サ カ タ の ブ ロ グ 

やぁ、みんな。サカタだよ。

盗み撮り

2010年12月29日 | サカタだよ
これから撮影に出ようとして、ぼーっと編集部で座っていると、いつのまにかロケバスさんに
盗み撮りされてウェブにアップされる被害が後を絶ちません。

上の写真は、トップアスリートの4Pインタビュー「ヒアカムズターザン」の撮影に出発する前に、
きょうは自分で取材するからと思って頭をカラッポにしていたら、背後から被害に遭いました。

手前に置いてあるズタ袋には、バックドロップという撮影用の布が入っていて、こいつをかついで
現場に持っていくのは編集者の役割です。アスリートの全身を撮るときに使います。

やっとこさ現場について「あー重かった!」なんて布を下ろして気を抜くと、ロケバスさんに
また盗撮されちゃうので十分な注意が必要です。


やられてしまいました・・・


夏バージョン


冬バージョン

いつなんどき、ロケバスさんの魔の手が伸びて写メられるか、わかったものではありません。
サッカー日本代表の長友佑都選手の取材にいって、練習を見学していても・・・


ローアングルで隠し撮り

スタジオでトレーニング撮影のセッティングが終わるのを待っているときも、油断も隙もなく
いつのまにかブログやツイッターに投稿されています。


「パシャ」という音はする


ロケバス運行中も


悔しいので仕返し!

すっぽり運転席に収まっていますが、巨大な人物っぽく見えるでしょう? 実際、ロケバスさんは
巨漢です。誰もいない編集部の一角で、油断している様子をカメラに収めました。


座敷童子(XXL)

ちょっとスピリチュアルカウンセラーの某先生に似ていますね。いま、あなたのおじいさんが
とてもニコニコしてこちらを見ていますよ。


食事中も隠し撮り


廊下を歩くときも


写真を撮るときも


布を持ち帰るときも

ロケバスさんが後ろに回ったら要注意です。戦闘機の空中戦と同じで、背後を取られたら負けです。
撮るか、撮られるか。ただそれだけで現場はいつも過熱ぎみです。


撮ったど~!(@tstbus)

遊んでないで仕事しろよと、お思いになるかもしれませんね。いや、まったくもってその通り。
お互い撮りあってどうするって話ですよね。反省する間もなく、2010年が暮れていきます。
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忘年会

2010年12月22日 | サカタだよ
人は「パーティー派」と「ひとり飲み派」に大別されるといいます。どちらかというと
ぼくは後者で、お酒を飲むなら1人きりか、または少人数が望ましい。

スポーツでいえば「団体種目」と「個人種目」に、「パーティー派」と「ひとり飲み派」が
対応します。「団体種目」やってた人には「パーティー派」が多いし、「ひとり飲み派」は
やはり「個人種目」やってた人に多い。

ぼくの場合、スポーツ的なことは剣道、バドミントン、水泳をかじったことがある程度ですが、
どちらかといえば「個人種目」ですよね。剣道も、バドミントンも、水泳も。

忘年会シーズンに巷で大盛り上がりしている人たちって、もともとチームスポーツやってた
人たちなんじゃないかと、この時期ひとりで飲みながら思ったりするんですけど、実際は
どうなんすかね。

『ターザン』編集部でも、昔は盛大に忘年会をやっていました。編集部員は会費とられますが
お客さんは無料で、手狭な会場に200人とか300人とか(正確な人数は誰も知らない)集まって
それはもうフィーバーしたもんですよ。言い方が古いね。

もとより「ひとり飲み派」のサカタですから、毎年まじめに参加するわけがありません。
2年に1度、フルで朝まで参加して、そうでない年はひとりで飲んだりスタッフと飲んだり
して、世間の義理と心のバランスをとっていました。

・・・・・・というのは、前の編集長の時代までの話。いまの編集長になったら、『ターザン』の
忘年会は完全廃止になりました。まっ「ひとり飲み派」だから痛くも痒くもないんですけど、
前の編集長の時代から忘年会の縮小は会社からの要請だったとかで、完全廃止です。

ちょうどいいタイミングで、例のリーマンショックが起きて、2008年末からずっと忘年会は
行われませんでした。しかし、思いがけないところから反対勢力が台頭したのです。

