サ カ タ の ブ ロ グ 

やぁ、みんな。サカタだよ。

丹沢

2011年06月29日 | サカタだよ
ある晴れた日、丹沢で山歩きしました。もちろん仕事です。遊びで丹沢に乗り込むほど、
ぼくの足腰は強くありません。朝5時に起きて、小田急線の新松田駅前「箱根そば」で
腹ごしらえして、7時半に改札でスタッフと集合です。


駅から富士山が見えた

いずれ発売になるターザンでトレッキング(山歩き)の特集を組んでいて、山の歩き方を
実地で解説しようと考え、丹沢にきたわけです。カメラマン1名と、ページ数が多いので
今回ライターは2名(うち1人に案内してもらう)。合計4人で山に入ります。


撮影しながら

コースガイドじゃなくて、地形に応じた歩き方を解説するのが主な目的だから、岩場とか
ガレ場とか鎖場とか、トラバースとか木の根道とか、いろいろな状況を探しつつ登ったり
下ったり、また登ったり下ったり。


こっちじゃなかった

地図を見ていても、間違えそうになることってありますよね。自信を持って突き進んだら
迷うので、このように引き返すことも大切ですよと若旦那(ライター)が身をもって教えて
くれました。地図自体、15年前のと最近のを見比べると道が変わっています。


こういうとこは歩きやすい

なんか役に立つページができそう。それにつけても、お天気に恵まれてよかったですよ。
わざわざ難所なども通って参考になりそうな写真を押さえるから、雨だったら死んじゃう。
死なないまでも泣いちゃう。


鎖を撮っておく

こういうところで何をすると危ないか、解説のために実際やっているところも撮影します。
なかなかどうして危険なミッションなのです。(安全そうなところを選びますが)


まったく・・・人使いの荒い編集部だなぁ

でもまあ、しばらく座り仕事ばかり続いていた時期だったので、珍しいところ歩けるのは
いい気分転換かもしれません。


沢の水を汲むICHIRO

用を足しているわけではありません。ヘビースモーカーなのにタバコが6本しかなくて、
節約しながら(半分ほど吸ったら火を消してあとで残り半分を吸う)歩いていましたが、
原稿を書くストレスがないせいか下山するまで持ちましたよ。超すごい!


こんなところ登るの?

遊びだったら引き返してるんじゃないかと思うような場所がいくつも。だけど仕事だから
がんばって登っちゃうんですよね。ア~ア~ア~!!(←ターザン名物エイプコール)
ぼくなんかターザンにいなかったら単なる夜更かしのつぶやきメタボですから。


「フードが落ちた・・・」

登ってくる途中、何度か聞こえて「フードってなんだろう」と思ったら、カメラのレンズの
先につけて光の乱反射を防ぐ輪っかみたいなやつが、カラカラ落っこちてしまったみたい。
探しに戻ったけど、フードは奈落の底に失われてしまった。


厳重注意って。

気にしない気にしない、一休み一休み。休みながら無理しないで登るほうが、急ぐよりも
結局は早く目的地に着くらしい。楽をして早く着くなら楽をしようじゃないか! 心拍数を
上げすぎないように、ゆっくりゆっくり。


ホッとする眺め

行ったり戻ったりして撮影しているせいもあり、お昼ごろ到着するつもりだった山小屋に
着いたのは1時ごろだったかな?


鍋割山荘

とってもお腹が空いたので、山小屋おすすめ鍋焼きうどん(他のメニューはない)を4つ
頼んで、お昼ごはん。


一人前980円也

うどんたべたらげんきでた。午後も撮影しながら歩いて、下山したら夕方5時になった。
もうちょっと早く下りてくる予定だったんだけど、まいっか夏だし明るいから。

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暗い廊下

2011年06月22日 | サカタだよ
今年の夏は本当に冷房なしで、暑さに耐えつつ仕事するんですかね。

えらそうな節電のすすめを見ると悔しくなる今日このごろ、蒸し蒸しする地下鉄に乗って
ボーッと窓を眺めていたら、銀座駅でこんな電光掲示が目にとまりました。

下車して確かめると、ホームに何枚も同じものが設置されています。こんなふうに電気を
使って雑誌を宣伝するのって、いまどき贅沢なことですね。

自粛がいいことだとは思わないので、こういう使うべきお金は使った方が、自分たちの
ためにも世の中のためにも結局なるんじゃないかなあ。

ちなみに、細マッチョの特集はもうすぐ発売期間を終えて、6/23(木)には次のTarzanが
お店に並びます。電光掲示も変わって、Tarzanになるか弊社の他誌になるか……。


なんだこれは?

とことこ歩いて東銀座のマガジンハウスにつき、エレベーターの使用は自粛するように
強制……じゃなくて、奨励されているから編集部のある4階まで階段を上がっていくと、
節電で真っ暗なエレベーターホールに見慣れぬモノが。


近づくと強烈に光る!

