サ カ タ の ブ ロ グ 

やぁ、みんな。サカタだよ。

0点ですよ

2018年01月31日 | サカタだよ
月に1度の企画会議で繰り返す、ネタを書いて綴じたA4のプリントを分配する儀式の最中に、
「あっ、名前書くの忘れてた」
とある編集部員がつぶやいたので、ちょうどいいやと思って
「0点ですよ」
と冗談を口にしたら、(テストの答案に名前がないのは0点だから)
「この前サカタさんも名前を書くの忘れてましたよね」
なんて反撃にあうのは予期していたので、
「ええ、0点でした。というか名前を書いても毎回0点なんですけどね」
自虐で笑いをとるつもりが、誰ひとり笑わないので “あれ? ひょっとして毎回0点だったの?”
スリルとサスペンスを味わっていると、助け舟のつもりなのか
「これからは無記名で企画を出し合いましょうよ」
誰かが言いました。別の誰かが、
「いいですね! お互い誰かの振りして、いかにも書きそうなことを書いて」
面白いことをいうので、
「うーん、〇〇さんの振りしてネタを出すのは難しいなあ……」
若干、ヨイショっぽいリアクションしてみたら
「サカタさんの振りして、へんな企画ばかり出すのも大変ですよ!」
ストレートなカウンターがテンプルに入って脳が揺れました。 “へんな企画ばかり出してる?”
どっと笑いが起こるということは、みんなそう思ってるわけです。

コ・ノ・ウ・ラ・ミ・ハ・ラ・サ・デ・オ・ク・ベ・キ・カ……!

じゃなくて、へんな企画で0点になるのは一体どういうことかブログに書いたら面白いかもと
倒錯した思いつきに身をゆだねる午後のひととき、なのでした。



没ネタの中から、へんなのばかり選んで追悼がてら上げておきます。というと、まともなのが
他にあるみたいですが正直なところ皆無です。

◆捨てないを極めれば老後の支えになる。
 住宅難スペース難によって、断捨離するのが当然視される21世紀。しかし、好きなものを手元に置いて一緒に生活するのが人間本来の幸せではないでしょうか。幸福を捨てるのはよいことでしょうか? 捨てるを極めるより、収めるを極める。レコード・CD・雑誌・本・漫画・パンフレット・チラシ・器・雑貨・洋服・着物など愛着あるものを断捨離しないで残し、収める極意を取材。些末なものを系統だてて収めたコレクションは意外や仕事につながり、老後の支えになる。(以下略)


◆あなたはキズナ派? ナワバリ派?
 お金を節約しながら、お金じゃない何かに拠り所を求めるとしたら、キズナが大切と感じる集団タイプと、ナワバリが大切と感じる個人タイプがあるとしましょう。いま、考えました。きっと、キズナ型は人に自分のおしゃべりを聞いてもらうことが大好きで、ナワバリ型は自分のことを話すのが苦手。キズナ型はスキンシップが好きで、ナワバリ型はスキンシップが苦手。キズナ型は説明が下手で、ナワバリ型は上手。キズナ型はラーメンが好きで、ナワバリ型はカレーが好き。自分が豊かに暮らすために大切なのはキズナなのかナワバリなのか、自覚を持つためにチェックシートで判定して、適した方策を選べるようにする。(以下略)


◆「シワまで美しい」と言われる方法。
 2017年7月31日、享年89で没したジャンヌ・モローは晩年(いまにして思えば60歳ごろ出演した『ニキータ』で不良少女に化粧や身だしなみを指導する役を演じた頃から)、まさにシワまで美しかった。そう言われるにはケアをして、なお刻まれるシワを魅力にする努力が必要なのではないかと思います。もはや人格と切り離せない次元かもしれません。ジャンヌ・モローを愛する映画人、舞台人、芸能人、業界人……あるいは他の女優を敬愛する人を交えて、『女は還暦から』対談やコメント集を。大女優語録も。(以下略)