2008年に入社して『ターザン』に配属された社員が、まだ内定学生だった2007年の年の瀬に、
前の編集長による「最後の忘年会」いや、会社にスジを通すため苦肉の策として名称を変えた
「ターザン500号記念・感謝の夕べ」に呼ばれて顔を出していたとか。

新人くんは「感謝の夕べ」つまり「最後の忘年会」が楽しくて楽しくて、忘れられなかった。
それなのに『ターザン』の一員となった2008年末には、忘年会が完全廃止になってしまった。
なんてことだ、会社に入った意味がないじゃないか!

これではいかんと思って1年間、懸命にロビー活動をしたけれど、2009年の暮れは編集部で
「職場飲み」会になってしまった。なんかちがう。オフィスで飲みたいわけじゃない。

渡部は(あっ名前書いちゃった)、2010年の12月こそ『ターザン』の忘年会を復活させたいと
心に固く誓ったまま秋まで忘れていた。編集長に直訴して、完全会費制で編集部の関係者だけ、
お客さんは呼ばない忘年会を幹事ワタベでやっていいことになったのが、2010年11月。

時間がない。会場がない。ノウハウがない。

ワタベは焦った。先輩(というニックネームのベテランの編集者)に頼って会場を確保し、
日時を設定し、みんなに知らせた。仕事が忙しいこの時期に、気軽に引き受けた忘年会の
幹事がこんなに大変なものだったなんて。ああもう、仕事も終わらないし、忘年会の準備も
やってもやっても終わらないよ!

2010年12月21日、『ターザン』編集部から徒歩3分の銀座「スワンカフェ」を借り切って
じつに3年ぶりの「忘年会」が開催されたのでした。「ひとり飲み派」のぼくも、さすがに
参加しないではいられませんでしたとさ。めでたし、めでたし。



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NZ

2010年12月15日 | サカタだよ
先週、ニュージーランドに行ってきました。来年3月10日発売号の取材および撮影です。

ちょっと先ですね。

ぼくはサカタという名前なので、スーパーで見つけた「SAKATA」というライスクラッカーを
編集部へのお土産に買い込みました。


これが「SAKATA」だよ。

アクティブに取材するには身軽なほうが有利だと思って、38L入りバックパックひとつで
出張してますから、ライススナック「SAKATA」が割れたり崩れたりしないように持ち運ぶの
けっこう大変でしたよ。それなのに、それなのに、帰ってから表示を読むと・・・・・・。

Made in Australia.

と小さくプリントされてるの、うっかり見つけてしまいました。ニュージーランド土産が
オーストラリア製だったなんてね。「なーに、よくある話さ」と思いながら、とりあえず
内緒にしています。

シャルドネとピノノワールのワイン1本ずつ別便で編集部に送ったから、いいもん!

さて、「SAKATA」が日本に凱旋を果たした(?)12月某日、センチュリーハイアットの方が
年末のごあいさつに立ち寄られました。それはもう素敵な手土産を持って。


手土産に群がる編集部一同。

ちょっと、ちょっと、押し寄せ方がタイムサービスの鮮魚売場か食肉売場みたいですけど
みなさん大丈夫ですか? 押さないでください、並んでください! トイレットペーパーは
なくなりません! わぉ、オイルショック!!(お笑い芸人・イトイガワのギャグ)


ものすごい求心力・・・



「SAKATA」も食べてね。
いっぱいあるから。



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父と母

2010年12月08日 | サカタだよ
セクスィ~編集長として一部のエリアで有名な、6代目編集長の名字はオオタワラです。
ある日のこと、優秀なアルバイトくんが編集長になにかを伝えようとして、言いました。
「お父さん!」

バイトくん本人は「オオタワラさん!」と呼びかけたつもりだと、後に証言しています。
しかし、その場にいた多くの編集部員やスタッフの耳には、ハッキリこう聞こえました。
「お父さん!」

・・・・・・バイトくんが20歳として、編集長がバイトくんぐらいの年齢で作った子ならば、
そういうこともありうるかも・・・・・・さて、返答やいかに・・・・・・? 誰もが固唾を飲んで
見守る中、父子(?)の会話は、いとも自然に流れてゆきます。

