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教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

席をゆずる猫

2016年11月16日 | 生き物

本日も作品展開催中です!お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

準備期間はパソコンの前にはりついていたため歩いたのは近所ばかり。
最近いつもの猫たちに会える場所で見た光景をご紹介します☆


あまりこちらを見てくれないけれど、近づかせてくれる年若いトラさん。
この時も大人しいな~と思いながら間近で見ていると

急にびくっと飛び上がり、こっちも驚きました。 


方向転換して伸びをしながら


額をこっつん。
いつのまにか来ていたベージュ猫さんとご挨拶。

少しびくついていたトラさん、男の子だったんですね。


挨拶されたベージュ猫はするりと


ピンクの点線で囲った、先ほどトラさんがいた場所へ。


場所の匂いをかいで、窪みのできたそこに陣取りました。
まるでトラさんが「温めておきましたよ」と席を譲ったかのよう。


私がその模様をじろじろ見ていると「何さ!」とでもいいたげな顔に。
角度でこんなにも表情が変わるものなんですね~。


一段低い近くの地面に移動したトラさんはまた小さく丸まりました。

いい場所をあとから来た猫にとられちゃったのかと一瞬思いましたが
礼儀正しい若者のトラさんが年長者に挨拶した後よい席を譲りました、
ということなのかな。
ベージュ猫さんの定位置座布団に若者トラさんが勝手に座っていたのが
見つかってビクついているのかな。わからない。。

猫同士の微妙な距離や仕草などを見ていると非常に気を遣っているのが
わかります。猫界にも暗黙のルールがたくさん存在するのでしょうね☆

コメント (4)
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作品展の飾りつけ作業☆ そして「第16回グループ彩雲作品展」始まりました!

2016年11月15日 | 教室風景

今朝は10時から作品展の搬入、飾りつけ作業をしました。


いつものとおり額箱から作品を取り出し、箱は倉庫にまとめます。

展示図どおりに作品を壁に立てかけ、間隔をととのえます。

作品を吊るし、中心を高さ150cmほどにそろえます。
照明を調整します。

画題表や会紹介ポスターをはり、芳名帳やアルバムをおいて完成!
メンバー皆で力をあわせて、1時間半ほどで会場はこのとおり。 


この会場では16回目となった今回の展示では、分割パネルの配置を
変えてみました。動線や固定ライトの位置が変わって、今までよりも
空間が広く感じられるような気がします。図面ではわからないことが
いろいろあって現場で試してみるのが面白い!毎回新鮮です。


記念に集合写真をパチリ☆(ぼんやり加工を施してあります)
たくさんのメンバーが作業に参加してくださいました。

予定より早く、施設内のレストラン「メルヘン」で懇親会が始まりました。


作品を知っていても、お話する機会がなかったりするメンバーも。
親交をふかめるよい時間ですね♪

のんびりお食事して解散しましたが、受付役の方をふくめ数名が残り
13時半より作品展が始まりました!

会場は、横浜市区民文化センターリリス。


入口に看板が出してあります。奥に進んでいただくと


ギャラリーがあります。今回はギャラリーBをお借りしました。



「第16回 グループ彩雲作品展」
2016年11月15日(火)~20日(日)
10時~17時(最終日は16時まで)

会場:横浜市民文化センターリリス・ギャラリーB
  神奈川県横浜市栄区小菅ヶ谷1-2-1
  (tel)045-896-2000
  
  JR京浜東北線(根岸線) 「本郷台」駅より徒歩3分
  駐車場もあります。

上郷森の家で創作活動をしているグループ彩雲のメンバーが
この一年に描いた日本画・水彩画・パステル画を展示しています。
ご高覧いただければ幸いです。 


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11月四回目の教室 森のなかま展搬出日

2016年11月15日 | 教室風景

11月四回目の教室日は明るい曇り。前日のあたたかさが大気に残り
過ごしやすい一日でした。


いよいよ明日は「第16回グループ彩雲作品展」の初日です。
すでに出品作が完成している方は新作に取り組んでおられます。

お昼休み。
11月1日から始まった上郷森の家本館ロビーでの
「上郷森の家絵画教室なかま展」の搬出作業をしました。

われわれグループ彩雲は14日で会期を終了しました。
ご覧いただきました皆様、ありがとうございました。

このあと引き続きグループ彩人さん(源先生クラス)の展示となります。


午前中Hさんが、午後はAさんとHさんが日本画作品を完成させました。
順次ご紹介してまいりますのでお楽しみに☆
これらの作品は明日からの作品展にも出品されます♪

この日はさすがにばたばたとして散策時間はほとんどとれませんでした。


コナラの葉が色づいてきました。奥のケヤキは赤茶色に。


カラスウリは森の動物たちのごちそうですね☆


あいかわらず賑やかなガビチョウ


あたたかさにさそわれてかコカマキリが教室の近くで見られました。


帰りに本館ロビーへ行くとグループ彩人の皆さんの力作が
美しく展示されていました。会期は11月30日まで、いつでもご覧に
なれますので、お近くにお越しのさいはぜひお立ち寄り下さい。

