サ カ タ の ブ ロ グ 

やぁ、みんな。サカタだよ。

大人のブログ

2013年02月27日 | サカタだよ
ブログは2004年ごろから細々と続けていますが、2010年にTwitterが大流行りして「お知らせ」が手軽にできる
ようになったのをきっかけに、うっかり3つも始めてしまって丸3年になります。



ひとつは2004年からやっていた「かえうたブログ」を改装して使っている「散歩ブログ」……3つのブログのうち
いちばん人気あるのは、意外なことにコレなんです。(左サイドバーにリンクあり)



もうひとつは、いまお読みの「サカタのブログ」です。主にお仕事のことを書いているつもりですが、気づけば
ヨタ話のほうがメインになりつつあるような……?



みっつめが「大人のブログ」(正式名称は『タイツくん・大人のブログ』)で、ちょっとしたことを書きとめてみたり、
なにがいいたいのかわからなくなったり、タイツくんの胸をかりて“やりたい放題”です。



どこにも書けないことを書いてきた「大人のブログ」が、残念なことに2月末をもってサービス終了となりました。
コミュニティ自体なくなって、これまで書いたことも消えます。たいしたこと書いてないけど、ちょっとさびしい……
というか、かなりさびしい。



そこで短いネタをひとつだけ、ここに記念として載せようと思います。さようなら「タイツくん・大人のブログ」……
以下は2011年12月11日に書きとめた、ちょっとしたお話です。

 「遠方之地」 

仕事で北京に行った夜、テレビをつけると「遠方之地」という番組をやっていた。「辺境之地」だったかもしれない。
ともかく関根麻里そっくりのタレントが、人民解放軍の小隊を慰安して回る番組らしくて、岩砂漠の国境を警備する
キャンプで愛嬌をふりまいて敬礼される、関根麻里のそっくりさんを映している。

警備といっても無人の荒野が広がるばかりで、危険なことは起こりそうにない。何人か兵士がテントを張って殺伐
とした生活を営むところに、関根麻里がやってきて大げさに武器をほめたり、兵士の体格をほめたりしては最敬礼
を受けている。なんだこりゃ、つまらん。

やがて関根麻里が華やかな都会に戻る時間がやってきた。突然(のように見えたのは台本に忠実すぎるからだろう)、
そっくりさんがウルウルしはじめ、横一列に並んだ兵士ひとりひとりと左から順に別れを惜しみ、感謝の言葉か何かを
叫んで抱きつきはじめた。兵士は(おそらく命令に忠実な)ぎこちない動作で関根麻里の背中に腕を回すと、照れた顔
して敬礼に戻る。

全員に抱きつき終わると、関根麻里はサッと遠ざかる。手を振ってクルマに駆け込み、ドアをバタンと閉めてブーンと
荒野を走り去った。取り残された男たちは遠方之地で幾夜も関根麻里のそっくりさんを妄想するに違いない。罪な番組
だなあ、と思ってチャンネルを変えたら歌謡ショーをやっていた。



 ☆こちらにあと何ネタかあります…
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はっけよい

2013年02月20日 | サカタだよ
なんの変哲もない野原のようですが、ここで初めて国技である相撲がとり行なわれたという伝説の地なのだそうです。
いわれてみれば、じつに相撲がとりたくなる野原ですね? そうでもないですか……おかしいな。


「スポーツの神様を訪ねて 西へ東へ――」 今回は「相撲スペシャル」です!

日本全国津々浦々の神社をめぐってTarzanの片隅でこってりお届けしている地味な連載「スポ神」のコーナーでは、
相撲に縁のある東西の神社を3か所たずねて1ページの拡大スペシャルを作りました。(普段は1/2ページ)

相撲のてっぽうは、強靭な下半身で地面を蹴って生み出した力を、体幹をうまく使って上半身につなげて鉄砲柱に
叩きつける、優れた「体幹トレーニング」だそうですね。今週2/21発売のTarzanはお待ちかね「体幹」特集です。


この「しごき」(?)は一体!

座談会と赤ちゃんのページのことを前回ちょっと紹介しましたが、それとは別立ての「第2特集」がありまして、
さまざまなスポーツの競技特性に応じた「体幹トレーニング」について、各競技のトップの選手を指導している
フィジカルトレーナーの方々に考えをお聞きし、正確にトレーニングを実演してもらっています。


あのスポーツの体幹トレーニングに学ぶ!

野球、ボクシング、バスケットボール、プロレス、フリースタイルスキー(モーグル)、番外編としてカンフー……。
前編、後編に分かれてますがトータル12ページ。読み応えのある企画です。


…えっ? なにっ!

この第2特集はひとりで取材して原稿を書きました。たまには編集者も原稿を書かないと、腕が鈍ってしまいます。
原稿がへたになるという意味じゃなくて、取材したことを自分でかたちにする機会をもたないと、構成力がつかない
(現場で要・不要を判断して仕切ることができない)ものだからです。

一定のトレーニングをしないと、年齢とともに体力がガタ落ちになるのと同じです。


ルーマニアの魂?

だからTarzanでも編集者が原稿を書くことは推奨されていますが、12ページとか原稿を書くと「若手に機会を…」
って釘を刺されることがあります。書けといわれたり、書くなといわれたり。サラリーマンの悲哀ですね(笑)


いろんな体幹トレがあるなあ~!

