ブログ記事がリアルタイムではありませんが
順を追って書きます
さて、こちら『Kさんちの別荘改修工事』、
先月下旬よりゆる~く開始しております
本当はこんなゆるゆる開始していてはいけないのですが
設備工事屋さんもお忙しいご様子でなかなか現場入りして下さらず、
そんならKさんと出来る事から始めましょう!という事になりました。
まずはK様と家財道具を移動したり片づけまして、
その後、既設のキッチンの取り外しを行いました。
「そのキッチンとステンレス壁はそのまま使うから!壊さないように~!」
と、ウルサイ見物人のワタクシ。
うちの旦那さんと、K様とで慎重に外してもらいましたデス。
その後は、工事をしないお部屋に埃が入らないように
これまたK様に養生を手伝って頂きました。
(主屋のお座敷。こちらは改修しません)
この建物は以前借家として使われた家でして、
実は私の亡き祖母が数カ月借りていた事のある家でした。
工事に入る前に片付けをしていたら、
な、な、なんと! 私の祖母の物がまだ残っていて
私と私の父に宛てた手紙らしき物が出てきました
見つかった手紙。
これを見て、正直、胸が張り裂けそうになりました。。。
自分のお葬式の事など綴られてました。。。
この手紙を書いたと思われる日から1年後くらいに亡くなってしまった祖母です。
祖母とは認知症の事もあり、悲しい事が沢山あっただけに
この最後の手紙に救われたように想えます。
もしこの借家が別の人の手に渡って別の業者さんが工事に入っていたら、
この手紙は葬られて私の手元には来なかった、と思うと
なんの因果かご縁か。
今、こうしてこの家の改修工事に携わる事になり本当に不思議なものです。
すみません!自分の話になってしまいました。
話を戻します。
さて片付けを終えた次の日は
K様とうちの旦那さんと二人で台所の床を剥ぎました。
綺麗に剥げましたネ。
K様、(そしてうちの旦那さんも)お疲れ様でした!
こういう古い家の改修工事にずっと携わっていますと
ちょっとした修理の度に職人さんを呼ぶと面倒がられてなかなか来てくれない事も多く、
そうなると、なんでもうちの旦那さんが対応する羽目になり
(と言いますか、その方が手っ取り早い)
結局、自前で道具やら材料やらを用意する事になりまして
うちの事務所には道具がどんどん増えていきます
そんな訳で、
大工さんでもあまり持っていない「際切り丸のこ」なるものも実は持ってまして
(技術が無くても道具があれば素人でも出来る事がある)
そのお陰でお施主さんとDIY的な事も出来る訳でもあります。
(そうは言っても、うちの旦那さんの経費はタダではありませんですけどネ。すみません )
古い家の改修工事では
蓋を開けてみないと(解体してみないと)分からない事が多々あるので
工事費を節約できるところは、お施主さんにも手伝ってもらって節約して参りましょう!
で、蓋を開けてみたら
た、大変なものが出てきたのでした (続く)