定例というのは雑誌の連載のことで、特集の反対語です。
『ターザン』では、編集者が定例を各自2~3本ずつ担当しながら特集を作っています。
毎号、できたページを定例のタイトル別にアルバイトさんがファイリングします。
新しく始まる定例もあれば、最終回を迎える定例もありますが、ファイルはすべて保存しているので
増える一方です。とうとう置き場所がなくなってしまい、セクスィ~編集長の決断により、数年前までに
連載終了した定例のファイルが処分されることになりました。
いざとなると惜しいものです。
過去に担当した「スポーツ商品学(現・What’s In)」や「Tarzan Express(現・Tarzan Trend Tracker)」、
「Tarzan of The Month(巻頭インタビュー/終了)」や「ロッカールーム(巻末ドタバタ読み物/終了)」、
「Jane’s Style(美女のグラビア/終了)」や「須藤元気の美女アスリート発見伝(終了)」のファイルなど
見返すと、時の経つのを忘れます。
どうせ捨てるものだからと、退職した先輩に古い定例のファイルを送ったところ、非常に喜ばれました。
が、副編集長の提案により、古いファイルの破棄に「待った」がかけられ、結局はファイルが保管される
ことになりました。先輩に送った分についてはもういいですよね? 取り戻さなくても。
(担当・ロッカールーム3代目管理人サカタ)
--Tarzan2010年11月25日発売号(570号)メールマガジンより--