先週のことですが
松本にある明治期の民家を拝見してきました
旧家の別邸。
それらしい佇まい。
農家の民家とはまた違った素敵な建物でした
こちらの建物は
2011年の松本の地震により、
屋根瓦は崩れ、建物も変形しています。
このままでは、この建物が失われるかもしれない、
ということで
こちらの建物を再生しよう!と決意された建主さん
は、
なんと
20代半ばの青年!
いや~ これは凄いことです。
資金の問題も若干ありますが
(そりゃー20代だもの!)
しかし、お話を伺った感じですと、
全く実現不能と思われるような状況ではないため、
なんとか力になれればいいな、
と思うところです
聞くところによれば
職場の方に紹介してもらった建築士さん(工務店)とは
なんとなく(←ここ結構大事なこと)
合わなくて、
そこはお断りしたのだそう。
私の経験から家づくりにおいて、
知人などから紹介を受けても
なかなか自分の思うような建築会社との出会いは少ないと
思うのですが、
たまたま、紹介された建築関係者の中で
大工さんは建主さんの意向を理解してもらえそうな方だったそうで、
大工さんだけは決めてあるとのことでした。
一方で、
古民家再生と言っても、
資金のことや
設計のこと、
施工のこと、
いろいろ段階を踏んで進めていかないといけないのですが、
たまたま私の大学時代の後輩が
こちらの建主さんのお友達関係にあり
そんなことから
先日、こちらの建物を拝見することになったのですが、
後輩といいましても京都に暮らしていますし、
京都から信州松本の案件の紹介を受けるだけでも
不思議な縁を感じるのですが、
それだけではなく、
建主さんが既に決めてある大工さんが、
なんとっー!
海野宿の我が家をやってもらった大工さんということが判明!
わぉ~
しかも、その旧家についても
私共、全く縁が無いわけでもなかったので
巡り巡って、出会ったこのご縁~!
驚きです!!!
こんなこともあるもんなんですね。
縁とか、運とか、そういうものが
縁とか、運とか、そういうものが
上手く合致したような時に、
事が動く、
そんなものなのかもしれません。
20代青年の古民家再生、
(私共の今までのお施主さんの中では最年少ってことになります)
なんとか実現させたいものですね