登場順に、清水忍さん、中村正彦さん、澤木一貴さん、遠山健太さん、坂詰真二さん、大変ありがとうございます。
いいページができました。これからもよろしくお願いいたします。
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JUMP!

2013年02月13日 | サカタだよ
おとなしくロックTシャツでデスクワークしてることが多いんです。このまえヴァンヘイレンのエディのギター柄
のやつで仕事してたら「サカタ~! 何だよそれ~?」と、還暦をすぎても「ウルトラトレイル・デュ・モンブラン」
という山岳耐久走で166km走っちゃうターザン創刊メンバーのひとりが疑問をはさみます。

坂田「……ヴァンヘイレンです」
内坂「どこがヴァンヘイレンだよ~!(笑)」
坂田「……柄です」


うっかり名前を書いちゃいました。それは愛嬌としても、このTシャツ着ると自分でもヴァンヘイレンというより

エアロビクス歴30年 (動機はダイエット)

の人にしか見えません。体幹がゆるんでるせいでしょうか。折しもTarzanで「体幹」特集を作ってる真っ最中。
どういうわけかブームですよね、ここ2~3年ぐらい。でも「体幹」って、とくに新しい言葉じゃありません。


たとえば……

この表紙、サカタが担当した号ですが、よく見たら2006年って書いてあります。ふ~ん、7年も前から「体幹」って
Tarzanの表紙に書いてあるくらいだから、もっと昔から中のページに出てきてるはず。


でも、最近ですよね。「体幹」がブームになったの。

そこで、いつから「体幹」が注目されたのか? 体幹トレーニングをする意義は? もしかして誤解されてない?
という興味で、フィットネス界で長年にわたり活躍している金哲彦さん、坂詰真二さん、池田佐和子さんの3人に
座談会でとことん語っていただきました。


意外や意外お互い初対面だとか

この座談会、来週2/21発売のTarzan621号「体幹トレーニング」特集に載るので、どうぞお楽しみに。個人的には
「体幹」という言葉が世の中に広まって、日常ごく普通に使われるようになったのは、この人の影響も大きかったと
思います。


サッカーの長友佑都選手

このページは、当時サカタが担当してた「Here Comes Tarzan」(2010年発売の559号)ですが、インタビューの間に
長友選手が何度も「体幹」「体幹」と口にしたのが印象的でした。たまたま、その2号あとのTarzanも「体幹」の特集
だったのです。


……JUMP!

これは全然ぼくは担当していないんですけれども、非常によく売れたんです。だから、2010年ごろからなんですね。
「体幹」が一般の人の関心の的になったのは、3年ほど前というわけです。


わー、なつかしいなあ! 2010年の「体幹」特集

ところで、「体幹」はどうやったら鍛えられるのでしょう? 胴体という意味なら、赤ちゃんにも体幹はあります。
でも、うまれたときはぐにゃぐにゃで、ひとりで寝返りも打てませんね。


泣いたり、転がったり、這ったり、立ったり、歩いたりして「体幹」を獲得する

赤ちゃんが「自分にできる動き」をしながら、どうやって体幹の使い方を覚えるか。そこから何かヒントを得よう!
というページも、来週2/21発売号で作っています。こちらも併せてお楽しみください。

そういうことは来週書けって話ですよね(笑)
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にっぽん昔ばなし

2013年02月06日 | サカタだよ
子供が龍にまたがって空を飛ぶアニメーション映像、なつかしいですね。『まんが日本昔ばなし』のオープニング
ですが、オリジナルだと思っていたらモデルが存在していました。それは安曇野の穂高神社を訪ねたときのこと
じゃった……。


毎年9月に行なわれる穂高神社の「お船祭」

「お船」という、船形の山車のようなものを、ぶつけあうそうな……。その「お船」が展示してある建物に入ったら
いつかどこかで見たような造形物があったんじゃ……。


ぼうや~よいこだねんねしな~♪

こ……これは……どうみても『まんが日本昔ばなし』が始まるときに流れる曲、「にっぽん昔ばなし」の……!!
「にっぽん昔ばなし」の……!!


いまも昔も変わりなく~♪

母のめぐみの子守歌~遠い昔のかさじぞう~♪ の龍に乗ったわらべ、にしては成長しすぎてるような気もする。
少年の名は、日光泉小太郎というそうな……。むかしむかし、あるところに大きな湖があったそうな……。湖には
犀龍というものが住んでおったんじゃ……。この犀龍と、東高梨の池に住む白龍王の間に元気な男の子が生まれ
日光泉小太郎と名づけられたそうな……。


犀龍と白龍王の子、日光泉小太郎

ぜんぜん知らなかった! 母の犀龍は自分の姿を恥じて水底深く隠れて住んでおったそうじゃが、日光泉小太郎が
母をたずねて三千里。やっと会うことができたそうな……。犀龍は「わたくしは諏訪大明神の化身なのです。これから
おまえと力を合わせて湖の水を落とし、陸として人が住める地にしましょう」と語って、その通りになったんじゃ……。


それがいまの安曇野だそうな……。

Tarzan1月15日発売号(619号)の神社めぐりコーナーで穂高神社のことを記事にしたとき、日光泉小太郎のこと
書くスペースがなかったから、ここに書きとめておいたんじゃ……。

さて、2月7日発売号の神社めぐりコーナー「スポーツの神様を訪ねて 西へ東へ―」は、新潟の彌彦神社です。


越後平野が見渡せる山の上の「御神廟」に祀られた“おやひこさん”とは、いったい?
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