京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

実になった

2013-09-22 19:53:45 | 季節のことば
神代植物園で見かけた実、秋なんだなあ!

        
        クサギ:クマツヅラ科日本、中国、台湾、朝鮮原産
        葉や茎を傷つけると臭いので臭木(クサギ)と言われていますが、その匂いは
        ビタミン剤とか、ピーナツバターの匂いとか言われていますので、イヤな匂い
        ではないそうです。花は甘い香りがします。

        
        クサギの花はなぜか好き。でも、東京ではあまり見られない。クサギが咲く場所は
        何箇所か知っているけれど、今年はあまりの猛暑に花の時期に出かけ損なっていた。
        クサギは花の後も萼が残って赤くなるのでまるで花のよう。
        この紺色の実は青い色を染めるのに使われる。大好きなあさぎ色もこの実で染め出す。
        だからクサギが好きなのかもしれない。

              
              これはウバユリ。緑の果実は熟すと茶色に枯れて、縦に三裂開
              して中から薄い種が風に飛ばされていく。

        
        いろんなヒョウタンがぶら下がっています。もう最後に残った実なので、名札もなく…。
        これは鶴首ヒョウタンでしょうか。
              
              
              わ、スネーク(蛇)
              長いのは2メートルにもなるそうです。何に使うのでしょう?

        
        枕ヒョウタンでしょうネ。

              
              これは、いわゆる千成ヒョウタンですね。もう3~4個しか
              なく、茶色くなっています。
              ヒョウタンはウリ科、南アフリカ原産とはおどろきです。

        
        どんぐりがたくさん落ちていました。林の落ち葉の上にポトンポトン、音を
        立てて落ち続けています。ああ、秋の音。
        左の緑の実はムクロジの実、本来は木にぶら下がって黄色くなります。
        先日の台風で青い実が落ちてしまったらしい。2つづつくっ付いて生って
        いるんですねえ
        サポニンを含んでいるので泡が立ちます。熟すと中の種は真っ黒になり、
        羽根つきの羽に使われます。
        右のもしゃもしゃの籠に入っているのはクヌギ。真ん中下のドングりは
        コナラ、中上はモミジバフウの種。

        小さな子がいたら喜んでドングリ拾いをしたことでしょう。