2本かそこら飲むぐらいのほうが、遅くまで身を粉にして働いた帰りに居酒屋とか行くより安上がり(半額ぐらい)だし、健康にいいのかもしれませんね。もっとも、大衆食堂はすでに滅びつつある日本の文化ですが……ごっつあんです!

4月11日

 

期日前投票したらププ、プリンを食べなさいと校長先生がいうんだな。

だ、だからプディングを食べます……ごっつあんです。

4月19日

 

休みの日に早起きして野山でかぶりつくスパムおむすびのうまさ異常!

ごっつあんです、ごっつあんです。

4月29日

 

うまくもまずくもないというか、どちらかといえばまずい焼きそばパンであろうとも山にきて食うとうまくなくもない!
ごっつあんです……ごっつあんです……ごっつあんです……
 
#パンがなければ焼きそばパンを食べればいいじゃないの
 
5月2日
 
 
 
 
マティスが私をマティス(使い回すダジャレ)ということで東京都美術館の『マティス展』みてきた。その気になったら写実的な絵だって描けるし、印象派風の絵も描けるのに、そんなことしても意味ないと自覚してからの絵がやっぱり独特で、人垣の合間から鑑賞した甲斐あったように思います。ごっつあんです!
 
5月31日
 
 

サンペレグリノぐらいでもグラスが空になると人がきて注いでくれるのは有難いけど面倒だから、何かグラスの飲み物にすればよかった。ごっつあんです。

6月4日

 



このまえ大阪へ行ったとき、関東ではもう何年も前から流通してない明治カールが駅売店で山積みになってるのを見て、地元スーパーのスナック売り場の片隅にひっそり佇んでるならともかく、お土産にどうぞとアピールされちゃうと買う気しなくなる天邪鬼な自分を見つめる機会になりました。ごっつあんです!

6月12日

 



そういえば駆け出し編集者として初めて現場に出たのはパスタ特集(アンアン)だっけ、その前のインテリア特集はアンケート(手渡し&郵送が主で回収はFAXなど)と電話取材だけで編集部からぜんぜん出動しなかったから。あれは1997年のこと。今は昔、ごっつあんです。
 
6月23日
 
 


『愛のこむらがえり』みにきた。満席。何ごとかと思ったら舞台挨拶ついてた。磯山さやか39歳。サンキュー! と思いきや登壇したのは監督以下、それ以外の役者さんたち。まいっか。最後に映画の本編に出てくるパンが客席のみんなに配られた。ごっつあんです。
 
6月25日
 

 



とうもろこしが美味しい時季になると、スペイン人(というかカトリックの徒)に滅ぼされた文明のとうもろこしの神を思い出さずにいられない。穀物生産量がいまも世界でNo.1のとうもろこしの神。主食にする人たちの他に、コーンスターチとしてあらゆる菓子や飲料に使われてるから、どんな宗教を信じていようと、よしんば無宗教であろうとも、地球上の人類は全員とうもろこしの神に仕えてるようなもの。ごっつあんです。

7月4日




梅雨どきの猛暑のせいか政治不信のせいか空前絶後のジャニーズ性犯罪のせいか食欲がなくてジンギスカンぐらいしか口腔を通りそうもありません。いずれ肛門を通過すると思ったらなおのことです。ごっつあんです……ごっつあんです……ごっつあんです……んごっ!

7月11日


関連記事:   ごっつあんです3

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

執事のアルフレッドが

2023年07月01日 | サカタだよ

月夜に悪魔と踊ったことがあるか?