◆パンの耳なら私はこうする。
 食パンの皮はどうして耳なのか。あれが見かけ通りに皮と呼ばれてれば、未練なく処分できるのに、耳という名がついているばかりに捨てられない。多くの料理家さんはサンドウィッチを作るとき、あまる耳の壁にぶつかるといいます。であれば耳の壁をオリジナルのレシピで突破した料理家さんは本物です。食パンの耳をつかったメニューを腕自慢に作ってもらう。(以下略)


◆元祖!大食い王の胃腸は大丈夫?
 ナンシー関が生前こよなく愛した『元祖!大食い王選手権』(テレビ東京)で、長らく君臨したギャル曽根の後に続く5代目女王として現役で活動している、もえあず。胃腸のコンディションをどうやって整えているのか聞いてみたい。まだ30くらいだから大丈夫としても、40代になったらどうなってしまうのだろう? 40代の大食い女王として、高知銀行にお勤めの仁井田真由美さんに聞くほうがリアルでいいかも。フードファイターはどうして太らないのか?(以下略)


だめだこりゃ!


というわけで先週、辞令が出ましてクロワッサンからターザンに異動することになりました。なんだ、
やっぱり0点だったのか……。次いってみよー (4/25発売号までクロワッサンやりますが)
コメント (1)
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横浜

2018年01月24日 | サカタだよ
豊かな暮らしって何だろう? 毎年この時期になると、日本のどこかに本当にある豊かさを探して
さまようことになっています。 昨年のいまごろは東京の国立と、島根の井戸谷で豊かさのヒントを
見つけて記事にしました。今年はどこにしようかな……そうだ、横浜へ行こう!


鹿の毛皮を干している

島根で猪を獲って解体したのは懐かしい思い出です。穴熊も、とてもおいしかった。でも首都圏では
自然と共に生きるなんて、とてもできないだろうな……と思ったら、そうでもありませんでした。東京と
横浜を結ぶ私鉄の駅前商店街を歩くと、そばに小高い山が見えます。よくある景色です。


狐の毛皮は干してマフラーに…

狐の左に見えてるのは猪の頭蓋骨です。小高い山の斜面を拓いた場所に暮らす、登山家のお宅
を訪ねました。許可を得て山梨などで猟をするそうです。この日は獲れたてのヌートリアが冷蔵庫
に入っていました。かわいくて、おいしい動物です。


ラッコみたいな容姿をしている

飼い犬が怖がって逃げました。見慣れないからでしょう。自分より大きくても鹿は見慣れてるから
怖がるどころか、バルコニーで解体はじめると喜んで寄ってくるそうです。ヌートリアは、南米産の
ネズミの仲間で、いかにもな歯をしてました。


上の前歯も下の前歯も長~い!

オレンジ色なんですね、前歯が。草食らしいけど、こんな歯でもし噛まれたら、たとえば指なんか
ちぎれそう。どんな料理になるんでしょうか? 鹿、猪、ヌートリア……猟ができる冬場は食肉に
事欠かないというから、趣味が生活に直結してますね。


木に吊るして解体する

島根で猪を解体したときも結局ページに載らなかったのでブログに載せましたが、横浜で解体した
ヌートリアも載らない(載っても料理ぐらい)と思うので、生々しいのはこっちに載せておきますね。
あっちにも載ったらすごいですね。


犬がふんだんに骨をもらってる

ドッグフードばかり食べてる都会のワンちゃんがこれを見たらヨダレが止まらなくなりそうですよね。
幸せな犬だな……猫も肉もらえるし、鶏も卵うむし(ペットと家禽の微妙な違い)楽しそう。横浜市内
でこういう暮らしができるのか。


犬の散歩で薪ひろい

背負子をしょって犬の散歩に行くたび、落ちてる木をひろってくる。薪割りして薪ストーブで暖をとる。
横浜だから電気も水道もきてるし使ってるけど、楽しみも兼ねて身体を動かす。健康な身体を維持
すれば、医療費その他の出費がおのずから抑えられる。


