京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

森と海をめぐる食卓の会話

2012-05-16 21:40:51 | 美味しい♪
母のパン教室で作ったパンの名前は「森からのシンフォニー」といいます。

        
        鹿の背という意味を持つトヨ型のレーリュッケン型という型で焼きます。
        大きな溝で切り分けて一個のパンにします。このパン生地の中にはほぐした貝柱が
        入っています(へぇ~)
                
        
        一個分のパンの真ん中の溝に切れ目を入れて、ここにいろいろな具を挟んで食べます。

        
        今回挟んだ具は海老、アボカド、トマト、モッツァレラチーズ、レタスなど。
                
        
        片側がくっついているので具がはみ出てきて…コレだけ挟むとちょっと食べにくい

パン生地の中に貝柱が入っている、海老を挟む、それでなぜ森からのシンフォニーなんだろう。
  海からのシンフォニーじゃないの?
  
        
        というわけで、奮発して美味しい生ハムを買ってきて野菜類と挟んでみた。
        コレが正しい森からのシンフォニーじゃなあい?とOTTOに問いかけると、

        
        OTTOが言うことには…
        美味しい牡蠣や帆立を育てるために森に木を植えたっていう話があるだろう、
        豊かな森の栄養分が海に流れ込んで海の生物を育てる、それなんじゃないの。
        「森の」じゃなくて「森からの」というところに意味があるんだよ。

        なるほど シンフォニーだから森と海の両方が融合して美味しくなるって
        ことかあ。森からの贈り物ってところかな。そんな深い意味合いを込めて
        パンの名前ってつけるのかなあ。

        って、今朝の食卓の意味深~い会話でした。
        
        パンは貝柱とは気がつかないけれど、風味があってやっぱりおいしかった。