お問い合わせから2年以上経過しました
長野市の古民家再生工事が
やっと始まりました
実施設計と予算調整を終えまして
ようやく工事着工です。
先週、工事着工前にお祓いを行いました。
家屋や屋敷地内に手を加える前に
其々に宿っているとされる神霊に
工事に至る事情を奉告し、
工事の安全、生活の安全を祈念します。
こちらは↑ 鎮物(しづめもの)です。
土地に埋納します。
起工に先立ちまして鎮物を捧げて
土地の神霊を丁重にお祭りするのです。
さていよいよ着工です。
設計も大事ですが
やはり最後は現場です。
お施主さんご家族に喜んでもらえるような建物になるよう
頑張って参りたいと思います
その様子はまたブログで
随時お知らせして参りたいと思います!
寒い長野ですからなにはともあれ冬は暖かくしかも省エネ、をテーマにするのでしょうか。
楽しみにしていますので、是非続編をお願いします。
こちらの家のテーマは、まずは育ち盛りのお子さん達が抱えているアレルギーを少しでも軽減できるような家づくりが発端になってます。
基本的には、結露を発生しにくいようにする、
省エネルギーについては、今回は建物の規模が大きいこともありまして、全面改修はご予算的にも厳しく、半分以上が現状のままになってしまいます。よって気密性を確保出来ませんので、省エネルギーに関しては今回は厳しい感じですね。
しかし改修部分については、次世代省エネ基準は最低でも確保して、住宅エコポイントぐらいは頂けるような設計にはしています。
室内の暖かさについては、一応、改修部分は全面、全室床暖房を施しますが、それだけではまだ若干、寒いかもしれません。
この大きな家を、夏向けの部屋(未改修部分)、冬向けの部屋(改修部分)と分けて考えて設計してみたのですが、そう上手くいくかどうかは、完成後、住んでみないとわからない部分もありますので、設計者として長くお施主さんと関わっていけるように頑張って参りたいと思っています!