さいふうさいブログ

けんちくのこと、日々のこと、いろんなこと。長野県の建築設計事務所 栖風采プランニングのブログです。

久々の現場♪

2010年06月12日 | 現場4~長野市 土蔵住まい改修計画

やっと、やーっと

体調が回復しました☆

ブログをご覧になって下さっている皆さんから

たくさん、お見舞いのコメントやメールを頂きまして、

本当に有難うございました

とても嬉しかったです

  

さてーーー

久々に土蔵再生の現場へ行って参りました。

3週間ぶりの現場なので、

随分と工事が進んでおりました(焦)

  

本当は、断熱工事の様子をUPしようと思ってましたのに、

断熱材どころか、もう、ボードが張り終わる頃でした。

P1090200

2階の天井の様子です。

この天井の裏には、セルローズファイバー185ミリ

しっかり入っています。

既存の垂木の間の空間を通気層にして、

既存の瓦屋根の棟瓦のみ補修することになったので、

棟換気も出来るようにします。

  

実は、この屋根の構成については

随分と悩んだ部分でありまして、

透湿性のある断熱材を入れた場合、

その先には通気層がなければ

寒冷地の場合、内部結露が心配です。

ですが、既存の屋根をそのままという計画だったので、

通気層を設けることができないし、

どうしようかと。

古い土蔵ですから、

現代の建物のような気密性は無いと考え、

垂木の空間だけでも通気層とみなしても

恐らく大丈夫だろう、

そして、

いつか屋根を直すことになるだろうから、

その時に棟換気を付ければいいかな、

と思っていたところ、

その いつか屋根を直すだろう が

今回の工事で直すことに途中でなりまして、

見事、予想的中!

屋根の棟換気が作れることになりました

(断熱材については、まだいろいろ書きたいことが

ありますが、また、改めてUPしようと思います!)

   

さてさて、本日、大工さんは

ボード張りを頑張っておりました!

古材に合わせてボードをカットして

微妙な曲線になるように

ボードヤスリで削って合わせます。

  

古材の梁を現わしにする天井ですので、

こんな感じになります。

(古材の梁と石膏ボード下地の様子↓)

P1090198

既存の古い梁に合わせて、

とても丁寧に石膏ボードを張ってました!

これ、結構大変なのです。

  

(知らなければ、ついつい、ボードが細切れじゃないか

とクレームにする方も、もしかするといるかもしれませんが、

そうではありません!)

  

今回の現場は、なかなか丁寧なボード張りの出来栄え

見えなくなる部分ではありますが、

こうした仕事を見ると嬉しくなります。

(時間は掛っておりますけれども。。。)

  

来週からは、内装の仕上げの色など

決めていかないといけません。

あと1ヶ月程で工事が終わるので

今月は慌ただしくなりそうです

  

現場の帰りには、

お施主さんから二十日大根を頂きました♪

P1090248

聞けば、

6歳のお子さんが作った(植えた)もの

だそうです☆

いただきますー

  

やっと体の調子が良くなってきたので

美味しいものたくさん食べて

体力つけたいと思います!

(k.m)

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コメント (4)
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