教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

Oさんの新作水彩画(その二)

2011年03月03日 | 教室風景

Oさんの7点ある新作水彩画の
5枚目以降をご紹介いたします。



「披露山より富士山」  水彩画  F6

なんて爽やかなのでしょう!
澄んだ冬の大気を通して美しい富士山が見えています。
手前の逗子マリーナには暗い色をかけて陰にし、
三浦半島の海岸線の細かい描写を省いたことで
主人公の富士山が際立ちました。
広い面積を占める海の色とタッチの使い分けも
絶妙で、広がりのある心地よい作品となりました。




「ポートサイド」  水彩画  F6

近年開発された横浜ベイクォーターなどが隣接し
きらびやかな横浜みなとみらい大橋近く。
その中でこの風景を選ばれたのは
複雑な建造物を描くのが楽しい!ということの他に
中央の結婚式場から幸せな明るい雰囲気が
漂っているためなのかもしれません。
青い空、白い壁面を効果的に美しく見せる
グレーを、手前はセピアを多くし遠くは青味を強く
表現したり、線の強弱などにも工夫をこらした作品です。




「瑞泉寺」  水彩画  F6

花のお寺として有名な鎌倉瑞泉寺。
梅の花が満開になった庭園のこみちは
奥へ奥へ続いています。

梅の花はごく淡いピンクで点描した後
その小さな花をよけて周囲の暗部や
遠景の緑を丁寧に描いたことで
梅園の白く輝く雰囲気を表現されました。
ふわりとした春霞がかかったような
華やかで優しい作品ですね。

枚数を重ねますます表現の幅が広がってきたOさん。
軽やかでありながら情熱的な作品の数々と
その作風の変化を、
HP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の中の
Oさんのページでぜひお確かめ下さい☆



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キジ登場!

2011年03月03日 | 散歩

一瞬晴れ間が見えた正午
買い物に出かけました。
いつもと違う道を通ったら



ミモザ満開のお宅がありました。
甘酸っぱくて春らしい香り♪

少し遠回りして川沿いを歩きました。
少し前までジョウビタキのオスが縄張りにしていた所・・



護岸された川の向こう岸はまばらに木が生えていて
奥には工場があります。
前は地面が見えないほど木があったのですが
今年に入ってどんどん切り倒されてしまいました。

上を見れば



カラスの巣が。
この上にカラスが降り立っていたので
ヒナがいるのかもしれません。

地面に何か枯葉色のものが動きました!



トラツグミ?
にしては大きい!



この長い尾羽は・・



キジです!
工場と住宅街にはさまれた
こんな場所にいるとは驚きです。
野生のキジを初めて撮影することができて嬉しい~♪

よく見ればメス2羽で行動していました。
地面をさかんに掘り返して食事に夢中・・

牛乳一本買うのに1時間かかってしまいましたが
野生の勘が冴えた春の日。
いいことがありました♪


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