トランプのジョーカーみたいな面をかぶった通り魔に父と母を殺害されてからというもの、執事のアルフレッドが唯一ぼくの家族だ。そうでなければ天涯孤独の少年期、青年期をまともに過ごせなかった。いや、まともに成長できたかどうか黒いマスクをして夜の街を出歩きがちな今のぼくには何とも言えない。自分のことはともかく執事のアルフレッドのことを、現在もういないアルフレッドのことを振り返り、思い出をまとめよう。せめてもの、はなむけだ。

肉の日(29日)なので執事のアルフレッドが、うちで飼育してる牛を絞めて好物のヘレ肉を焼いてくれた。
いつもありがとうアルフレッド。絆、ごっつあんです。 2021.12.29

大虎になって帰宅したぼくが夜中にラーメン食べたいといったら執事のアルフレッドが健康に配慮した南瓜のポタージュ作ってくれた。一夜明けて胃もたれも脱水症状もないのは、あれのおかげだと気づく。そろそろ正月かと思ったらまだ大晦日に過ぎなかったが、今年もなんだかんだと執事のアルフレッドの世話になりっぱなし。財産の大半を失ったにも関わらず、なぜか1人だけぼくを見捨てず屋敷に残ってくれている。絆に感謝してるけど、本当はよくわかってるんだ。そんな執事のアルフレッドも絆も南瓜のポタージュも一切合財、この世に身寄りのない寂しさが生み出した幻だってことは。 2021.12.31

肉の日(29日)になるといつも、どこからか何食わぬ顔をして舞い戻る執事のアルフレッドにシャトーブリアン(上等なステーキ)でも用意させようと思ったのだが、あいにく屋敷のどこを探しても小間切れ肉しかないそうなので、仕方なく牛鍋にして食べた……とSNSに投稿しておいて実際は質素な食事をした。なぜなら執事のアルフレッドがどこを探してもいないから。 2022.1.29

でかける気分じゃないので庭をぼんやり眺めていると、私は主人であるからただ単に眺めてるだけでよいとしても、執事のアルフレッドは私の身の回りの世話だけでなく庭の手入れにも気を配らねばならず大変だなと今さらながら思い至る……ありがとうアルフレッドと伝えようとした刹那スーッと庭が消えて執事のアルフレッドも近くに控えてなかった。そうか君はもういないのかとつぶやいても最初からアルフレッドはいないし庭も私の住み家になかった。 2022.2.12

ウクライナとロシアが騒がしい様子なので食事のとき執事のアルフレッドに何事かと尋ねたところ、暴力を好む者らが例によって無法な振舞いをしているという……また正体を隠して介入するべきかどうか沈思黙考していると「おやめになったほうが」と声をかけられたので「ああそうだな、暴力はいけない」と答えて何食わぬ顔で食事を終えたものの、さて? どの程度の防寒のスーツにしようか。 2022.2.27

道楽でやってる出版の仕事がめでたく校了しそうだから前祝いとして執事のアルフレッドにドルチェを用意してもらった。冷たいジェラートが口の中で溶けていくように執事のアルフレッドも気がつけば音もなく消えていて、一体どこへ行ったのか誰にも見当がつかなかった。もっとも屋敷には昔も今も私しかいなかった。 2022.5.27

おせちに飽きたら執事のアルフレッドが洋ものを用意してくれた。アルフレッドもこういうのが慣れてるだろうに黒豆を煮たり人参と大根を紅白なますにしたり毎年おせちを拵えてくれるのだが正月にかまどの火を使う料理を求めてしまい少しは申しわけなく思う。今夜はカレーでも作らせて翌る日もカレーで通そうか。明日は気が変わるかもしれないのが悩ましいところだが、そんな執事のアルフレッドなど寂れた屋敷では雇ってなかった。白昼の夢初めだった。 2023.1.3

執事のアルフレッドが「坊ちゃん、おめざにいかがですか?」とテーブルの皿の上に転がして逃げて行った、ちっちゃいカレーパン。やつがいた唯一の証拠だが、逃げ足の速い執事だまったく。 2023.4.3

急用で外出しなければいけなくなり、黒のスーツに着替えていると「おでかけですか坊ちゃん?」と執事のアルフレッドがちょっかいを出してきた。「お父さまの愛車をちょうど整備したところですが、いかがですか? たまには」とクラシカルな赤い車を勧めてくるのだが、冗談につきあう時間はない。いつものモービルに乗り込んで、全速力でシティに向かった。 2023.5.21

関連記事:   あさ 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする