時々歩く小さな公園。春が来ればアンズの花、おくれて
芝桜が咲くはずなのですが今はまったく静かで
空が広く見えています。
昨年この場所でよく見られたシメがどこかにいないか
しばらく佇んでみました。
がさっ、がさっと勢いよく地面を掘り返していたのはハト。
その近くの笹薮でかすかな音がしたので目をこらすと
長毛のサビ猫が潜んでいました。ハトの隙をうかがっていたようです。
決定的なシーンが見られるかもと長いこと見つめていましたが
狩りを邪魔してしまったよう。その忍耐強さと慎重さに感心しつつ
その場をあとにしてしまったので結果はわかりません。
ビワの花が咲いているのを眺めていると
可愛らしい小鳥のさえずりが聞こえてきました。
イイギリの実をとても小さな鳥がついばんでいます。
よく見るとそれはメジロでした!
今までイイギリの実はこのヒヨドリがついばんでいるところしか
見たことがなく、粒が大きいために他の小鳥は食べられないのだと
ばかり思っていました。
ヒヨドリ以外も食べられるとなると実はあっという間に
なくなってしまいそう。
残る実りが少なく花も咲かず虫もいないこれから、
小鳥たちにとっても厳しい時期ですね。