西日が当たる薪おきば

下見のとき聞いた話で書いてるので、あらためて撮影して作るページはまた趣きが違うと思いますが
(何を隠そう師走に書いてる)、1月25日発売のクロワッサンにいい感じで載ってるはずです。必ずしも
食費や光熱費の節約のためではないんですね。



関連記事:  国立と井戸谷
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ページがとんだ2

2018年01月17日 | サカタだよ
もう次の号も出たし時効なので書きますが、年末の特集でページがとびました。不倫についての記事で、
初めに企画書を窓口部署に送り、検討の上で話が進んだので取材に行って2ページ記事を書きました。
全10ページの中で最後を飾る2ページです。

内容確認のための校正刷りを、また窓口部署の担当さんに送って、翌々日の夕方までに戻してほしいと
お願いしました。窓口の担当さんがとりまとめて戻してくれるだろうと思っていたら本人から翌日、意外な
メールが届いたのです。

お世話になっております。
原稿を拝見させていただきました。

残念ながら、先日お伝えした内容と意図が異なる箇所が複数あり、
読者の方に誤解を生みかねない恐れがございますので、
現在、当方にて原稿を一から作成をいたしております。

つきましては、明日17時までのお戻しが難しく、
期限をご相談させていただけますか。

タイムリミットをお教えくださいませ。


間違いがあれば訂正するし、言い回しが気になるなら表現をあらためるのですが、原稿を一から作成と
いうのはどういうことだろう? 文章の意味で原稿という言葉を使うことが一般の方によくあるので、そこ
の間合いを測りつつタイムリミットをのばす返信をしました。

お世話になっております。

書き起こしていただいたテキストは、
お戻しとして反映いたします。

月曜日の15時までにメールにて
いただければ幸いです。

お忙しいところ恐れ入りますが、
よろしくお願いいたします。


穏便な内容だと思います。どんなテキストがきても、もし本当に一から丸ごと書いた「原稿」が届いても、
編集して記事に反映させることはできるので、ともかく進めてもらおうと……すると直後に、大きな字の
メールが返ってきました。

お話しした趣旨が伝わっておらず、読者に不快感を与える内容となっております。
0から2P作成分作成することになり、こちらの手間を考えたら、時間的にも金銭的にも割りがあっておりません。
どうしたらよろしいでしょうか


さっきは「一から作成」でしたが、「0から2P作成分作成」という言い方に変わって、感情的になっている
のがわかります。「原稿」は文字通り、新規の原稿のつもりらしい。電話ができる状況ではなかったので、
つぎのように返信しました。

お世話になっております。

どの点がどう違うか伺わないと
こちらもお答えしにくいのですが、
箇条書きにしてお送りいただけますか。

お手数ですが、それがいちばん
間違いないと思います。


すでに日も暮れているし、しばらく返信がなかったので、今日はここまでにして明日いちど電話をかけて
みよう……なんて思いつつ別の打ち合わせをしていると、2時間ぐらいしてまた大きな文字のメールが
返ってきました。

あの打ち合わせを経て、あの記事になっているので、箇条書きで伝えても、再度お会いして伝えても、趣旨が伝わらないと思います。

1度で理解して記事にできる方もたくさんいますのですが、正直なところ、ちょっと難しいと思います。

今回は、0から書き直しになってしまうと思いますが、まずはそれでよろしいのでしょうか。
そしてその場合の原稿料や期限はどうなるのでしょうか。

条件によっては、こちらで引き取ることができないので、記事を丸ごと取りやめることも検討された方がよろしいと思います。


なんだか、ずいぶん失礼なことをいわれている気がしましたが、これ以上メールのやりとりをしても不毛
なので、次の日に窓口の担当さんに電話しました。本人がどんな対応をしているか知っているか確認。
メールを共有しているから把握しているという話なので、取材には立ち会っていない窓口の担当さんに
こう話しました。

