教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

ほの暗い葉陰で

2012年06月22日 | 生き物

森はうっそうとして、ひと月前より
小さな生き物が見つけにくくなりました。
今月見かけた葉陰で佇む生き物を並べてみました。



真っ赤に実ったオニシバリは緑一色の森で
目をひく美しさです。
早春に咲く花は控えめな黄緑色でジンチョウゲに似ています。

木陰を選んで歩いていると



かなり大きな蝶がゆったり飛んでいました。
真後ろから見た姿がおもしろい♪



クロコノマチョウです♪
真横から見ると木の葉そっくり!

上郷森の家周りの薄暗がりで
よく見かける虫トップ5に入るのは



シリアゲです。こちらはメス
おもしろい姿をしていますね~♪



尻尾がくるりと丸まっているのがオス
この長い口吻で虫の体液を吸う肉食系!



暗くて湿った場所に多いアオオサムシ

以前に比べて見かけなくなったような気がします。
昔からこの緑色は美しいな、好きだな~と思っていました。
子供の頃から出会うとなんだか嬉しくなる、この虫も肉食系なんですね。



水辺の葉陰では初めての出会い♪
モンカゲロウという名前のようです。

以上の生き物たちは神奈川県内で出会っているのですが
次の生き物だけは6月初旬の長野旅で出会ったウスバカゲロウの仲間

じゃ~ん!


大きいのです!
モリアオガエルを探すために歩いた池周りで
銀色に光る大きな蛾が飛んだっ!と追いかけたら
初めて見るこのトンボのようなカゲロウのような変わった形。
飛んでいる姿ととまっている姿のギャップに驚きました。
もうちょっと観察したかったのに撮れたのは2枚きり。
どうやらヤマトクロスジヘビトンボという名前のようです。

幼虫はよく釣りのエサにも使われるのだとか・・。
この虫はそんなに数多くいるのでしょうか?
近所にもいたら嬉しい、迫力ある生き物でした。

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