「お父さん!ワインが届きました」
「どこから?」
「〇〇さんからです」
「手紙あったら見せてよ。ワインはそっち入れといて」
「この棚ですか?」
「うん、そう」

まるで本当の親子みたいに情愛あふれる会話です。そうか、隠しても隠しても、人の心は
ワインのように何年も何年も暗い所にしまっておくなんて無理だよね。

「いま“お父さん”って言ったよ」

副編集長が、いきなり核心を突きます。凍りつく『ターザン』編集部。しかたありません。
すべての真実を明らかにするときが、ついに訪れたようです。

「オオタワラさんも“お父さん”と呼ばれて自然に答えていましたよ」

「いや、だって!“オオタワラ”って聞こえたから返事しただけだよ。お父さんなわけ、
ないじゃん? いや、ないとはいえないけど、違うよね?」

なぜか、しどろもどろです。バイトくんも、“オオタワラさん”“オオタワラさん”って
言えば言うほど“お父さん”って聞こえる。もういいよ“お父さん”で。

かつて、男おいどん似の先輩が『クロワッサン』編集部にいたころ、ヨシモリという編集長に
「お母さん!」と呼びかけてしまって、とても恥ずかしい思いをしたことがあるそうです。

男おいどんは、その後すぐ『ポパイ』編集部に異動になったのですが、ひょっとしたら
あのとき「お母さん!」と呼んでしまったので、逆鱗に触れて飛ばされたんじゃないかと
随分たっても気にしていました。

そんなことで飛ばされるはずはないと思いますが、“オオタワラさん”と“お父さん”は
語感が似ていても、“ヨシモリさん”と“お母さん”は似ていませんね。

願わくば優秀なアルバイトくんが、どこか遠くへ飛ばされませんように!合掌。

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ロックT

2010年12月01日 | サカタだよ
12月になりましたね。年明けの仕事に手をつけたり、年内の進行に気を配ったりしていると
「アッ!」というまに今年なんて終わっちゃいますよ。気分的には、もう終わってます。

定例ページ(連載のこと)は来年の分をやってるし、特集もそうだし、2月10日に出す予定の
MOOKを今月ほぼ作るわけだし、やっぱり今年は終わってる・・・・・・。

MOOKというのは「Magazine」と「Book」の合成語だって知ってました?

雑誌(Magazine)みたいなつくりだけど、書籍(Book)みたいに長い間、お店に置いてもらえる
刊行物のことです。増刊、別冊と似ているようで違うようで、やっぱり似ている?

「アッ!」と驚くような内容のMOOKを、いま作っています。たぶん世界中どこを探しても例がない、
意表をついたテーマのMOOKです。身近なのに意外と知らないアレのことが全部わかります。

出してよいものかどうか、ちょっと戸惑ってしまうんですけど、いまさら後戻りはできません。
幸いなことに各分野の専門家の賛同を得て作れるのが、強みといえば強みです。

『ターザン』って、1冊の中に第一線のアスリートから最先端の研究者まで、一緒に載っている
珍しい雑誌ですね。そこから生まれるMOOKが独特になるのは、むしろ当然かも。

先日、今年最後になりそうなスタジオ撮影を行いました。その様子を背後から、ロケバスさんに
iPhoneで隠し撮りされて、アプリで画像処理されてTwitterで晒されました。

まったく、油断も隙もない現場ですが、なんとなく今年一年を集約した盗撮画像に思えたので
PCにダウンロードして、ブログにアップロードしてみました。



だいたい毎日、アンダーアーマーのロングTシャツの上に、ごらんのようにロックTシャツを
重ね着してボーッと突っ立ってるんですよね。この日はカナダのプログレ3人組、RUSHの
ロックTでした。わたくし、ロックTは山ほど所持しています。

それにしても、6月に始めたこのブログ、毎週よく続いていますね。次回の更新は来週水曜日、
12月8日の予定です。めずらしく来週は海外に取材に出かけていますが、このあと小ネタを1本
投稿予約しておきます。よろしければ来週もまた、見てくださいね。・・・・・・ンガング!
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