教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

晩秋の森あるき

2012年12月07日 | 散歩

チッチッチッ・・・
足元の藪から小さなさえずりが聞こえてきます。



アオジに会うことが増えてきました。
ふかふかのお尻がキュートです♪



すこし前に薄暗い林床で会えたクロコノマチョウ
枯葉そっくりで、目を離すとすぐ見失ってしまいます。
成虫越冬ということですが、どこで寒さに耐えるのでしょう?



ひだまりで体を温めていたニホンカナヘビ
もうそろそろ冬眠する時期ですね。



おちていたドングリをひとつ拾うと
早くも新芽が出ていました。



またやってしまった・・・。ひっつきむしが足回りに!
何かを追っていると足元の確認がおろそかになってしまうのです。

いちばん厄介だと感じているのがこちら



チヂミザサです。
秋になると出るこの穂はベッタベタ!綿素材はもちろん
長靴などにもくっついて素手で取ったりすればベタベタ地獄・・。
ガムテープでとるのが一番いいようです。

人間にとってはやや迷惑なこの植物も



このヒメウラナミジャノメの幼虫の食草だと知れば
なくなればよいなどとは思えません。
この蝶は幼虫の姿で越冬するということですが
次に会えるまでの数ヶ月、どんなところにいるのでしょう?


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