・企画書を検討いただいて受けていただいた内容通りに取材しているので、話の趣旨が違うことはない

・取材を録音して文字に起こしたものを記事にしているので、すべてが間違いということはありえない

・誤解が複数ある可能性はあるので、そこは指摘してほしい

・ニュアンスについて違和感があれば、そこも検討するので伝えてほしい

・具体的な指摘がなければ訂正も修正もできないから、全否定ではなく具体的な話をしたい


窓口の担当さんは話を聞いて、「では本人にお伝えいたします」といいました。そこは「申し伝えます」と
いうべきところだけど、身内に敬語を使うということは説得など望み薄かと思って取材に出かけました。
戻ってきたら案の定、本人から大きな文字でメールが届いています。

お電話の内容聞きました。
意図が伝わらないので、お手数ですが上司の方からお電話をいただくようお願いいたします。
事情をお話しして、どうするか上司の方と検討させてください。


いやな感じだと思いましたが、やむをえないので上司に経緯をすべて伝えました。校正を読んだ上司は、
経緯も考えあわせ、いちど話してみて具体的な指摘が得られなければ以後も平行線をたどるだけだから
譲歩しないで掲載をやめると判断しました。電話して、本人と話し、掲載とりやめ。編集生活25年、担当
ページがとんだのは6年ぶり2度目です。前回は震災、今回は人災でした。


関連記事:  ページがとんだ(震災編)
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散逸と死

2018年01月10日 | サカタだよ
いまでてるクロワッサンの「本を読んで、会いたくなって」というページで、書誌学とメディア論が
専門で創作も手がける紀田順一郎さんに『蔵書一代 なぜ蔵書は増え、そして散逸するのか』
という著書についてお話を聞きました。12畳の書斎と10畳半の書庫からあふれ出し廊下にまで
積み上げられた約3万冊の蔵書を、よんどころない事情で手放した経験を書いた本です。


25年ほど前の記録をめくると…

紀田さんの著書を初めて読んだのは『内容見本に見る出版昭和史』で、「本の雑誌の本」という
叢書の第1回の配本だったような。本棚を探しても見つからないから、当時ルーズリーフに記録
していた蔵書リストをめくったら、ちゃんと出てきました。 (写真の上から3行目)


学生時代に作ったリスト

半生を通じて集めた全蔵書に紀田さんが別れを告げたのは、80歳のとき。妻が大腿骨を骨折し、
階段のない手狭なマンションに移り住むことにしたので、命にも等しい蔵書を維持できなくなって
自家用車のほか4トントラック2台を使って古書市場に運んだそうです。


ぼくもまた……そして、ぼくもまた

あらゆる命がいずれ終わるように、蔵書はいつか散逸します。2年たって紀田さんが処分した本を
懐かしく思い出すころ、やがて蔵書を維持できなくなる日がくるなんて考えたこともなかったサカタ
もまた、約3万冊の書物を家に積み上げているのでした。


こんなんじゃスペース足りない!

この蔵書も遅かれ早かれ散逸して、サカタの命も終わるのでしょうか。 「サカタさんね、これはね、
80を越えると相当ね、体力も衰えるし、気力も衰えるんですよ。上の方に置いてある本をね、これ、
自分で下ろしてくるのが大変なんですから……」と語られる老いを、ただ聞いてました。


たいした蔵書もないですけどね

欧米にくらべて日本の蔵書家・愛書家のスケールが小さく感じられたり、蔵書が散逸しやすいのは、
住宅事情がよくないうえに、所有者の没後などに受け皿になる公共機関が予算不足だから。寄贈
してもなかなか引き取ってもらえないそうです。そりゃ散逸しますわな。


ほんとうはこんなかんじの書斎

「尾崎紅葉がね、がんで亡くなったわけだけど、亡くなる1週間ぐらい前に当時たいへんな一財産の
ブリタニカ百科事典を丸善から買ったっていうんで……これは紅葉はえらい。紅葉の文学的評価は
ずいぶん下がっちゃったけど、それだけはえらい」記事に書けなかったけど紀田さんが言いました。
「齢をとるとね、もう先がとにかくないわけだから、何かするには遅すぎるという考えが起こるわけ。
分厚い全集を買っても、読み切れないという思いが先に立つ」3万冊処分しても、まだ本買うことを
考えている、82歳の紀田さんがすごいと思いました。
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今年もギャグ