これは防犯用の(人が近づくとパッと光ってドキッとさせる)照明だ。節電で暗くなった
エレベーター前の廊下に設置されたわけです。しかし、お客さんが4階でエレベーター
降りた瞬間に、防犯用ライトが光るっていうのは、ありですか?

心配になったので、5階と3階がどうなっているか階段を上り下りして確かめに行ったら、
普通に天井の照明が点灯していて、明るかったです。なぜ4階だけケチるの?


こんな節電はいやだ

若い社員は会社に従順だから、わずかな電気を惜しんで防犯用ライトに引っかからない
ように泥棒の真似までします。

哀れにもほどがあるので、エレベーターホールの電灯を「ON」にしてやりました。


……………ハッ!?

節電するのが正義みたいな風潮がありますけど、なんでも行きすぎはよくないですよね。


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OAKLEY

2011年06月15日 | サカタだよ
LA空港から南に1時間くらい、時速100km~120kmでぶっとばすとフットヒル・ランチという
町があり、丘の上にオークリー本社があります。イチローをはじめ愛用しているアスリートが
じつに多いサングラスなどを作っている、スポーツファッションブランドの本拠地です。


こんなところ

映画『ミッション・インポッシブル2』の最初の場面で、トム・クルーズが投げて爆発させる
サングラスは、ここのやつです。向かって右手が工場で、100% MADE IN USAだとか。


工場にトゲトゲが・・・クルマにステッカーが・・・

スタッフなしの単独行動で3泊5日、オークリー本社まで取材に行ってきました。丸3日間、
基地のような要塞のようなテーマパークのような建物の中をさまよい歩いたわけです。


入口の腰掛けは戦闘機のシート・・・

詳しいことは7月28日発売のターザン585号で記事にしますが、こぼれネタや余りネタを
ごく一部だけ、もったいないから並べてみます。


シドニーオリンピックで話題になったやつ

「オーバーザトップ」というサングラスが、入口のショップに展示されていました。ここまで
出入り自由です。奇抜なインテリアはお客さん向けの演出かなと思ったら、とんでもない。
従業員が働くエリアも・・・


こんなです

モーターバイクや自転車が、あちこちに立てかけてあります。モトクロス用のハンドルの
グリップを作ったのが創業のきっかけで、社員のみなさん仕事より遊びに夢中みたい。


歴史を語るベテラン社員

1975年、モトクロス用のパーツの営業をしていた創業者が、自分もモトクロスが大好きで
「濡れても滑らないグリップ」を作ったら売れに売れた。そこで目を防護できるゴーグルや
サングラスを作って・・・存在しないものを次々に生み出し、今日に至ると。ちなみに社名の
OAKLEYは創業者が営業につれて歩いた愛犬の名前。


こんなのでレンズの防護テストを・・・

ビンラディンを襲って殺害したアメリカ海兵隊SEALSは全員、オークリーのアサルトブーツを
履いているんだって。ちゅごいね。


コスト削減の呼びかけも

ぶっとんだ会社だと思ったけど、コピー機の横に紙の無駄遣いを戒めるメッセージが
控えめに貼られていたりもする。


すごい巨体のオバサンが!

美人すぎるスキーヤーとしても有名なバンクーバー五輪の金メダリスト、リンゼイ・ボンに
サインもらっているところに遭遇。バンクーバー五輪といえば、服装の乱れを指摘されて
賛否両論の渦中の人になったスノーボードの國母和宏選手がきていて・・・


現在サクラメント在住

しばらく行動を共にしました。カズ、カズと呼ばれているのを現地フォトグラファーが
聞いて、「いとこ(カズン)、いとこ(カズン)っていうから誰のいとこかと思ったら、
あなたがカズ?」とアメリカンジョークをかまされ、ちょっと気の毒だったかも。


Tarzan サカタだよ 2011.6.2

屋上の空調設備がエンジンみたいだからということで「エンジンルーム」と名づけられた
隠れ家っぽい応接室のカベに、いろいろな人が落書きしてるから、体格のわりにちっこく
「Tarzan サカタだよ 2011.6.2」って書いてきちゃった。


@sakatadayo

それからレンズにツイッターのアカウント(@sakatadayo)を刻んで、サングラスを1個
作ってもらっちゃった。取材と称して、やってること観光客。そういうふうに見えても、
ちゃんと取材してあるから信じて。7/28発売号をチェックして。


戦車もあるよ

チェコの戦車が停めてあって、飾り物かと思ったらデザインチームの立体モデラーさんが
操縦して乗せてくれました。私有地につき免許不要、クルマの運転より簡単だそうです。


やっぱり遊んでるじゃん
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3人プレイ

2011年06月08日 | サカタだよ
水泳の日本代表選手のなかで、いちばん細マッチョな男子はだれか?
4月の代表選考会の直後に、男子11名女子11名、総勢22名の代表選手が
ひとり一票ずつ細マッチョと思う男子の選手に投票する企画が、なんと今週発売の
Tarzan 細マッチョ特集に載っています。 (6/9発売582号)


