教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

ムラサキシキブの仲間4種比較

2015年11月25日 | 自然

花がほとんどない森で、ムラサキシキブの紫色の実が目立つように
なってきました。ムラサキシキブ、ヤブムラサキ、コムラサキ、
南方系のオオムラサキシキブの4種を並べてみました。


ムラサキシキブ
枝の先端に葉が集まっているように見えます。葉の付け根近くが細めです。


ヤブムラサキ
名札がかけてあったのでそれとわかりました。
ムラサキシキブと似ています。葉の付け根近くの形は丸め。
日当たりの悪いところにあった別のヤブムラサキの葉はより緑が濃く、
ごわごわしていて、実も大きく個体差があるのかなと思いました。


コムラサキ
園芸店でよく見られます。


オオムラサキシキブ
数年前の2月末、石垣島の旅で見たもの。
葉も実も驚くほど巨大で迫力があり見た瞬間南国へ来たな~と思いました。

実を拡大してみると


ムラサキシキブ


ヤブムラサキ


コムラサキ


オオムラサキシキブ

横に定規を置けばよいのですよね・・。実の大きい順に並べると
オオムラサキシキブ→ヤブムラサキ→ムラサキシキブ→コムラサキ
の順でしょうか。
ただ、家のコムラサキは園芸店で購入したばかりのときはヤブムラサキ
くらいに実が大きかったのが、数年後の今は仁丹ほどに。
実が大きくなるには栄養状態や日当たりなど条件があるのでしょうね。

番外編

イチモンジカメノコハムシ
近所の公園のムラサキシキブで毎年たくさん発生するのです。
このカップルは5月頃撮影しました。


イチモンジカメノコハムシの幼虫
自分の脱皮殻を背負っているそうで、見れば見るほど奇妙な形!
8月に撮影しましたが、もう青い実が見えますね。
成虫越冬ということですが、今頃どこで眠っているのだろう?

そうだ、ムラサキシキブの花も比べようかな?と思ったけれど
パソコン内のジャングルに埋もれて発見はいつになるやら。
年末も近いことだし?データの整理整頓を少しずつ始めました。

 

 

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