2018年01月03日 | サカタだよ
2018年あけましておめでとうございます。世の中からギャグ漫画が消えてコミックエッセイや
萌え系ばかりになってしまったと、1年ほど前しきりに嘆いたり、絶滅危惧種のギャグ漫画を
ひろいあげて慈しんだりしましたが、あいかわらずお先まっくら闇です。2巻が出ないのでは
ないかと危ぶんだチョモランマ服部『今週のかなでさん』の2巻を、お正月に本屋さんで発見
したのは1年前、2017年はじめの明るいニュースでした。


  アヴァルト

本屋さんに行くたび、おもしろそうなギャグ漫画がないかダメもとで探します。『怪物王女』の
光永康則はギャグセンスのあるストーリーテラーで『アヴァルト』もギャグ漫画ではありません
が、少しでもギャグセンスにふれたくて続巻が出るとすぐ読みます。あれよあれよと完結して、
『怪物王女』の新シリーズが始まりましたね。


ふうらい姉妹

長崎ライチ『ふうらい姉妹』の4巻が出て、これが最終巻となってしまいました。続きが読めない
と思うと、とても残念です。絵の下手な啓蒙漫画が売れているのを横目で見ては、漫画にする
意味あるのか。内容は浅いし絵は下手だしと首をかしげる2017年でした。


北斗の拳イチゴ味

それぐらいギャグに飢えているのです。ふざけてるわけじゃなく、ギャグは命なのです。命なしで
生きろというのと、ギャグなしで生きろというのは同じこと。ギャグ漫画の購読は死活問題です。
河田雄志、行徒、行徒妹、近辺の方々にはギャグに励んでいただきたい。本気です。こちらは、
8巻が暮れに出ましたね。


火葬場のない町に
鐘がなる時


ホラーなんですけどね、絶対に笑わせようとしてる箇所がある。みとず町の冥奴様の「ワルイコ」
とか1巻からずっとツボです。ホラーはつきつめるとギャグすれすれになりますね。こちらも11巻
が暮れに出ましたね。


天に向かってつば九郎

特定の球団のマスコットが主役だから、どうなんだろうと怪しみながら『がんばれ!!タブチくん!!』
の例もあるしと買って読んだら、おもしろかった。今後、もし2巻を見かけたら読みたい。なんて
思っていたら昨年11月に2巻が出たので、ありがたく読みました。


目玉焼きの黄身
いつつぶす?


生ビールと瓶ビールの考察なんてギャグというより実用の領域だから酒場に行くたび思い出し
ついつい試したくなります。 (読んでなきゃ何のことかわからないと思いますが)


怪獣酒場2nd

3巻まで出たところで急にリニューアルして、2ndの1巻が出たときに「つまらなくなっていたら
どうしよう?」と、おっかなびっくり読みましたがとくにつまらなくもおもしろくもなっていません。
意識高く見られたい系のネタが好きです。


憑依どーん!

2017年も半ばを過ぎて、やはり日本のギャグは死に絶えたのだろうか、つまり世界のギャグは
滅びたのかと思いかけたとき、本屋さんの片隅にあった『憑依どーん!』を見つけて、少し元気
になりました。徹頭徹尾、完全に下ネタですけどね。あざとくないと出版してもらえない世の中の
せいですね、半分くらいは。


信長の野望~ん
  ー創造ー


変なタイトルの、ほりのぶゆきの漫画を古本屋さんで見つけたのは秋風が冷たく吹きすさぶ頃
でした。埋もれた旧作に出会ったと思って、買って読んだら新刊本でした。見分けがつかない。
平成にリボーン(再生)した、のぶちゃん(織田信長本人)のニート生活をおもしろ悲しく、濃ゆく
描いた真性ギャグ漫画。ほりのぶゆき、20年以上前から好きです。画業30年だそうです。

関連記事:  ギャグ
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