われわれグループ彩雲は本日、栄区民文化センターで午前中展示作業、
午後から作品展が始まります。



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夕暮れに出会った生き物たち

2016年11月14日 | 散歩

久しぶりのポカポカ陽気で過ごしやすい週末でしたが。。。
明日から始まる作品展の準備におおわらわで、ほとんど一日中
パソコン画面を間近に見ていたので目がショボショボ。

夕暮れになって少し出かけてみました。


やっぱり外はよいですね~♪


田んぼのある風景を見ているとしみじみ。心が落ち着きます。
 

ススキの穂がきらめいて


マリーゴールドはますます金色がかってみえました。

 
眠りにつくウラギンシジミ
もしかしたらこのままここで冬を越すのかも?

 
クロコノマチョウもここで今晩は眠るようです。


キタテハはまだまだ元気。
こんな暖かさが続けばよいのですが今秋のお天気は変わりやすいですね。

今日は作品展の搬出、明日は次の作品展の搬入と大切な作業が続きます。
なんとか大雨になりませんように。。てるてる坊主にお願いしよう!

 


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Hさんのパステル画3点

2016年11月13日 | 教室風景

Hさんのパステル画を3点ご紹介いたします。


「マッターホルンと山麓の村」 パステル画 M10

名峰を望む麓の村の冬。凍てついた空はどこまでも澄み、強い日差し
が雪を輝かせ濃い影を落としています。重ねてすり込まれた色は強く
美しく発色して、壮大な自然の清々しさを余すところなく表現しています。 

近づいてみました。 


しっかりと塗りこまれ滑らかなグラデーションがつくられた鮮烈な空の青。
作品に温かみを添える国旗の赤、一軒一軒違う家の表情も真にせまり
雪景色なのにほのぼのとあたたかい、心地のよい風が流れています。

2点目です。


「光射す白樺の森」 パステル画 F20

白樺がたちならぶ深い森。道は一軒の家へ続き、木漏れ日がその
家を照らす幻想的な光景です。降り注ぐ光は希望の象徴のように、
まっすぐな道は歩んできた道のようにも感じられる夢のある作品です。

近づいてみました。


光の白と白樺の黒みがリズムよく散りばめられ、響き合う様々な色を
引き締めています。白樺に一本も同じ表情はなく深みがあり、光の
表現にも工夫がこらされていて、自然と物語に浸ることができます。

3点目です。


「滝飛沫の前で」 パステル画 F20

どうどうと流れる滝の轟音が聞こえてくるような壮大な光景です。
滝の巨大さを印象付けているのは人。大自然を前にした人の非力さ
を表すと同時に、親子の絆の強さを表しているように感じられます。

近づいてみました。 


滝の莫大な水量と力を表すのに岩壁を厚く塗りこみ様々な白を重ねました。
煙のように立ち上る水飛沫の表現が絶妙で作品の輝きと奥深さをつくって
います。 躍動感がありながら静寂さも感じる、味わいぶかい作品です。

大きな作品を精力的に描かれているHさん。次の作品も楽しみです。
Hさんの過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の"作品集"の
なかのHさんのページに掲載しています。ぜひこちらもご覧下さい。 


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トンボとハチがとまりたがる場所

2016年11月13日 | 散歩

青空が出て風もよわく、伸び伸びと歩けたのは久しぶりのような
気がします。


10月桜が青空に映えていました。

お寺の境内に並ぶお地蔵さまを見ると

赤とんぼがとまっていました。


アキアカネのメスのようです。

あっ!


アシナガバチがアタックしてきてお地蔵様の頭は一瞬ハチのものに。

でもすぐさまトンボが舞い戻ってハチを追い払いました。
程よく温まって見晴らしがよくご利益もありそうな。。彼らにとって
よい場所なのでしょうね。


咲き残るアザミには翅がだいぶ傷んだモンシロチョウ


成虫越冬するというキタテハは傷ひとつありませんでした。


とても鮮やかに見えて、よく会うオオアオイトトンボとは違うように
思えアオイトトンボかな! と期待したのですがやはり
オオアオイトトンボのようです。

昆虫のことをあれやこれや調べる楽しみもそろそろお休みかな。。
だいぶ飛ぶ虫が少なくなりました。 


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11月三回目の教室 エナガさえずる

2016年11月12日 | 教室風景

11月三回目の教室日は午前中に冷たい雨がよく降りました。
近くの体育館から響く子供たちの歓声を聞きながら制作しました。


来週火曜日にいよいよ「第16回グループ彩雲作品展」が始まります。
11月15日(火)~20日(日)、横浜市栄区民文化センターリリス・ギャラリーB
にて10時~17時(初日13時半~、最終日16時)開催予定です。