題して、「第1回 細マッチョ選手権」・・・・・・「カラダの教科書」
スペシャル企画です。

さて、特集のほうは今回めずらしい作り方をしています。


台割(雑誌の設計図)

通常はこんなふうに、テーマごとに担当の編集者がひとりいて、スタッフと連携して
ページを作るわけなんですが、今回ものすごく大量のテーマ(通常のおよそ3倍)を、
3人の編集者が共同で作ったんです。


〔坂田+渡部+矢野〕って。

ちなみに、上の台割に色とりどりの三角形が描いてあるのは、原稿が入ったかどうか
写真やイラストなどが入ったかどうかって、進行を確認する役割の人がつける印です。
下の台割は、まっさらな状態ですね。

たまに、編集者2名でペアを組んで作業することはあるんですが、3人プレイは初めて。
「どうなってしまうんだろう」って想像するだけでドキドキしちゃいます。


あんなことや


こんなことや

・・・・・・公開できない、そんなことまであって、3人プレイで細マッチョ特集ができました。
恒例、発売前のメールマガジン「ApeC@ll」の抜粋です。


〔 7月の終わりまで、がんばろう! の巻 〕

「三人寄れば文殊の知恵」といいますね。そこで今回は編集部で比較的
細マッチョに近い20代のヤーノとワタベと、40代に突入して細くもなければ
マッチョでもないサカタが、3人で知恵を絞って「7週間プログラム」を特集
しました。

夏までに最短コースで細マッチョになるには、どこから手をつければよいの
か? 逆にいえばヤーノとワタベはどうして細マッチョになりきれないのか?
そう考えると取材も進めやすくなります。

「1本の矢は折れても3本の矢は折れない」といいますね。さりげなく引き
締めて、ほどよく鍛え上げたカラダを作る・・・・・・この、ほどほど感が難しい
ところで、1人で何とかしようと励んだらポキッと折れそうな作業ですが、
3人で力を合わせたので強力なものができました。

とても実践的な1冊になっています。1週目から、7週目まで、パーソナル
トレーナーの指導を受けるつもりで、週ごとの課題に取り組んでください。

( 担当:サカタとワタベとヤーノ )


なぜか矢野はウェブやメルマガで、ヤーノって名乗ってるんですよね。やーね。本人は、
「副編集長が勝手にそうしたから逆らえなくて・・・」って弁解してますけど。

あっ、この号には美人拳士の栗田佳織さん(少林寺拳法)も登場してるじゃないですか!


趣味:クルマの運転

なんか一時期へんに忙しいような気がしたのは、この1冊にいろいろ集中していたから
だったのか。なーるへそ。
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1枚の写真

2011年06月01日 | サカタだよ


緑色の熊ぬいぐるみは、3年前グラスゴーに出張して中村俊輔に取材してきたライターの
井上健二さんがお土産にくれたセルティックFCのクラブカラー熊さんです。

お腹に縫い付けられたクラブのロゴを隠すように、ピンクのバッジを抱え込んでいますが、
これはマクドナルドでいつかダブルクォーターパウンダーのセットを食べたとき、おまけで
もらったものです。アハハ ハハハハ ハハハハ ハハハハハハ ハハハハハハ ハハハ

熊さんがしてる赤い首輪は、PARKOURっていう新しいスポーツで世界一を目指している
18歳の男の子ZENくんが編集部に先日やってきて手土産にくれたリストバンドです。

もらったものばかりですね。ターザンにきたとき、前任者から引き継いだ「スポーツ商品学」
という連載を、熊ぬいぐるみの井上さんとやっていたんですが、井上さんの言うことにゃ

「きみはよく取材先でモノをもらうね? あげたくなるキャラなんだろうね! 長年この連載
やってるけど、行く先々でコレどうぞアレどうぞって勧められるの、きみだけだよ?」


・・・・・・ものほしそうな顔を、しているのでしょうか。まあ若干、説明を聞いているときの
リアクションは大きめかもしれません。場を盛り上げるのに必要かと思って。

ちなみに「スポーツ商品学」は「What's In」という名前で、今でも『ターザン』に出ている
長期連載です。ずうぅ~~~~~~~~~~~~~~~っと井上さんがやってます。
(サカタはもう担当してません)


見やすいようにもう一度

写真の上の方で横一列に並んだ段ボールの中には、Tarzanのロゴ入りアンダーアーマー
Tシャツがサイズ別に入っています。S、M、L、XLなどと貼り紙してあります。

こちらから見て熊の顔の左に、短冊のような小さい紙が並んでいるのは、レイアウト回し
という雑誌デザインの儀式を、曜日で分けてスケジュール管理するボードです。

熊の顔の右に、何やら黒いモジャモジャがありますね。どうやら元アルバイトの緒方くん
(現在は副業でライターをやっている)の、天然パーマの頭部みたいです。
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