サ カ タ の ブ ロ グ 

やぁ、みんな。サカタだよ。

時間つぶし

2019年12月11日 | サカタだよ

ふりかえると『ロケットマン』がいちばんだった気がします、今年みた映画の中では……師走になると

毎年どんな映画みたっけと記録をふりかえり、10本か12本かそれくらい愚にもつかない感想をブログに

書き散らかしてますが、あれをまた今年もやってしまいそうです。

『ギルティ』面白かったなあ。電話の声だけで事件の真相を追う低予算なデンマーク映画ですが、二転

三転して後味悪く終わるところが何ともいえないヨーロッパの闇みたいでした。期待せずに時間つぶし

で鑑賞する映画って、どうして面白いんでしょうね。ものすごく宣伝費をかけた超大作にがっかりする

ことがあまりに多いので、どこかローカルな映画につい惹かれてしまう2019年でした。

映画関係の友人が「誰がみるんだ?」と小バカにしてる横で「じつは俺すごく興味ある」と思っていた

けど黙ってやり過ごし、初日に足を運びました。昨年の『ボヘミアン・ラプソディ』と同じように誰も

みないだろうから自分ぐらいせめて初日に……と、こっそり鑑賞したら、意外にヒットするパターン。

ありのままの埼玉が描かれていて感動しました。

アメコミのヒーローものが『アヴェンジャーズ』を筆頭にわんさか公開されて食傷気味だったあのころ、

でもこれは何だか独特で面白そうだぞと思って映画館に行って正解でした。でも続編は厳しそうだなあ。

子役がみんな大きくなっちゃうから。心のきれいな主人公がシャザム!になるのは、まあお約束として、

そのまわりにいる友達がみんなシャザム!になるのは、ちょっとどうなの?といった突っ込みどころも

含めて楽しい作品です。

SNSに上げると呪われる……ビデオテープから進化したようで何も進化してない(もちろん、いい意味)

ホラーです。よくできたホラーって笑っちゃいますよね。試写でみた『貞子』も大爆笑で、早く誰かに

話したいと思ったんですがネタバレしたら呪われると思って黙ってました。主題歌がとても印象に残り、

女王蜂のCDを手に入るかぎり買い、ライブに行こうとしたらチケットが取れず、いまのところ「聖戦」

をカラオケで歌う程度です。

『貞子』でひどい目にあう池田エライザが『賭ケグルイ』では人をひどい目にあわせています。テレビ

の『賭ケグルイ』で浜辺美波の蛇喰夢子が強烈だったので、映画もさぞかしと期待して出かけたら案外

おとなしく、福原遥の歩火樹絵里の狂いっぷりのほうが見せ場だったような。

としまえんが舞台のローカルなホラーをとしまえんの映画館で鑑賞しました。『賭ケグルイ』で皇伊月

を演じる松田るか、全然印象が違ってひどい殺され方をしてました。グラビアアイドルの浅川梨奈は、

見終わってから「あれがそうだったのか」と消去法で気づくぐらい。としまえんの魅力は全開でした。

土日はクレヨンしんちゃんの上映になってしまうことが多く、この映画みた人たぶん稀だと思いますが

楽しめました。

魔夜峰央原作の『翔んで埼玉』がヒットしたから『劇場版パタリロ!』がお蔵入りせずに公開された

んじゃないかと勘繰りながら映画館に行きました。マンガは圧倒的に『パタリロ!』が代表作なのに

映画となると逆転するから何がヒットするか、マーケティングではわからないものです。パタリロに

似てるか似てないかといったら似てないのに面白いからスゴイ。

『X-MEN:ダークフェニックス』は試写でみて、映画館でも鑑賞しました。全部で3回かな? パンフの

向こう側の客席にチャールズ・エグゼビアが座ってますね。襲ってきた連中は結局なんだったんだという、

大きな穴だけ気にしなければミュータントの見せ場が多くてよかったです。バットマンがだんだんダメな

話になっていくのと対照的に『X-MEN』だんだんよくなってますね、これまでは。

『DANCE WITH ME』も試写でみて、同じ時期にみた8月・9月の公開作の中でいちばんよかったので、

映画館でも鑑賞しようと思っていたのですが、うっかりしている間に公開終了していました。思ったより

ヒットしなかったみたいですね。三吉彩花がイヤそうに踊るのがツボなので、もしかしたらDVDを買って

しまうかもしれません。(まだブルーレイじゃなくてDVDとかいってる)

首相官邸が東京の全テレビ局に圧力をかけてテレビCMを流すことを禁じたという(地方の局では流れた)

『新聞記者』はお客さんの気迫が他と違いました。こういう映画もっとあってもいいのにと思いながら、

雰囲気に流れる演出を物足りなく感じるところも大でした。まわりが真剣だからそう思えちゃったのかも

しれません。この内容なら圧力かけなくてもいいのに……

それで『ロケットマン』ですが、エルトン・ジョンどんぴしゃ世代でもないのに『ボヘミアン・ラプソディ』

より感動しました。風体が似てるし、口パクじゃなくて歌ってるし、話がエグイし。とくに大ファンという

わけでもないのに共感するところが多くて、これはサントラを買いました。

すごく期待していた『ジョーカー』ですが、面白いか面白くないかでいえば面白いけど、拍子抜けしたのも

確かです。バットマンとその周辺はリブートがうまくいってないので『バットマン・ビギンズ』からこっち、

これだ!というのがありません。ディテールに凝りすぎではないかと。そういいつつ全部みてます。今年は

こんなところでしょうか。フランスのおたくが実写にした『シティーハンター』は秀逸でした。

 

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