また14日(月)の12時まで、上郷森の家・本館ロビーにて
「森の家 絵画教室 なかま展」が開催されています。
いつでもご覧になれます。どうぞお近くにお越しの際はお立ち寄りください。 

11月は作品展がふたつ重なっており、芸術の秋まっさかりです♪

午前中、Oさんが日本画作品を完成させました。順次ご紹介してまいります
のでお楽しみに☆作品はリリス展で展示される予定です。


カッパを着て森を歩くと、小鳥たちのさえずりで賑やかでした。


エナガちゃんは可愛いな~!


モズは高い梢にとまって縄張り主張


テンナンショウの仲間の実り
この森はウラシマソウが多いですが、この種をつけた株の花を
覚えていないので確かな名前はわからず。


ガマズミの葉でハエの仲間が雨が上がるのをじっと待っていました。


リンドウの蕾はだいぶ色づいて、今日辺り花開いているかもしれません。

ひと雨ごとに季節が進んで、昆虫達との出会いが少なくなってきました。 


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1週間前のいろどり

2016年11月11日 | 生き物

立冬を過ぎてからぐっと気温が下がりました。
一週間前はまだ暖かくて日差しが暑く感じられたほどだったのに。


川沿いをゆけばまだ赤とんぼが飛んでいて


公園を歩く人々の足取りも軽やか♪

小さなハーブ園では 


オオアオイトトンボがふわり♪


ヤマトシジミは休んでいました。


チャバネセセリに


ホシホウジャクもまだまだ頑張る!


ホトトギスの見頃は続いています。

今日はいちにち雨の予報・・。秋が深まってゆきます。
 

コメント (2)
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散歩道の小さな生き物たち

2016年11月10日 | 生き物

いよいよ風が冷たくなってきました~。青く澄んだ空と日差しがありがたい♪

早歩きの足を思わずとめた近所での出会い。

あ~あ♪


般若の面?
長く飛び出た鼻先、細めの眼。
野生味あふれる顔に似合わず可愛い声で鳴いていました♪


川沿いで会えたのは、ヤマトシジミかな?


季節はずれの暖かさで萌え出た野草によって青々とした道。
急に寒くなって小さな生き物たちも混乱していることでしょう。


クダマキモドキは動けず。

 
ゴミグモはゴミを隠れ蓑にしてまだまだ頑張っています。


虫くい痕だらけのエノキの葉脈に残っていた白い蛹の抜け殻♪

その下、ピンクの点線で囲ったところにアカボシゴマダラの幼虫が!


ご参考までにこれはアカボシゴマダラの成虫夏型

幼虫の姿のまま枯葉のベットの中で来春まで眠るのでしょう。
冬眠するのはいつ頃からかな?時々チェックしてみたいと思います。 

コメント (2)
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Oさんの新作日本画4点

2016年11月09日 | 教室風景

Oさんの風景画1点と花の連作3点を続けてご紹介いたします。


「兼六園」 日本画 F4

秋も深まった名園で松を守るため放射状に縄がおろされた雪づり。
冬支度のととのった木々と紺青の秋空が映る水面の美しい表情を
綿密に描きこみ、清々しく引き締まった空気感まで表現されています。

近づいてみました。

澄んだ空は素早い刷毛さばきで軽やかに、主人公の松は点描で
重厚に。工夫をこらした幅広い筆遣いで様々な質を描きわけました。
重ねた一筆一筆が深みをもたらし見ごたえのある作品となりました。

花の連作三点です。


「花」 日本画 F4




「花」連作2点目です。

「花」 日本画 F4



「花」連作3点目です。

「花」 日本画 F4


岩絵の具を重ね、消えたらまた描きおこす作業を根気強く繰り返して
夜の闇に舞い落ちる桜の幽玄の世界をみごとに表現されました。
画面は重厚で味わい深く、その静けさが心に染み入ります。

丹精して育てた斑入りの牡丹。その眩しいほどの華やぎを、黄金に
見立てた空間において時間をかけ力強く表されました。花びらの
薄さと全体のボリュームが出るまで岩絵の具と胡粉をじっくり重ねました。


夜の桜に昼の牡丹。どちらも華麗で儚げな風情あふれる春の花です。
花々の最も美しい時をとらえ、春の喜びそのものを表したこれらの
作品は組み合わせてひとつの額に入れられました。

心に浮かぶアイディアを次々と形にしてゆくエネルギッシュなOさんの
過去の作品は制作順にHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の
中のOさんのページにされています。ぜひこちらもご覧下さい。




 


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